【京都一人旅 #21】松尾芭蕉が「嵯峨日記」を記した「落柿舎」で嵐山めぐり終了

嵐山めぐりの最後は、「二尊院」から嵐山駅に帰る途中にあった「落柿舎」にしました。

本日は早朝から、「渡月橋」「天龍寺」「竹林の小径」「御髪神社」「野宮神社」「清涼寺」「大覚寺」「直指庵」「仁和寺」「龍安寺」「金閣寺」「広隆寺」「祇王寺」「二尊院」と14ヵ所も回ったので、半分は自転車といえどもさすがに疲れました。

でも、日本の旅の楽しさを、思い出しはじめた1日になったかもしれません。

 

「二尊院」から「落柿舎」へ向かう道中は、水田が広がります。

松尾芭蕉が「嵯峨日記」を記した草庵「落柿舎」

ここは、お寺ではなく草庵です。

えーと、お金を払いたいんだけど、受付者がいない・・・

ぱっと見ると、どこかの農家のようにしか見えませんが・・

 

立派な草葺の屋根です。

松尾芭蕉が、ここで「嵯峨日記」を書き下ろしたそうですが、中に入ってみたい。

お寺もいいけど、こういう民家もいいですね。余生はこういうところで暮らしたい、そう思わせる草庵です。

柿の実が一夜のうちに落ちつくしたというのが「落柿舎」の名前の由来。

こんなところで、本など読んだら、さぞ集中できそう。

さて17時になりました。

今度は、自転車の返却時間が迫ります。嵐山駅へ急ぎましょう。

賑わいをみせていた「らんでん」嵐山駅

レンタサイクル返却場所には、係りの人がおらず、勝手に置いていいとの張り紙がありました。

さすが日本。

そして、夕方になって、「らんでん」の嵐山駅は賑わいを見せてました。

ここ嵐山には3つの駅があり、今朝来るときは「阪急電車」の嵐山駅を使いました。

帰りは「らんでん」で四条大宮駅まで行きます。四条大宮駅から、京都駅前のホテルまでは2kmほど、バスで行ってもいいし地下鉄を使ってもいいでしょう。

「四条大宮」と聞いて、だいたいの場所が頭に思い浮かぶようになったのが、なにより嬉しいです。

可愛らしい「らんでん」の電車。

頻繁に運転されているようです。

嵐山駅のホームで利用できる「足湯」

ところで、嵐山駅には、ホームに「足湯」があります。

そして、レンタサイクル利用者には、特典としてチケットがついてます。私ももらいました。

ソーシャルディスタンスで8名まで。

それはいいんですが、女性の方々がいらっしゃったので遠慮させていただきました(笑)

「らんでん」で四条大宮へ

すいていて快適な「らんでん」。終点の四条大宮に到着。

ここ、四条大宮なら、祇園までもすぐ。

祇園や四条通りなどと、嵐山を結ぶ中継点なんですね。だんだん、京都がわかってきました。

さて、バスで帰るとしましょう。

烏丸口に戻ってきました。

1日中歩き回って、さすがに疲れましたね。

京都一人旅2日目の本日も、ホテルに帰ってお風呂はいったら、爆睡かな(笑)

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