世界遺産10ヵ所 合計40ヵ所の名所・寺院を歩いた京都5日間弾丸一人歩きのまとめ

本来なら東京五輪が開催されるはずの2020年7月の4連休。

これに休暇を1日足して、5日間まるまる京都を満喫してきました。

私にとっての本来は、この休みはモロッコや西サハラに行く予定でしたが、それは愚痴になります。

東京がGOTOの対象外となるなど、まだ混乱が治まっているようには見えませんが、けっして旅行は禁止されているわけではなく、専門家の一定のガイドを遵守することで、安全に安心して旅ができることを証明したく、でかけました。

国内旅行は、本当に久しぶりでしたが、京都を行き先に選んで本当によかった。

なんといっても、今の時期、外国人観光客は、いっさい入国していないんです。

その100年に1度あるかないかという絶好のタイミングで、京都という国際観光都市をめぐれたのは、幸運だったとしか言いようがありません。

そんな京都一人旅をまとめてみました。

私自身、修学旅行レベルでしか、京都を訪れた経験がないので、メジャーな場所ばかりです。

それでも、ふんだんに写真を撮ってきましたので、参考になれば幸いです。

京都4泊5日弾丸一人旅 全行程

この旅では、10ヶ所の世界遺産を含む40ヵ所の名所・寺院・旧跡を訪れました。時系列にリンクを貼ってありますので、読みたいところからどうぞ。

全39話の物語です!(^^)!

40ヶ所をカウントした名所・寺院には番号を振ってあります。

まあ5日間で40ヵ所ですから、1日平均8ヵ所。よく回ったと思います。

京都を本格的に歩いたのは、今回が初めてなので、超メジャーな場所から、大原に至るまで、そして錦市場や先斗町までも歩くことができたので、自分としては大満足です。

旅費・ホテル代など

さて、旅費はいくらでしょうか。計算してみました。

用途

利用区間など

費用

飛行機(ANA)

羽田 ⇒ 伊丹(往復)

47,000円
ホテル ドーミーインPREMIUM京都駅前(3泊)
旅館

大原:京の民宿 大原の里(1泊)

9,200円

しめて、合計56,200円です。

楽天トラベルが、飛行機とホテルをセットで販売していたのが大きかったです。

これに、バス代や食事代、それに40ヵ所見学した拝観料が加わりますが、おそらく2万円くらい。

総額8万円ほどの旅だったと思います。

そして、運のいいことに、出発した7/22からがGOTOの対象。

のちほど振り込まれる割引還元を楽しみに待っています。

ちなみに泊まったホテル、全国チェーンの「ドーミーイン」。天然温泉付きのホテルでコスパはかなり高かったと思います。

特に印象に残った観光地

まったくもって私見にすぎませんが、印象に残った場所を3ヶ所ほど。

嵯峨野

渡月橋から天龍寺といった大御所から、祇王寺・二尊院なども回りましたが、時間をかけて、もっと細かく回りたかったです。

祇王寺の苔に覆われた庭、二尊院の嵐山を背にした庭など、じっと眺めていると、時がたつのを忘れてしまいます。

先斗町

京都らしい小路はどこかなと調べて、先斗町にたどり着きました。

陰影のある石畳の小路は、まさに日本の路地そのもの。この界隈で泊まってもみたかったです。

東福寺

紅葉の名所と聞いていましたが、これほどまでとは。

新緑の季節でも、むせるほどのマイナスイオンを感じることができました。

感染症対策は

国際的観光都市の京都なんです。

ホテルも、寺院も、レストランも、私が立寄った場所は、すべて感染症対策バッチリでした。

三密の状況などまったくなく、普段日常生活しているほうが、よっぽど濃厚接触の可能性があったのではないかと思います。

それに私は一人旅なので、口をあけて話しませんから(笑)

でも、二人連れや家族でこられている方々も、バスの中では話さず、寺院においても、できる限りはしゃがないようにマナーもよく守られていました。

マスクをつけて、伏見稲荷を登るのには、文字通り閉口しましたが。

ただ、気の毒に、営業を休止しているお店があまりにも多いのには驚きました。

あの「清水坂」がこれですから・・・

私たち旅人は、観光地が観光で成り立っているからこそ、旅を楽しめるのだということを忘れてはなりません。

まとめ

日本の観光都市代表ともいえる京都。

そんな京都をまったく語れないのは恥ずかしい、などといつも頭の片隅にありました。

今回の旅で、京都が語れるなどと大きな顔するつもりはまったくありませんが、少なくとも、訪れるべきところは訪れ、そして、四条河原町や出町柳など、京都の町の地名と位置関係が身体に刷り込まれたのが、とても嬉しいです。

出発前は、世の中は、旅行に対して完全否定モードでした。

そこにくわえ、京都という町は、よそ者に排他的と聞いている。

不安がなかったといえばウソになりますが、それはまったくの杞憂。

しょせんは、ネットの情報だな、と思いました。

実際に5日間歩いてみて、京都の人の印象も素晴らしい。

哲学の道の小料理屋さんも、嵯峨野の湯どうふ屋さんも、先斗町の洋食屋さんも、みなさん「おおきに」と声をかけてくれました。

寺院の方々からも、しっかりと感染症対策をされ、心のこもったおもてなしをいただきました。

京都は季節によって表情を変えます。

まずは、この記憶が生々しいうちに、紅葉の季節に、ぜひ訪れようと心に決めている自分がいます。