2024年のGW。祝日の並びが悪く、後半は4連休。
しかも、その最初と最後の日はただの移動日なので、事実上滞在はわずか2日。
それでも、足を使って街を歩き回れば、記憶は脳に定着する。
来てよかったモンゴル。次に来ることになるのはいつになるだろうか。
動画での様子はこちらです。
MIATモンゴル航空ビジネスクラスにチェックイン
その4連休を使ったモンゴル弾丸紀行を終えて、空港に向かいます。
帰りも直行便のミアットモンゴル航空、そしてビジネスクラス。
フライトだけで楽しい体験を前に、帰国なのに楽しみ。
ところで、なんだって市街から50kmも離れた場所に国際空港を作ったんだろ?
素人目にはいくらでも土地が余ってる気がするんだけど。
到着時には3時間もかかったチンギスハーン空港とウランバートル市街間も、朝の4時ではさすがにすいていて、ホテルで呼んでもらったタクシーは40分で私を空港に送り届けてくれました。
早朝便が目白押しなのか、5時前にもかかわらず、にぎわっているコンコース。
チンギスハーン空港に到着した時は、タクシーもバスもつかまらず、ヒッチハイクでウランバートルへ向かうというドタバタぶり。
たった4日前のことなのに、遠く懐かしく、そして楽しい記憶にひたります。
まずは、フライトを確認。
ミアットモンゴル航空501便成田行きは定時運行のようです。
さて、チェックインしましょう。
隣のカウンターでは、同じミアットモンゴル航空だけど国内線。
旅立ちを前に子供たちが楽しそう。
チェックイン完了。
来た時と同じ、直行便でビジネスクラス。
18万円で手に入れた、たまの贅沢です(^ ^)
では、機内でお酒でもいただきますか。
SKYTRAX「4スターエアポート」獲得のチンギスハーン国際空港ラウンジの様子
いきなり日の丸が現れて驚きましたが、読んでみると、この空港の建設には日本も協力したみたい。
それで思い出したけど、たしかこの「チンギスハーン国際空港」は、最近SKYTRAX(スカイトラックス)社によって、「4スターエアポート」を獲得してました。
SKYTRAXというのは、空港の設備やサービスを評価する第三者評価機関。
よく、世界の空港ランキングとかやってるやつです。
これによると、2024年の総合順位は、
- ドーハ・ハマド空港
- シンガポール・チャンギ空港
- ソウル仁川空港
- 羽田空港
- 成田空港
となっていて、24時間稼働すらない成田がランクインしてたり、基準がよくわからないけど、単純に利便性とかだけでなく、清潔さや障害者対応など総合的にみてるみたい。
前述の通り、来た時は、ヒッチハイクでバタバタ。
空港をまじまじと眺める余裕がなかったけど、どれ「4スターエアポート」の実力はいかに、と値踏みしてみたくなりました^ ^
すごく清潔できれいだし、まだ5時なのにお土産屋さんも開いてます。
ところで、トゥグルグがけっこう余ってしまった。
チーンギスハーンのキーホルダーを買いました。
でも、しろうとながら、さすが「4スターエアポート」だなんて思ってしまう。
ほんとに清潔で、ゴミひとつ落ちてません。
さて、私はビジネスクラスオーナー。
「ブルースカイラウンジ」とある、ミアットモンゴル航空のラウンジをのぞいてみましょう。
開港からまだ3年もたたないチンギスハーン国際空港は、どこを見ても綺麗です。
しかし、客がお行儀悪すぎる・・・
まがりなりにもビジネスクラスラウンジなんだから、もう少ししゃんとすればいいのに^ ^
さて、朝早かったから、軽い朝食でもいただきますか。
美味しそうなケーキにサンドイッチ。
メニューは、かなり充実しているみたいです。
お酒もある。さすがお酒飲みの国。
でも、まだ起きぬけだし、お酒は飛行機の中でいただきましょう。
結局、チーズケーキとミネラルウオーター。
あまったお金をもう一度眺めます。
モンゴルまた来たいな・・・そのとき、このお金、まだ使えるかな。
フライト時刻が迫ってきました。では、ゲートへ参りましょう。
