さて、「下鴨神社」「河合神社」と急ぎ見て、無事に京都旅終了です。
数えてみれば、初日の「平安神宮」にはじまり、さきほどの「河合神社」に至るまで、総計39ヶ所の寺院・名所・旧跡を見学しました。
時計を見れば、15時前。
もう一ヶ所みれば、キリのいい40ヶ所になるなと考え、ちょうど「公開中」という看板を掲げていた「旧三井家下鴨別邸」を見学することにしました。
「旧三井家下鴨別邸」三井財閥10代目三井高棟が設計した純和風建築
思いがけずも立寄ることになった邸宅ですが、重要文化財に指定されています。
ちょうど出てきた人に「撮影できますか?」と聞くと、「大丈夫みたいですよ。」の回答だったので、入ることにしたんです(笑)
だって、写真撮れなかったら、つまらないじゃないですか。
「旧三井家下鴨別邸」は、大正時代に造営された邸宅。
2016年より一般公開がはじまりました。
中に入ると、いきなり庭園が広がります。
今日は、午前中の「詩仙堂」から、ずっと歩きっぱなしなので、しばし縁側に座って、身体を休めます。
現在の下鴨別邸は、三階建てになっていますが、通常は二階ともども非公開。
三階の望楼からは、大文字山の風景がのぞめるそうです。
空き巣に入った気分で、部屋の間取りを観察。
では、庭園におりてみましょう。
中央にそびえる大木の妙な威圧感。
ふたたび降りだした大粒の雨が、池をたたきます。
たしかに三階建てになっています。
こんな家で、晴耕雨読な生活ができたら、最高でしょうね。
雨の似合う、和風建築「旧三井家下鴨別邸」でした。
リムジンバスで伊丹空港へ
さて、本当に旅は終わりです。
河合橋を渡って出町柳駅のコインロッカーから荷物を出して、バスで京都駅へ。
たたきつけるような雨になっています。
烏丸口から八条口に抜けて、いましも出発準備中のバスをつかまえました。
伊丹空港に到着。
欠航してる便も多いみたい。
伊丹空港でのひととき
時間があったので、展望デッキに上がってみました。
滑走路のすぐ先が住宅街って、伊丹空港すごいですね。
では、娘たちへのお土産を仕入れましょう。
娘のリクエストは、「チョコ入りの八つ橋」。
伊丹空港まで来ちゃうとありませんでした。4種類の詰め合わせで許してもらいます。
ANAラウンジから眺める飛行機の機体に次の旅への思いを馳せる
ANAラウンジでビールをいただきながら、今回の京都旅を回想します。
5日間の国内旅も久しぶりだけど、ここまで寺院をめぐりにめぐったのは初めてでした。
ANAとJALの競演。
もう次の旅のことを考えています。
国内旅もいいけど、次に外国にいけるのは、いつだろうか・・
それにしても、航空関係者の方の、この半年は、まさに寝耳に水のような出来事だったことでしょう。
ふと思うんだけど、ここ数ヶ月間の全世界の人類としての対応は、ほんとに正解だったのかな。
学識もない一素人の感想だけど。
まるで宇宙人が来たかのような騒ぎに思えてならない。
ボーディングがはじまりました。往きほどではないものの、やはりすいている航空機。
夕暮れの伊丹空港滑走路へ。
そしてフワッと舞い上がる機体。
美しい大阪湾の夜景を眺めながら、京都旅にお別れ。
わずか40分で東京湾の夜景。これにて、5日間の京都旅、無事に終了です。
最後までお読みいただきありがとうございました。