さて、定番の京都の早朝散歩と行きますか。
いわずと知れたことですが、京都の寺院は朝早くから開門しているところがあり、人ごみを避けたいならば早朝の散策はマスト。
清水寺や平安神宮は、午前6時。北野天満宮は6時半から。
東寺にいたっては、なんと午前5時。西本願寺も5時半には開門します。
それに、なんといっても京都は条例で「歩きタバコ」が禁止。
私は、生涯タバコを吸ったことがないので、愛煙家の方の気持ちはわかりませんが、少なくとも私の周りで、早朝のきれいな空気を汚してもらいたくない。
早朝なら、走っているクルマの数も少なく、ほんとにピュアな空気に包まれるんです。
これは、2年前に訪れた西本願寺。午前6時前で、渡り廊下を独り占めです(^^)
石塀小路の宿「寿栄屋」で一夜を過ごした私は、午前5時半に起床。
そして、定番中の定番、清水寺を散歩するために、午前6時に宿を出ました。
誰もいない夜明け前の「二年坂」&「三年坂」
露出を調整していますが、12月4日の京都は夜明けが6時40分。
実は、まだ真っ暗です。
しかし、雰囲気ある。
この光景を見るだけでも、早起きの価値あり。
おや? 撮影会かな。
あまりにも素敵だったので、撮らせていただきました(^^)
風がまったくないので、さわやかさを感じる冬の冷気。
静まり返ってますが、宿の女将さんたちは、いまごろ朝食の支度で慌ただしいことでしょう。
二年坂から三年坂にかけてを早朝に歩くのは初めてですが、こんなに人がいないとは思わなかった。
あらためて思うな。京都の町並みは美しいよ。
誰もいない三年坂。
夜も少しづつ明けてきました。
早朝の清水寺で新鮮な空気を思い切り吸う
清水坂まで来ると、さすがに早起き組の観光客が。早朝ツアーみたいですね。
清水寺の夜間特別拝観ライトアップは11月で終了しています。
高台寺のほうが、2週間も長い。
高台寺は、プロジェクションマッピングで金をかけているので、回収したいのかな。
そんなうがった考えが頭をよぎってしまった(^^)
それにしても、高台で吸い込む空気がどこまでも新鮮。
人ごみの清水寺も悪くはないですが、ピュアな空気に包まれた清水寺は、見晴らしが良いだけに高揚感さえわいてきます。
意外と紅葉が残っているものですね。
さて、阿弥陀堂へ。
定番のこの眺め。
紅葉も残ってるし、何度眺めても素敵です。
ちなみに、こちらは夜間特別拝観のライトアップされた清水寺。
とんでもない混雑でした(^^)
早朝の京都タワーもくっきりと。
京都は、世界に誇れる観光都市だということを、あらためて感じる。
中国から入ってきた文化とはいえ、石垣のかたちといい、屋根のカーブといい、日本オリジナルだよね。
雪の季節にも来たかったりする。
ていうか、週末に雪降ったら、すぐ飛んでくるつもり。
とにかく空気の美味しかった清水寺にさようなら。
観光客が現れる清水坂&まだ眠ってる三年坂・二年坂
7時を回って、すっかり夜が明けてます。
高曇りで風もなく、ほんとに気持ちのいい散歩。
観光客増えてきましたね。
お店もあける準備。
清水坂から三年坂のほうに折れると、急に人がいなくなる。
みんな市街のほうから来るんだね。
三年坂も二年坂も、まだ寝静まっています。
こんな路地の早朝散歩を楽しめるなんて、やっぱり京都の人がうらやましいわ。
ほんとに、一回住んでみたいね。
維新の道もさわやかそのもの。
雲も晴れてきて、本日の行動を祝福してくれてるようです。
では、宿に戻って、京都の日常料理「おばんさい」をいただきましょう。