【ドバイ ⇒ ジェッダ】エミレーツ航空2階建てA380-800機ビジネスクラス搭乗記【サウジアラビア旅行記 #1】

ふだんなら、ゲートでフライトを待つときの心境というのは、これから赴く国へ浮き立つ気持ちでいっぱい。

ましてや、行き先が積年の思いであるサウジアラビアともなれば、期待だけでなく、入国審査や空港から町へのアクセスなど、様々な不安要素が絡んで、期待と不安が入り混じるエクスタシー。

ところが今回のフライトは、19万円自腹切って手に入れたビジネスクラスの旅程後半のチケットなのだから、そのエクスタシーを相殺してしまっている。

  航空会社 便名 シート フライト
8/2(水) エミレーツ EK345 8K クアラルンプール10:15 ⇒ ドバイ13:10
8/2(水) エミレーツ EK803 7K ドバイ15:40 ⇒ ジェッダ18:00

こういうの気持ちの相殺というのだろうか(^ ^)

サウジアラビアへの旅の最終コースを前に、心臓がバクバク・・・大袈裟なw

動画はこちらです。

エミレーツ航空ゲート前でのひととき

とにかく今までの旅歴において、初めて感じる種類の刺激だった。

そして、これから乗る機が目の前に停留。

動揺しているので、実は初めて乗る機材であることの理解に至らず。

つまり、2階建のA380-800機であることに気づかず・・・w

そして、そのままビジネスクラスの優先搭乗がはじまって、ちょっとした違和感。

ビジネスなのに客の数が多い・・・

ほんとに、みんなビジネスだよね・・?

エコノミー並みに行列ができているのはなぜ?

半信半疑ながら、なにかの儀式に参加する気分で、おそらくサウジ国民であろう搭乗客の後ろをついていきます。

私も上から下まで白装束なので、勝手に溶け込んでるつもり。

エミレーツA380-800 2階建てビジネスクラスに搭乗

まず、これから乗り込むエミレーツ機に敬礼。

そして、CAさんに誘導された機内には、なんと階段が・・・

正直、先を歩く客が階段を登りはじめたときはびっくりした。

ドバイ⇒ジェッダ便は、なんと2階建のA380機だったんだ。

たしかに、エミレーツ航空は、A380機を多く所有しているというのは聞いていた。

 

でも、ほんとに、私も2階でいいの・・・?

もしかして、ファーストクラスの客だけなんじゃ・・・

そんなことはなかった。

間違いなく、私の席7K。ビジネスクラスの席が設えてありました。

クアラルンプールからドバイまで乗ってきた777-300ER機は2席づつ並んだシートだったけど、こちらは完全独立です。

しかも、2階部分はファーストクラスとビジネスクラスだけで占められてるから、数えてみるとビジネスのシートは76もあった。

お客が多いわけだw

出典:エミレーツ航空公式HPより

 

さて、事前に指定していた通り、私の席はビジネスの最前列7K。窓際は基本です。

とにかく世界でもっとも大きい飛行機。シートに座ってみよう。

もう一度確認。7Kだよね。一生忘れられないシートナンバー。

当たり前だけど、足を組んでもゆったり。

そして、180度フルフラットシートです。

驚いたのが、シートの脇にある小物入れ。

私の一眼レフ入りのカメラバッグにポーチがすっぽりと入ってしまった。

さすが、世界一大きな飛行機。

グッと足を伸ばしてみるこの気持ちよさ。

おっと、前回の台湾旅行で、大怪我を負った足の傷がまだ残ってるわww

2階建なのに、天井が低いとか、そんな感じを全然うけない。

クアラルンプール便ではなくてジェッダ便に採用しているところをみると、利用客はサウジアラビアの方が圧倒的に多いのでしょう。

ウエルカムドリンクではじまるジェッダ行きフライト

優しいCAさんが運んできてくれたウエルカムドリンク。

先入観を持ってるからかもしれないけど、エミレーツさんのおもてなしはANAさんにも負けてないね。ほんとにありがとう(^ ^)

ところで、座席の脇にミネラルウオーターにジンジャエールが置かれてる。

こんなのも初めてだ。

ではエミレーツさん、素晴らしいフライトをよろしく。

紅海沿岸の街ジェッダまで1,700kmの旅。この機体なら、17,000kmでもいいw

機内安全ビデオも独特。

機体が動き出しました。

2階席からだと、やっぱり高く感じる。

ジェッダ時間に合わせてあるので、定刻通り。ジェッダ到着は18時。

特徴あるドバイ国際空港の模様を見ながら滑走路へ。

あちらもA380機だね。どこへ行く便だろう?

