本来なら東京五輪が開催されるはずの2020年7月の4連休。
これに休暇を1日足して、5日間まるまる京都を満喫してきました。
私にとっての本来は、この休みはモロッコや西サハラに行く予定でしたが、それは愚痴になります。
東京がGOTOの対象外となるなど、まだ混乱が治まっているようには見えませんが、けっして旅行は禁止されているわけではなく、専門家の一定のガイドを遵守することで、安全に安心して旅ができることを証明したく、でかけました。
国内旅行は、本当に久しぶりでしたが、京都を行き先に選んで本当によかった。
なんといっても、今の時期、外国人観光客は、いっさい入国していないんです。
その100年に1度あるかないかという絶好のタイミングで、京都という国際観光都市をめぐれたのは、幸運だったとしか言いようがありません。
そんな京都一人旅をまとめてみました。
私自身、修学旅行レベルでしか、京都を訪れた経験がないので、メジャーな場所ばかりです。
それでも、ふんだんに写真を撮ってきましたので、参考になれば幸いです。
京都4泊5日弾丸一人旅 全行程
この旅では、10ヶ所の世界遺産を含む40ヵ所の名所・寺院・旧跡を訪れました。時系列にリンクを貼ってありますので、読みたいところからどうぞ。
全39話の物語です!(^^)!
日付 |
午前 |
午後 |
---|---|---|
7/22(水) | ||
7/23(木) | ||
7/24(金) | ||
7/25(土) | ||
7/26(日) |
40ヶ所をカウントした名所・寺院には番号を振ってあります。
まあ5日間で40ヵ所ですから、1日平均8ヵ所。よく回ったと思います。
京都を本格的に歩いたのは、今回が初めてなので、超メジャーな場所から、大原に至るまで、そして錦市場や先斗町までも歩くことができたので、自分としては大満足です。
旅費・ホテル代など
さて、旅費はいくらでしょうか。計算してみました。
用途 |
利用区間など |
費用 |
---|---|---|
飛行機(ANA) |
羽田 ⇒ 伊丹(往復) |
47,000円 |
ホテル | ドーミーインPREMIUM京都駅前(3泊) | |
旅館 |
大原:京の民宿 大原の里(1泊) |
9,200円 |
しめて、合計56,200円です。
楽天トラベルが、飛行機とホテルをセットで販売していたのが大きかったです。
これに、バス代や食事代、それに40ヵ所見学した拝観料が加わりますが、おそらく2万円くらい。
総額8万円ほどの旅だったと思います。
そして、運のいいことに、出発した7/22からがGOTOの対象。
のちほど振り込まれる割引還元を楽しみに待っています。
ちなみに泊まったホテル、全国チェーンの「ドーミーイン」。天然温泉付きのホテルでコスパはかなり高かったと思います。
特に印象に残った観光地
まったくもって私見にすぎませんが、印象に残った場所を3ヶ所ほど。
嵯峨野
渡月橋から天龍寺といった大御所から、祇王寺・二尊院なども回りましたが、時間をかけて、もっと細かく回りたかったです。
祇王寺の苔に覆われた庭、二尊院の嵐山を背にした庭など、じっと眺めていると、時がたつのを忘れてしまいます。
先斗町
京都らしい小路はどこかなと調べて、先斗町にたどり着きました。
陰影のある石畳の小路は、まさに日本の路地そのもの。この界隈で泊まってもみたかったです。
東福寺
紅葉の名所と聞いていましたが、これほどまでとは。
新緑の季節でも、むせるほどのマイナスイオンを感じることができました。
感染症対策は
国際的観光都市の京都なんです。
ホテルも、寺院も、レストランも、私が立寄った場所は、すべて感染症対策バッチリでした。
三密の状況などまったくなく、普段日常生活しているほうが、よっぽど濃厚接触の可能性があったのではないかと思います。
それに私は一人旅なので、口をあけて話しませんから(笑)
でも、二人連れや家族でこられている方々も、バスの中では話さず、寺院においても、できる限りはしゃがないようにマナーもよく守られていました。
マスクをつけて、伏見稲荷を登るのには、文字通り閉口しましたが。
ただ、気の毒に、営業を休止しているお店があまりにも多いのには驚きました。
あの「清水坂」がこれですから・・・
私たち旅人は、観光地が観光で成り立っているからこそ、旅を楽しめるのだということを忘れてはなりません。
まとめ
日本の観光都市代表ともいえる京都。
そんな京都をまったく語れないのは恥ずかしい、などといつも頭の片隅にありました。
今回の旅で、京都が語れるなどと大きな顔するつもりはまったくありませんが、少なくとも、訪れるべきところは訪れ、そして、四条河原町や出町柳など、京都の町の地名と位置関係が身体に刷り込まれたのが、とても嬉しいです。
出発前は、世の中は、旅行に対して完全否定モードでした。
そこにくわえ、京都という町は、よそ者に排他的と聞いている。
不安がなかったといえばウソになりますが、それはまったくの杞憂。
しょせんは、ネットの情報だな、と思いました。
実際に5日間歩いてみて、京都の人の印象も素晴らしい。
哲学の道の小料理屋さんも、嵯峨野の湯どうふ屋さんも、先斗町の洋食屋さんも、みなさん「おおきに」と声をかけてくれました。
寺院の方々からも、しっかりと感染症対策をされ、心のこもったおもてなしをいただきました。
京都は季節によって表情を変えます。
まずは、この記憶が生々しいうちに、紅葉の季節に、ぜひ訪れようと心に決めている自分がいます。