さて、旧市街韓屋村が有名で「地球の歩き方」でも大きく紹介されている全州。
今回のGW韓国旅で、唯一、いわゆる日本人にも名の知れてる観光地に立ち寄ります。
まあ、2時間ぐらい歩ければいいかな、韓屋村の全景がおがめるカフェで休憩でもできればいいかな、なんて考えていたところ、今夜の宿泊地「晋州」へのバスチケット確保に難渋し、また全州の街全体が連休中の観光渋滞とあって、結果的に15分しか滞在できなかったという話です(^ ^)
全州で食べる冷麺
ただ、全州の街に着いたばかりは、前述の2つの誤算は顕在化してなかったので、腹ごしらえにバスターミナルの前にあった食堂に入りました。
公州の街ではビビンバ定食を食べましたが、全州こそがビビンバの本場。
でも、この冷麺がたまらなくおいしく見えて、店に入ります。
気温が上がって、少し暑くなってきたからかも知れない。
久しぶりに食べる韓国の冷麺。平壌仕様かな。
最初、大根のかたまりが浮いてるのかと思ったけど、なんと氷。
氷を浮かべるバージョンがあるんだ・・・
といっても、韓国で冷麺を食べるのは、まだ2回目^ ^
でも、この腰の強い麺は、まさに韓国の冷麺。
美味しすぎて、あっさりと平らげてしまいました。
そして、おもむろに目の前のバスターミナルへ。
なんと、晋州行きは15時台からあとは全部売り切れ。
かろうじて、14時発を手に入れたところ。
そして、現在時刻は11:42。
2時間20分しかないやん・・・これで韓屋村の観光ができるのかな
冷麺食べてる場合ではなかったw
大渋滞だった全州韓屋村への道
ここは、時間を買おうとUberを呼ぶも、満車状態で、待っても来ない。
仕方なくバスで韓屋村に向かいます。
ところが、このバスが、韓屋村の手前で、まったく動かなくなる。
韓国もゴールデンウイークであったことを、あらためて悟った観光地渋滞。
バスを途中下車して、徒歩で韓屋村に向かうことに。
滞在15分の全州韓屋村 弾丸観光
この時点で、すでに13時をすぎてます。
バスターミナルに戻るプロセスまで考慮すると、韓屋村での滞在時間は15分。
全景が見渡せるスポットなどには行けそうもないですが、とにかく路地という路地をのぞいて歩こう。
思わぬ弾丸観光になってしまった。
そもそも全州韓屋村とは、朝鮮王朝時代の家屋が残されている旧市街のこと。
その旧市街も周囲のビル群に押されるように、最近は保護され、古民家のようにリフォームされ、観光地化されたのが全州韓屋村です。
だからストリートには観光客向けのお店がいっぱい。
歩いているのは韓国人の観光客。
日本もGWなので、日本人観光客いるかな、と思ったけど、視界には入らない。
これは、何屋さんかな? でも、さっきの冷麺は美味しかったね。
あまり予備知識をもたずに来てしまったけど、通りの向こうには小高い丘がある。
全州の南側は山地に囲まれていて、準盆地のような地形になってました。
あてもなく歩いてるけど、ときおり、おや、と思わせる建物や路地もあります。
日本人の私からすると、瓦屋根は親近感がわきますね。
宿泊施設なんかも併設されてるのかな。
それにしても、こんな韓国随一の観光地であるにもかかわらず、英語も漢字もないから、なんて書いてあるのか、想像もつかないw
ところで、韓国伝統衣装をレンタルしてこの街を歩くのが、流行りみたいです。
だから、路地には韓服で着飾った観光客もちらほら。
女性だけかと思ったら、男性も着るみたいです。
韓服にもいろいろあって、これなんかは裾の広がりが大きい方が女性用とわかるけど、
なんだろ? 男性用の韓服もスカートに見えなくもない。
おっと、これは完全にスカートでしょ。
男性がスカート仕様の韓服を着るのか? これはそういう風習?
それともLGBTの尊重?
でも、私はごめんこうむりたい^ ^
そんな観察をしてたら、たちまち15分が過ぎました。
慶長の役で焼け落ちた慶基殿など見れなかったけど、再訪の楽しみが増えたということにしておこう。
15分で全州韓屋村を去る観光客はいないだろうな(^ ^)