【羽田⇒クアラルンプール】ANAマイル特典ビジネスクラス搭乗記 9,400km離れたジェッダへの旅

夏休みはいいよな・・・だって、みんな休むから^ ^

まったく罪悪感を感じない旅立ち。

これから飛行機3本乗り継いで、東京から9,400km離れたサウジアラビア・ジェッダへ向かう旅。

この幽体離脱的になる気分がたまらない。

羽田へ向かうリムジンバスの中で、足が震えてます(^ ^)

この旅には、楽しみがいっぱい詰まってる・・・

  • ANA&エミレーツ航空のビジネスクラス体験
  • 純度100%イスラム教のサウジアラビア
  • 砂漠と岩山と白い家の国オマーン

これ以外にも楽しみたくさんあるけど、控えめに言って、おもちゃを買ってもらえる子供の気分。

何度旅に出ても、この陶酔感を味わえる幼稚な自分に感謝したい。

【本記事の動画はこちらです】

63,000マイルでGETしたANAビジネスクラスのボーディングパス

空港到着時の恒例行事。フライトボードを眺め心を落ち着かせます。

しかし、デリー行きの乗客かわいそう・・・

10時間の待機? それともエアターンバック?

 

来るたびに人が多くなる羽田空港。

今日は2023年8月1日(火)。

週末ではないけど、賑わいを取り戻してきた羽田空港に慰労の声をかけたい。

 

オンラインチェックインは可能だけど、ボーディングパスが欲しいので、セルフチェックイン。

経験のある方はわかると思うけど、人気路線の特典ビジネスは1年前にトライしても取りにくい。

ビジネスクラスのチケットは、私にとってのプラチナチケット

ANAのビジネスクラスは6度目かな。

今回は63,000マイルを投じて獲得した至高のフライトです。

  航空会社 便名 シート フライト
往き(8/1火) ANA NH885 7K 羽田23:30 ⇒ クアラルンプール6:00
帰り(8/8火) ANA NH886 3A クアラルンプール14:15 ⇒ 羽田22:15

 

ところで、預け荷物はないので、カウンターに立ち寄ることがない。

そこでANAのグランドスタッフの一人にチケットを見せて、

「食事は夜からですか、朝ですか?」

と聞くと、少し調べて「夜から出ますよ」との返事。

(ほんとかな?)と思いながら、手を煩わせてしまうのもなんなので、立ち去ります。

賑わいが復活した夜の羽田空港

セキュリティチェックの優先の体験は味わったことないんだよな。

しかし、行列できてるけど、羽田空港の優秀なスタッフのおかげでどんどん流れてる。

そして、サウジアラビアへの旅という記念行事なので、いつもは押さない羽田空港のスタンプを、わざわざ押してもらいました。

ラウンジに向かう前に、羽田空港の2か月ぶりの様子を偵察。

すると・・・けっこうお店の営業が復活してる!

いやあ、よかったね。

水際措置緩和となってから、10ヶ月ほどたって、ようやく深夜の羽田空港ももとの賑わいを取り戻したって感じですね。

深夜でも激混み ANAラウンジでのひととき

では、せっかくのビジネスクラスチケットホルダー。

ラウンジで、優雅に過ごしますか。

しかし、予想通り激混み。

深夜発の便が集中しているうえ、SFCメンバーの人たちも利用するから。

ま、仕方がないよねw

スタッフの方は、「混んでて申し訳ありません」と言ってくれるけど気にしなくていいですよw

でも、この切り取りは、もはや特別な空間ではない。

ラウンジではなく、「無料飲食供食スペース」・・・と言ったら怒られるかw

ところで、さきほどのスタッフ「機内食は夜から出ますよ」と言ってたけど、羽田深夜発のアジア便は、たいてい到着直前に朝食が出てくるのがふつう。

だから、たぶん「(軽食も含めて)夜も出ますよ」と言ってくれたのだと思う。

ということは、やはり、いまのうちにお腹に詰め込んでおいた方がいいでしょう。

もちろんお酒も。

夕食まだなので、実はけっこうお腹空いてる。

そういえば、今日は激務で、ランチにもありつけなかったんだ。

なので、がっつりと、盛ってきてしまいましたw

炭水化物まつりのラウンジの食事。

でも、これが美味しかったりするから始末が悪い。

この中でサウジアラビアが最終目的地の旅人はいるかな・・・

飛行機3本乗り継ぎのうち、最初のクアラルンプールはいわゆる自己乗り継ぎ。

ANA機の遅延が心配だけど、フライトレーダーで調べたところ、最近1週間はすべて定時到着。

台風で欠航する便がある中、私は今まで一度も気象トラブルにあったことがない。

本当に恵まれた旅人。

那覇空港を数日に渡って閉鎖させた台風6号も、私のフライトには影響なし。

旅に恵まれた自分に乾杯(^ ^)

