【ソウル金浦 ⇒ 羽田】ANAマイル特典ビジネスクラス「A320-200neo」搭乗記【韓国旅行記2023 #21】

旅先の静かなラウンジでまったりと過ごすのって、たまらない贅沢。

いつも時間に追われている弾丸旅行者が、4月と6月のソウル週末旅は、ゆったりとしたスケジュールで旅を満喫。

こんな週末旅も、たまにはいいでしょう(^ ^)

ちなみに、そんな週末旅を、なぜ4月と6月に敢行したかといえば、ANAマイルの特典航空券ビジネスクラスが手に入ったから。

マイルを貯めていらっしゃる方なら感じてると思いますが、コロナ明け間もない便不足に加え、旅行者が復活しているので、特典航空券の入手がおぼつかない。

考えることは皆同じで、週末発の長距離便は、向こう1年「空席待ち」状態です。

だから、「人気のない?」便を選ぶしかないんですが、たまたま4月と6月の週末便にビジネスクラスの空きがあったので押さえた次第。

そして4月は提携航空会社特典でエチオピア航空とアシアナ航空の組み合わせ。

必要マイルは30,000マイル。

6月は、本家本元ANAのビジネスクラス。必要マイルは25,000マイル。

計55,000マイルで、ビジネスクラスでソウルを2往復できるなんて、素晴らしいと思いませんか(^ ^)

ふつうに料金を払ったら、48万円くらい。

48万円を5.5万マイルですから、1マイルの価値は約8.7円。

これぞ、私が日常生活の全てをマイルに捧げている理由です。

ANA「A320-200neo」機への搭乗

さて、アシアナ航空のラウンジを出て、39ゲートへ移動します。

移動途中、上の写真の情景が目に入って、「どこかで見た光景だな?」と、考え込んでしまったのですが、私がかつてこの空港でトランジットしたことに思い至りました。

完全に蛇足ですが、私のはじめての海外渡航が新婚旅行で行った「タヒチ」。

このとき、直行便がなく、大韓航空機でソウル経由で旅したことを、昨日のことのようにパァッと思い出しました。

その時代、まだ仁川空港は開業していなかったので、間違いなくこの金浦空港でトランジットしてます。

金浦空港も大韓航空もはじめて、なんて書いてしまいましたが、とんでもない。

私の初めての海外旅にお世話になった拠点でしたw

 

そんな20年以上も前のことを思い出し、ノスタルジックな気持ちで、待機場に身体を横たえているANA「A320-200neo」機を眺めます。

またまた、ギリギリまでラウンジにいたので、優先搭乗の優越感は味わえずw

しかも、ビジネスとエコノミーの搭乗口が一緒なので、この辺まではいつもと変わり映えしません。

しかし、満面の笑みを浮かべたCAさんが、私を名前で呼んでくれると雰囲気は一変。

シートは、来る時と同じ「2K」。

ただ、残念なことにウエルカムドリンクはなし。来る時もなかったな・・

ウエルカムドリンクが出たのは、この4回のビジネス搭乗のうち、エチオピア航空だけでした。

席について、しばらくすると、隣席にビジネスマンらしい男性が。

うわ、1列のAとB空席やん!  もうちょっと席を検索してから決めるべきだった^ ^

窓外には、こちらも離陸準備中の大韓航空機。

ただでさえ日の長い6月のソウル。17時では、昼間のような明るさです。

同時に、羽田到着後のリムジンバスの時刻を心配する必要がない。

LCCでなく、キャリアでの旅は、そういったことも気持ちにゆとりがもてます。

さて、大韓航空より、ひと足お先に滑走路へ。

すれ違った「T-way航空」。

忘れもしない、水際緩和後の海外渡航第一番手はあなただったんだよね・・・

貴重な思い出をありがとう(^ ^)