ミアットモンゴル航空ビジネスクラスキャビン
JALとのコードシェア便のミアットモンゴル航空。
7:45にウランバートルを出て、成田に着くのは13:40。約5時間の旅。
それにしても、チンギスハーン国際空港の眺めは素晴らしい。
ウランバートル付近は、起伏があって、空港の建設には向いてなかったってことなのかな。
この眺めも「4スターエアポート」獲得に貢献したことでしょう。
さて、優先搭乗から乗り込みます。
来るときに、すでに体験してるけど、ビジネスクラスの旅立ちは特別。
ふたたび、キズひとつない真新しいシートが出迎えてくれました。
5時間といわず、24時間くらい乗っていたい空間。
ウエルカムドリンクを持ってきてくれました。
ミアットモンゴル航空と、4日間無事だったモンゴル旅に乾杯。
ミアットモンゴル航空フライト開始
センスのいい機内安全ビデオを視聴し、いよいよフライト。
ウランバートルと東京は意外に近い。
直線距離だと3,513km。
対馬までなら2,300km。元寇のおそろしさがよみがえったりするw
手を振ってくれるグランドハンドリングの皆さんに、私も手をふりかえします。
チンギスハーン国際空港にさようなら。
さて、機はいっきに加速し、
ふわりと舞い上がりました。
まわりに何もないので、ほんとにふわりと舞いあがった感覚。
すごいなあ、これ・・・
到着した時も思ったけど、とても地球上とは思えない。
月面から離陸したかのよう。
そして機は、南東の方角に機首を向けました。
オーストリアワインにサーモン定食の機内食
そういえばメニュー表がないなあ、と思ってたら、機が中国国境を超える頃、CAさんが食前酒のサービス。
赤ワインをお願いすると、オーストリアのワイン。
往きの便と同じ銘柄だけど、とても美味しいワイン。
何杯もおかわりしてしまいました。
そして運ばれてきた機内食。
メニューは1食しかないのかな。
でも分厚くて美味しそうなサーモンが、でんと乗っかってます。
考えてみれば、モンゴル滞在中、魚類を口にすることがなかった。
こちらはお肉。
食器はそっけないけど、さすがビジネスクラスの食事。
後方のエコノミーでは、どんな食事が提供されているのか気になるけどw
こんなに切り身の厚いサーモンは久しぶり^ ^
何度目かのおかわりをいただきながら、自分の幸せをかみしめる。
今年2024年の旅は2回目。
その2回ともビジネスクラス。
前回のインドネシアはANAマイルだったけど、今回は18万円自腹。
18万円を高いと考えるか、安いと思うか。
往復で7,000km、10時間のフライト。
1万円あたり388kmならグリーン車、いやグランクラスより安いじゃないか。
でもね、1回のフライトに18万円を出せるようになった自分を祝福したい。
仕事はほんとに大変だけど、苦労して頑張ってきた分だけ、収入も上がって神様に感謝したいよ。
空の上でこんなに美味しいデザートを口にできる。それだけで幸せだ。
お腹いっぱいになって、お酒もすすんで、機は朝鮮半島上空。
幸せをかみしめながら、すこしまどろむとします(^ ^)
目が覚めると、機は霞ヶ浦上空。もう着陸体制に入ってました。
今朝は3時起きだったし、2日間というもの歩きまくった。疲れ、たまってたんだね^ ^
あわててシートを起こし、シートベルトを締めなおします。
ゴールデンウイーク4日間のモンゴル弾丸旅が終わりました。
成田空港の第2ターミナルに到着です。
総武横須賀線快速の中で、旅の回想にふけります。
いろんな意味で、モンゴルという国は、私の想像と違ってた。
それを、ひとつひとつ思い出しながらブログに綴っていくのがまた楽しみ。
楽しみがつきない旅人。
今回の旅の無事に感謝です(^ ^)
今回のモンゴル3泊4日弾丸ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。
ビジネスクラス搭乗記はこちらもどうぞ