世界遺産「東寺」への往復。4㎞ほどの朝の散歩で、すっかり汗をかきました。
ホテル最上階の温泉で汗を流すうち、本日は、寺院めぐりよりも、京都の町の散歩をメインにするかという気持ちになります。
京都の町の散歩といえば、鴨川沿いの遊歩道ということになるんでしょうが、街並みや京都らしい繁華街を歩きたいとなれば、「錦市場」「木屋町」「先斗町」という名前があがります。
「錦市場」であれば、地下鉄四条駅からすぐ。四条駅は京都から2つ目の駅です。
そして「木屋町」や「先斗町」は、「錦市場」からすぐです。
時刻は、ただいま午前11時。
では、さっそく行ってみましょう。
初めて乗る京都の地下鉄烏丸線
京都の地下鉄は南北に伸びる「烏丸線」と、東西に伸びる「東西線」の2つ。
京都駅を通っているのは烏丸線で、これで北に行くと烏丸通りの地下を通って、五山の送り火が催される国際会館近くまで通じています。
京都の地下鉄に乗るのは初めてです。
国際会館行きの電車が、待つこともなく、すぐにやってきました。
休日の日中の混み具合。三密を気にする必要もなさそうです。
2つ目の四条駅。
地下鉄四条駅は、阪急電車の烏丸駅と交差しています。
そして、四条通の下を地下道が祇園方面につながっています。
京都の中心から四条通、祇園へは、こうやって行くのかと、点と点がつながった気がします。
16番あたりで地上に出れば、「錦市場」付近のようですね。
地上に出て、高倉通りという道を歩きます。
地下道は冷房が効いていたので、さすがに少し暑いです。
錦市場にたどりつく道中も、いろんな美味しそうなお店がひしめいています。
ここからが「錦市場」となる錦小路通りのようです。
目移りする京の台所「錦市場」
「錦市場」のアーケードの前に立ちます。
390mに渡って120以上のお店が連なる「錦市場」の出発地点です。
アーケードの中に入ってみると、感染症の影響で、半分のお店は閉じていましたが、雰囲気満点です。
すべてのお店が開いて、外国人観光客も多数いる時期に来たら、どんな感じなんだろう。
世界一辛い七味唐辛子?
名物のようですね。
京都といえば、とうふですね。一昨日の「とうふ丼」も、昨日の「湯どうふ」も美味しかった。
京都のたこやきは、形が違うようです。
京都の漬物。
スイーツも。
ちょうど昼時なので、どこかでランチと考えてるんですが、なかなかすっと入れない。
目移りしちゃって、何が食べたいのか、わからなくなってしまう(笑)
こちらは傘やさん。本日は、ちょうど雨模様です。でもアーケードの下は濡れなくていいですね。
錦市場は、何本もの小路を横切ります。
どこかで食べてしまいたかったけど、ブラブラ散歩するだけでも楽しい「錦市場」。
学問の神様・菅原道真を祀る「錦天満宮」
錦小路通りの西の終点に位置するのが「錦天満宮」。
名水「錦の水」が湧く、錦市場の鎮守社。
学生さんもお参りに来る、学問の神様・菅原道真を祀る「錦天満宮」。
なかなか楽しい「錦市場」でした。
新京極通りに折れたところでお化け屋敷が。
四条通にでました。
今度は、「木屋町通り」を目指します。鴨川に向かって、東に歩きます。
自分は、四条通を西へ四条河原町へ向かって歩いている。
その先には、「木屋町」や「先斗町」があり、その先には鴨川。
鴨川を渡れば、八坂神社や祇園に出る。
知らない街の街歩きって、こうして、頭の中の断片的な知識がつながり、自分の「体験マップ」として脳に刷り込まれる感じがいいんです。
四条通と河原町通りが交わる交差点ですね。
さらに東へ。前方には鴨川の雰囲気が。
高瀬川に沿う落ちついた町並み「木屋町」
木屋町通りに出ました。
名前しか知らなかった京都の名所に初見参。
澄んだ流れ、高瀬川。
高瀬川に沿って、いろんなタイプの飲食店が並んでいます。
こんなお店も。さしずめバルの日本版といったとこでしょうか。
柳が優雅に揺れます。
冬の寒々とした光景も似合いそうだ。
寺田屋事件につながるゆかりの地のようです。
「京野菜とお酒」なんて、最高の組み合わせだね。
歩いてて、とても楽しい「木屋町」。
ハイビスカス食堂って、沖縄料理ってこと?
町を歩く楽しさを思い出させてくれた「錦市場」と「木屋町」でした。