かなり極端に跳ね上がっている、ANA機のウイングレット。

ウイングレットとは、翼の上下の空気の流れをうまく整流化し、燃費を向上させるというすぐれもの。

ほんとに人類とは知恵の結晶ですね。

いつもながら、滑走路を加速し、フワッと舞い上がる感触がたまらない。

今回の週末旅では、つねに視界にあった漢江が見えます。

あの右端の赤いブリッジは「傍花大橋」。夜はライトアップされるみたい。

あそこに見えるは「現代プレミアムアウトレットモール」。

超巨大なモールで、アウトレット好きな方なら1日あっても足りないとか。

このまま北へ向かって飛んでいては、あっという間に北朝鮮上空。

それでは撃ち落とされてしまうので、左へ急旋回。

そして、仁川国際空港がある永宗島(ヨンジョンド)の上空を横切ります。

そして再び朝鮮半島上空へ。

水平飛行に移りました。羽田まで2時間の旅。

ウエルカムドリンクはないけど食前酒のメンドーサワイン

では、ウエルカムドリンクはないけど、食前酒。

往きもアルゼンチンワインだったけど、とても美味しかったので、芸がないけどやっぱり赤ワイン。

もちろん白ワインも、

日本酒もあります。

今度はクアラルンプール便で、ANAビジネスの機会があるんだけど、和食があったら日本酒にしてみようかな。

料理が洋食なんですよね・・だから、やっぱり赤ワイン。

ANA機は順調に飛行。まもなく日本海へ。

ようやくドリンクタイム。

往きは気づかなかったけど、モニタを引き出せるんですね。

「A320-200neo」機のビジネスシート。けっこう機能的にできてます。

週末旅という短いトリップだけど、旅の無事は嬉しいの一言。

今回の旅の神様に感謝。そして、乾杯!

「チキンの照り焼き」ANAビジネス機内食

さて、運ばれてきたメインディッシュ。

韓国発の料理メニューが、なぜこれになるのかはわからないですが、とてもいい香り。

チキンだけでなく、しいたけもピーマンもポテトも美味しそうな色をしています。

赤ワインにしておいてよかった。やっぱり、こういったメニューにはREDWINEですよねw

スモークサーモンも美味しそうだし、

パンも美味しそう。

写真撮ってるヒマあったら、早く食べろよと勝手に葛藤している私を、CAさんが面白そうに見ています。

少々照れる・・・

あと1時間で終演か・・・

そういえば、さっきのCAさん、私のキャリーについてたANAのキーホルダー知ってた。

ANAマイレージ20周年記念の特別限定品だったのに、なんで知ってたんだろ??

ごちそうさまでした。美味しい料理だと、食べ終わるのも早い。

動画での様子はこちらです。

お酒のお代わりを楽しめるフライト  ANAの素晴らしいおもてなし

羽田まで1時間というところで、隠岐島上空を通過。

すっかり酒飲みを見透かされたCAさんに、ワインのお代わりとお水をいただけました。

ナッツまでいただけました。

私はオーダーしてないのに、顔にそう書いてあるんでしょう。

素晴らしいANAさんのおもてなしに、もう一度乾杯!

富士山見えるかな・・・

鳥取県の海岸を見下ろしながら、ANA機は順調に飛行。

ふたたびお代わりをいただけました。

空の上で、ほんとに優雅な気分。

ビジネスクラスなんて、正規料金で買うのは庶民の私には無理。

だからマイル様さまです。

献身的に仕事をなさってるCAさんにも感謝。

機が日本列島上空に差し掛かったとたんに下界は雲に包まれました。

したがって富士山は見えそうもない・・・仕方ない。

機が着陸体制に入ります。ワイングラスもさげてもらいます。

こんなに足を伸ばせるんだよね。これならいくら乗っても疲れません。

雲を突き破って、ふたたび陸地が見えて、

雨の羽田空港にランディングです。

往きの金曜日も雨だったけど、首都圏はこの週末ずっと雨だったのかな。

恵まれた天気にも感謝ですね^ ^

一番乗りでボーディングブリッジを渡る快感!

羽田空港では初めてかも。最前列に座ってるんだから当然(^ ^)

小型のANA「A320-200neo」機お疲れ様。

2時間のフライト、素晴らしい乗り心地だったです。

リムジンバスで帰宅です。

19:20に飛行機の扉が開いて、19:30のリムジンバスに乗れました。

エクストリーム出社もいいけど、こんなのもまたよし。

これに慣れちゃうと、LCCの羽田深夜着が遠のきそうだけど、心配はない。

なぜなら、マイルで特典ビジネスなんて、めったにないだろうから(^ ^)

2023ソウル週末旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです

ビジネスクラス搭乗記はこちらもどうぞ

2018年7月 ANA 成田 ⇒ メキシコシティ

2018年7月 ANA メキシコシティ⇒ 成田

2019年8月 ANA 成田 ⇒ デリー

2020年1月 JAL 台北 ⇒ 成田

2023年4月 エチオピア航空 成田 ⇒ ソウル仁川

2023年4月 アシアナ航空 ソウル金浦 ⇒ 羽田

2023年6月 ANA 羽田 ⇒ ソウル金浦

2023年8月 ANA 羽田 ⇒ クアラルンプール

2023年8月 エミレーツ航空 クアラルンプール ⇒ ドバイ

2023年8月 エミレーツ航空 ドバイ ⇒ ジェッダ

2023年8月 ANA クアラルンプール ⇒ 羽田