クアラルンプールから7時間。
エミレーツ機はアラビア半島上空に到達。着陸体制に入ります。
砂漠に描かれた数学的な曲線。
何億年のち、遺跡として扱われるのでしょうか。
すべての道はドバイに通ずw
エミレーツ機がたむろするドバイ国際空港に到着
エミレーツ機に乗れば、行き着くところはドバイです。
253機を保有するエミレーツ航空の拠点。ドバイ国際空港です。
快適だったビジネスクラスのフライトも終わり。
2時間半のトランジットで、次はいよいよサウジアラビア・ジェッダです。
降りる準備をするけど・・・名残惜しいな
超快適だった7時間。ぜひ、再会の時が来ることを望みたい。
ボーディングブリッジから見えたエミレーツ機。
長い旅路お疲れ様でした。
ドバイでのトランジットはコネクションズ?
ドバイでのトランジットは、コネクションズと呼ぶようです。
トランジットが8時間以上空き、無料でホテル滞在が提供される「ドバイコネクト」とは違いますのでご注意を。
ドバイ国際空港の利用は2度目。
前回はトランジット7時間を利用して街へ繰り出したので、純粋な乗り継ぎは初めての体験。
広いコンコースを流れるままに進みます。
まだ、自分がどのへんにいるのかわからない。そのくらい広いドバイ国際空港。
広いだけでなく、7年連続で国際線利用者数世界1位のお化け空港です。
お化け空港だから、フライトボードを探すのも大変・・・
お・・あったあった、ジェッダ行きは定刻15:40。ゲートはB13です。
続いてセキュリティ。
トランジットでセキュリティチェックのない空港もありますが、中東のイスタンブール、ドーハ、そしてドバイは、手荷物もしっかり検査されます。
ここでの注意点は、免税品で酒類とか持ち込んじゃってる場合ですね。
私は、イスタンブールの旧アタチュルク国際空港で没収されてしまったことがあります。
しかし、トランジットの手際がいいのも中東3大空港 (と私が勝手に呼んでいる)の特徴で、とにかく旅客の印象をよくしようと本当に丁寧。
行列が長くなれば、臨機応変にゲートを開けてくれます。
いうなれば、トランジットが最も安心なのが中東3大空港。
飛行機の遅延でもない限り、2時間半も乗り継ぎ時間があれば楽勝です。
やっぱり雰囲気が違うB13ゲート
さて、もう一度ゲートを確認して、B13ゲートへ。
エミレーツさんは、時間距離まで表示してくれているので親切。
コンコースBにたどり着きました。
いつも思うんだけど、これはなんのサービスなんだろね?
まさか、乗り継ぐ飛行機を、勝手に代えてもいいとかw
ここはブリュッセル行き。B13はどこかな。
おや「マルハバラウンジ」のマーク。
プライオリティパスで入れるラウンジですね。
その前に、いちおうB13の場所を確認しておかないと・・・
ありました。
うん・・・やっぱり、雰囲気違う。
生粋のイスラム教国家へ向かうゲートは、とても厳粛な雰囲気。身が引き締まります。
さて、ラウンジで休憩しますか。
19万円という私としては大枚はたいて手に入れたエミレーツのビジネスだけど、実は様々な制限が付いた特別価格。
残念なことにエミレーツのラウンジは使えない。
ここはプライオリティパスが使える「マルハバラウンジ」をたずねて、サウジアラビアへ乗り込む前の最後の深呼吸としゃれこみましょう。
マルハバラウンジでのひととき
4年前の8月には、コンコースCの「マルハバラウンジ」を利用しましたが、今回はコンコースB。
はじめての利用です。
プライオリティパスで入れるのは、本当に便利。
休憩だけでなく、シャワーも使えますからね。
手近なシートに腰を下ろし、あらためてチケットを眺めます。
繰り返すけど、エミレーツのビジネスクラス、飛行機2本で19万円。破格だ・・・w
さて、ボーディング開始まで1時間ちょっと。
でも、実はお腹いっぱい。
だって、クアラルンプールからの機内で、美味しい食事をがっつりいただいたからね。
だから、香りを楽しむだけ。
美味しそうなサンドイッチだ。
飲み物も豊富。
これからサウジアラビアに向かう人間が、お酒はヤバイでしょう。
水がもっとも無難ですね^ ^
これから6日間、禁酒生活がはじまります。
神妙な目で、目の前のミネラルウオーターを見つめます。
ラウンジの楽しみは、飲食とかシャワー、いろいろあるけど、
ゆったりと、国際色豊かな旅客の流れを眺めてるだけで幸せだ。
これが、巨大ハブ空港でのトランジットの楽しみだよね(^ ^)
お酒なんか飲んでないのに、旅心地がわいてきて、すごくいい気分。
さて、サウジアラビアだよ。
飛行時間は約3時間。ジェッダ到着は夕方の18時。
不思議だよな・・・
羽田を出たのが昨夜8月1日の23:30。
それから、5,000km以上のロングフライト2本こなして、まだ8月2日の14時。
本日中にサウジアラビアに入ることになる。
飛行機で西へ旅立つ時は、いつも感じる印象。
私にとって、飛行機は「どこでもドア」であると同時に「タイムマシン」。
まさに、魔法の空飛ぶ絨毯だよね(^ ^)