エアロK&エアプサンで行く2025年GW4泊5日韓国ひとり旅 旅費などのまとめ

当初、どこに行くつもりもなかった2025年のゴールデンウイーク。

日並びが悪く4連休だったということもある。

さらに、珍しく4月に2日間の休暇がとれそうだったので、5月は春眠でもむさぼろうかと思っていたら、休暇直前に臨時の仕事が入ってオシャカ。

急遽、GWに旅に出ようと戦略を変えたものの、GWまで2週間となってしまっているから、どの方面も航空券はすっ高値。

最も安かったのが韓国だった。

でも、実はいくつか候補があって色々悩んだ。そうとう悩んだ。

結局生成AIに聞いてみた。

すると、私のブログを読み込んでいるAIは、

「seiさんの旅スタイルには、仁川から釜山へ南下する旅がぴったり。韓国の地方都市を歩く楽しみと、移動する楽しみが同時に味わえ、その組み合わせは無数です。なんなら経由地や宿泊地の候補地選び、お手伝いしますよ。」との回答。

生成AIの能力には舌を巻く。

  • 仁川→天安→益山→全州→釜山
  • 仁川→公州→井邑→南原→釜山

など、いろんなルートと宿泊地の組み合わせが示され、そのどれもがすこぶる妥当なスケジュール。

広告戦略や、リベートなどに全く左右されないAIは、真の旅のプランナーだ。

そんな、生成AIまかせの朝鮮半島縦断旅をまとめてみました^ ^

 

ちなみに、仁川と釜山の位置関係はこんな感じです。

直線距離で、約350km。

直行するならKTX(韓国新幹線)なら4時間半、高速バスなら8時間くらいの道のりです。

しかし地図を眺めて思う。

このまま38度線を超えて北上し、鴨緑江を渡れる日なんてくるだろうか。

2025年GW 4泊5日朝鮮半島縦断弾丸一人旅 全行程

生成AIに作ってもらったルートに、私がスケジュールを加えました。

2025年のGWは4日間。

4日間というのは、朝鮮半島の南半分を南下するのに、ちょうどいい期間だった。

そして、無数に浮かんでくるルート。

さっきも書いたけど、訪問地や、旅程の区分けパターンはいろいろ考えられるので、私のような移動と街歩きを繰り返す旅を手近に楽しみたいなら、朝鮮半島の縦断はほんとにおすすめだ。

なんといっても、バス旅の異郷感を感じとれる、「深夜特急」の真似事をしてる自分が嬉しかった。

なんたって、バスターミナルはハングルの渦。

もうこれは、銀河鉄道999で旅してる気分ですよ^ ^

でも、主要なバスターミナルには、ちゃんと日本語変換のある自動発券機があるのでご安心を。

異なるLCCでの往復 エアロK&エアプサン

  航空会社 便名 フライト
往き(5/2金) エアロK RF327 成田21:55 ⇒ ソウル仁川0:25
帰り(5/6火) エアプサン BX112 釜山7:50 ⇒ 成田10:00

韓国往復のフライトチケットが6.6万円なんて、高い気がするけど、GWの2週間前に確保したとなれば別。

コロナ明け、まだまだターキッシュやカタールなどの欧州便は相変わらずとんでもなく高いが、香港や上海、そして韓国はだいぶ値がこなれてきたという感じ。

往きは「エアロK」。2017年設立の最新のLCC。

ジェンダーレスの制服や、CA採用の際タトゥを認めるなど、多様性を前面に出した航空会社。

さすがに乗務の際はタトゥは隠すんだろうけど。

 

そして、帰りは「エアプサン」。

こちらは2007年設立の老舗。アシアナ航空が親会社のLCC。

おかげで成田のターミナルはT1。T3から数百メートルも歩く手間が省けました。

旅費・ホテル代など

さて、旅費はいくらでしょうか。計算してみました。(2025年5月のレートで計算)

用途

利用区間など

費用
飛行機 成田 ⇒ 仁川 釜山 ⇒ 成田 66,000円
ホテル 公州 モーテル「スー」 3,000円
ホテル 晋州 モーテル「スーパーロケット」 3,000円
ホテル 釜山「Avani Central Busan Hotel」 12,000円
バス&列車 仁川⇒釜山 バス4回、KTX1回 7,500円

しめて、合計91,500円です。

いつもながら、トータル10万円でおさまる旅は気持ちがいい。

5日で割れば1日あたり2万円の道楽。

1日2万円の道楽なんて、世間にはいっぱいある。

 

ところで食事だけど、ウオンが対円で安定しているせいか、香港や上海などと比べると安く感じました。

たとえば、このビビンバ定食が10,000ウオン。

この、アナゴ定食がビール込みで30,000ウオン。

キムチが食べ放題並みに並べられるので、お得感があるせいかな(^^)

韓国旅便利グッズ

今さらな話だけど、韓国旅に欠かせないのがNAVERアプリ。

韓国ではGoogleマップが役に立たないので、その代わり。

市内バスも郊外バスもちゃんと拾うので、ほんとに使い勝手がいい。

 

それとワウパスね。市内バスや地下鉄はこれがあれば小銭要らず。

私の場合は乗り物にしか使わないから、ワウパスというよりTマネーカードを使っているというのが正しい表現だね。

まとめ

繰り返すけど、韓国の街文化を楽しみながらの朝鮮半島の旅は、歩く価値のある街は多いし、交通機関も充実してるので、パターンを変えて何回でも楽しめる。

そして、5月の韓国は、涼しくとてもさわやか。緯度的には日本の北陸あたりなのだから当然なのかもしれない。

加えて、日が長い。20時くらいまで明るいので、行動範囲が広がる。

これも、日本と同じ標準時を使用しているので、長崎よりも西に位置する韓国の日の入りが長いのも当たり前だ。

 

ところで、旅から帰って1ヶ月後、韓国では大統領選が行われ、「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏が、第21代目の大統領に選任された。

韓国では、大統領の任期は1期5年。

5年で必ず交代するので、任期の後半では、足の引っ張り合い・・・

もちろん、これだけが要因ではないだろうけど、韓国の代々の大統領が無残な最後をとげているというのも、無関係ではないと思う。

そして「共に民主党」だから、おそらく反日路線だろう・・・

でも、旅人には、そんなの関係ないんですよ。

ハングル文字だらけの街を歩くのが本当に楽しかった。

異郷感あり、食事は美味しい、気候もちょうどいい。

そして、今回の旅でも出会った韓国人は私に親切にしてくれた。

いつの時代であろうと、人と人は睨み合うことがあっても、民族と民族は歪み合うことがないと信じて、知らない土地の旅を続けたい。