最近忘れ物多いんだけど、今回は「扇子」を忘れました。

連日気温40度越超えの暑い国へ行くのに、扇子がないと大変。

なので、売店で新品を仕入れました。富士山の柄がかっこいいな。

ANA  NH885便 ボーディング開始

さて、そろそろゲートへ向かいましょう。

クアラルンプール行きは106A。ラウンジ出てすぐそこ。

シドニー行きは、すでに搭乗がはじまってました。

向こうは冬のはずなのに、服装が冬っぽくないw

さて、こちらがクアラルンプール。向こうはシンガポール。

クアラルンプールの文字を見て、ますます気分が高まってしまう。

B787-8機のビジネスは、2019年8月のデリー便以来だから、ちょうど4年ぶり。

気持ちを豊かにしてくれる食事やお酒だけでなく、フルフラットシートの感触も楽しみだ。

そして搭乗開始。もちろん優先搭乗です。

ANA B787-8機スタッガードシートのビジネスクラス

いやあ、きもちいいなあ、この特別感。

そして・・おお・・懐かしのスタッガードシート。

私の席は「7K」。もちろん窓際を選んでます。

いいよなあ、スタッガードシート。これがフルフラットになるんです。

これは前の席。

シートが互い違いに配列されているので、行動が制限されることがない配慮の行き届いたシート。

この周囲と隔絶された感覚は素晴らしいな。

乗ったことはないけど、個室を備えたバスがあると聞くけど、こんな感じなんだろうか。

私の経験でいうと、かつてのブルートレインのB寝台個室のような感覚。

完全にプライベート空間だ。

わかりやすいシート操作ボタン。

CAさんが、私を名前で呼んでくれて、そして水を配りにきてくれました。

旅のはじまりです。

旅立ちは「醸し人九平次」&「赤ワイン」&「タンドリーチキンサンドイッチ」で

さて、旅立ちの余韻を楽しみたいところですが、機体が動き出して滑走路へ。

クアラルンプールまで5,970km、約7時間半のフライト。

室内が減光されます。

眼下に広がる東京のライト。

水平飛行に移ります。

早々と眠りに入っている乗客多し・・・当たり前かw

でも、私は起きていたい。ほんとに子供みたいだなw

テーブルを引き出します。

お、テーブルを引き出すと、USBポートがみつかりました。実はずっとさがしてた。

さて、お酒は何をオーダーしようかな。たまには日本酒いいよね。

ウイスキーにブランデーも捨てがたい。

ノンアルも充実のメニュー。

日本酒のあとは、定番の赤ワインといこう。

でも、これ6月のソウルのときと同じメニューだねw

そして、通りかかったCAさんに日本酒をオーダー。

気持ちよく写真を撮らせてくれる、この心配り。

美味しそうな香り。

日本酒の銘柄は、よくわからないけど、とても口当たりがいいフルーティな味わい。

「醸し人九平次」という銘柄に乾杯!

気持ちよく飲んでると、おつまみをもってきていただけました。

暗いので、ライトをつけよう。

飛行機の上で、おつまみいただいて、お酒飲んで・・・幸せな気分^ ^

飛行機は紀伊半島上空を飛行中。

飲みやすいので、いくらでも入りそう。お代わりをいただきます。

家にいても、お酒飲みながら地図ばかり見ている私。

こういうのを、水を得た魚っていうんだろうなw

また、お代わりいただいちゃいました。

ていうか、注ぎにきてくれます。なんと献身的なANAのCAさん。

深夜1時。こんな時間に起きている乗客は私くらい、ほんとに申し訳ない・・・

でも、機が東シナ海に出るころ、またオーダー。

赤ワインにサンドイッチをお願いします。

アルゼンチンワインは、ソウル便でも味わったので、フランスワインにしました。

「ピエール・アマデュー レ・オット・リーヴ」

実際に買えば、1本3,000円ほどのフランスワイン。

そして、タンドリーチキンのサンドイッチも到着。

美味しそうなサンドイッチ。

さすがに、これ食べたら寝ようね。

なにひとつトラブルことなく旅立てたことに、あらためて感謝。

美味しいサンドイッチにも感謝。

ビジネスクラスの旅って、ほんとに最高だね。このまま月に行きたい。

地図を眺めながら「次はどこにいこうかな」と考える、至福の時。

日本時間、午前2時。さすがに寝ましょう。

ほんとに個室寝台みたいなフルフラットシート。

では、おやすみなさい・・・

ラビオリ レモンクリームソースの朝食

フルフラットシートの寝心地は自宅ベッドに勝る。

睡眠時間は3時間程度だけど、ぐっすりと深く眠って、快適な目覚め。

 

そして、台風を避けたであろう湾曲した飛行ルート。

朝食は、昨夜のうちに「洋食」をお願いしてあります。

日本とは、これから1週間お別れ。

CAさんて眠ったのかな。満面の笑みでテーブルクロスをセットしてくれます。

そして運ばれてきた、イタリア料理「ラビオリ」。

ここんとこ、私生活でも洋食からは離れてた。

たまには洋食もいいよね。フレッシュなオレンジジュースも美味しそう。

チーズが熱々だった、目が覚めますw

デザートも最高です。

ごちそうさまでした。

機は南シナ海から、まもなくマレー半島にさしかかります。

楽しかった7時間半のフライトも、終焉です。

クアラルンプール国際空港に到着です。

さすがのANAさん、オンタイム。無事にエミレーツに乗り継げるね。

ずっと乗ってたかったな・・・名残惜しいw

このスタッガードシート。古くなって廃棄処分するときは、ひとつくれないかな(^ ^)

ANAさん、素晴らしいフライトありがとうございました。

今回の5泊8日サウジアラビア&オマーン弾丸ひとり旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです

ビジネスクラス搭乗記はこちらもどうぞ

2018年7月 ANA 成田 ⇒ メキシコシティ

2018年7月 ANA メキシコシティ⇒ 成田

2019年8月 ANA 成田 ⇒ デリー

2020年1月 JAL 台北 ⇒ 成田

2023年4月 エチオピア航空 成田 ⇒ ソウル仁川

2023年4月 アシアナ航空 ソウル金浦 ⇒ 羽田

2023年6月 ANA 羽田 ⇒ ソウル金浦

2023年6月 ANA ソウル金浦 ⇒ 羽田

2023年8月 エミレーツ航空 クアラルンプール ⇒ ドバイ

2023年8月 エミレーツ航空 ドバイ ⇒ ジェッダ

2023年8月 ANA クアラルンプール ⇒ 羽田