正面から見てもカッコいいA380機。

総重量560トン。よくこんな巨大な物体が空に浮かぶものだ・・・

人類の叡智とは、ほんとに素晴らしいよ。

こちらは、小ぶりで可愛いフライドバイ。

4年前にヘルシンキ⇒ドバイで乗ったことが懐かしい。

さて、アラビア半島を横断しますよ。

機体が浮き上がって、もやに煙るドバイの街を見下ろします。

ブルジュハリファは見えない、残念。

そのかわり・・・沖合に・・・なんだあれは?

なんか、またリゾート地作ってるみたいだね。

すごいねドバイ。オイルマネーに脱帽。

ジェッダまで2時間。

このフライトマップみると、「ジョジョの奇妙な冒険18巻」でセスナに乗ったジョースター一行が墜落したシーンを思い出すなぁ。

ジョジョ信者の不謹慎なたわごとでしたw

サウジアラビア料理「チキンカブサ」の食事

機がアラブ首長国連邦からサウジアラビア領土内に入る頃、ノンアル食前酒の提供です。

サウジアラビアへ向かう便、当たり前だけど、お酒はなし。

スパークリングアップルをいただきましょう。

ていねいに注いでくれるCAさん。ほんとに素敵だ。

美味しいスパークリングアップル。

日常でも、こんなおもてなしを受けることのない庶民。

飛行機の上で、こんな接遇を受ければ有天頂^ ^

さて、メニューを広げると、

さきほどのノンアル食前酒のソフトドリンクが並び、

2階室後方にはラウンジがあるみたい。あとで寄ってみましょう。

そしてメインディッシュは、サウジアラビアへ向かってるんだからサウジアラビア料理。

「チキンカブサ」にします。

テーブルクロスがかけられます。

運ばれてきた「チキンカブサ」。

ちゃんと、豆のペーストもついてます。

こんな体験、もうしばらくすることもないだろうな。食べてしまうのが惜しいw

アラビア料理は、本当に私の口に合う。お米も美味しい。

お米は後で知ったけど、インドからの輸入がほとんどのようです。

豆のペーストも美味しいね。幸せだw

サウジアラビア上空で、あっという間に平らげてしまいました。

ラウンジの見学に行こうと席を立って、後方を見やります。

みなさん、ふつうに搭乗してるけど、ビジネスクラスです。どんな生活してるんだろ?

2階室の最後尾にあったラウンジ室。

ノンアルのスパークリングが並んでますね。

これが、成田⇒ドバイ便だと、ワインやブランデーが並ぶのかな。

成田⇒ドバイは、ビジネスは片道でも60万円以上。一生乗ることないでしょう^ ^

 

さて、席に戻りましょう。暖かな照明の2階席。

ジェッダ空港の上空へ

シェードがおりて、落ち着いた雰囲気の機内。

下界の砂漠は雲に包まれて見えないし、少しまどろむまえにサウジアラビアのSIMに代えておきましょう。

サウジアラビアだけでなく、オマーンでも使えるすぐれものです。

ジェッダまで1時間。シートをベッドにして、少し眠ります。

そして、目が覚めると、ジェッダはもうすぐそこ。

目が覚めたタイミングで、チョコを持ってきてくれたCAさん。

そして、機は着陸体制に入ります。西に沈む太陽が逆光になって、紅海が収められない。

なんとか撮った1枚。

初上陸のサウジアラビアとともに、紅海との再会もうれしい。

機はUターンして、ジェッダ国際空港に着陸します。

順光になって、サウジアラビアの大地がよく見えます。

やっぱりまわりは砂漠なんだな・・・

サウジアラビア、ついに来ましたね・・・

ジェッダには、本日含めて3日半ほどの滞在。

イスラム教の2大聖地のひとつメディナも訪れる予定です。

今までの旅歴でも、ものすごい高揚感につつまれたランディング。

心臓が飛び出しそうだ・・・^ ^

今回の5泊8日サウジアラビア&オマーン弾丸ひとり旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです

ビジネスクラス搭乗記はこちらもどうぞ

2018年7月 ANA 成田 ⇒ メキシコシティ

2018年7月 ANA メキシコシティ⇒ 成田

2019年8月 ANA 成田 ⇒ デリー

2020年1月 JAL 台北 ⇒ 成田

2023年4月 エチオピア航空 成田 ⇒ ソウル仁川

2023年4月 アシアナ航空 ソウル金浦 ⇒ 羽田

2023年6月 ANA 羽田 ⇒ ソウル金浦

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