羽田を出て7時間半。
今回の旅の最初の乗り継ぎ地、クアラルンプールです。
次に乗るドバイ行きのエミレーツまでのトランジットは約4時間。
自己乗り継ぎだったので、遅延が不安だったけど、ANAさんさすがのON TIME。
ほっとしながら、ボーディングブリッジを渡ります。
ビジネスクラスなので、降機も優先。
なんか、誰よりも早くマレーシアの地を踏ませてくれているようで気持ちいい。
サウジアラビアへの旅 マレーシアへいったん入国
さて、アジアの巨大ハブ空港、クアラルンプール国際空港。
広さは、なんと成田空港の10倍とも言われています。
この空港の利用は過去に3回、今回が4度目の利用。
なのに、なんで懐かしさを感じないんだろう??
「久しぶり〜!」と再会を祝いたかったのに。
後で調べたら、今いる場所はサテライトターミナルA。
国際線の長距離路線専用のターミナルで、私は今までLCCのエアアジアでしかこの空港を使ったことがなかったからでしたw
ちなみに、LCC用のターミナルは「KLIA2」になります。
ということも知らずに、「おお・・懐かしいな」などと、観念で懐かしんでいた、おバカな私w
勝手に懐かしんでいた場所はアライバルホールではなく、連絡バスで移動するらしい。
ビジネスから優先降機だったのに、トイレに行っていたら、満席でした。
と思ったら、係員が「詰めろ詰めろ」と指示し、奥へ奥へとやっているうちに座れてしまった。
こういうとき、キャリーが手元にあるとめんどくさい。
そしてアライバルホールに到着です。
日本からの直行便も多いクアラルンプール。日本語で歓迎です。
さて、トランジットといっても、自己乗り継ぎなので、いったんマレーシアに入国です。
ふつうにトランジットの場合、この空港は入国させるんだろうか?
入国審査はかなり厳格、一人一人にかなり時間をかけてます。
私も時間かかるかな、と思ってたら「トランジットですぐにドバイ行きの飛行機に乗る」旨を告げたら、あっさり通してくれました。
手強かったエミレーツ航空チェックイン
さて、預け荷物などないので、スルーして、せっかく入国したんだからマレーシアの空気でも吸ってみるか。
たちまち、もわっとする熱気に包まれました。
まだ夜も明けやらぬ午前7時前のクアラルンプールですが、間違いなく熱帯の空気でした。
では、エミレーツにチェックインして、ラウンジで休憩でもしてましょう。
マレーシアは素通り、私の最終目的地はサウジアラビアです。
出発階は5階です。
可愛らしい移動カフェが出迎えてくれました。
チェックインカウンターをさがします・・・ない・・・時間が早すぎるか
お、あった、あった。
10:15のドバイ行きはカウンターF。もうチェックインできるみたい。
そして、Fカウンターへ。
ここまで運んできてくれたANAに続いて、エミレーツもビジネスクラス。
6,127リンギット(約19万円)で手に入れたビジネスクラス。
フライトスケジュールはこんな感じです。
航空会社 | 便名 | シート | フライト | |
---|---|---|---|---|
8/2(水) | エミレーツ | EK345 | 8K | クアラルンプール10:15 ⇒ ドバイ13:10 |
8/2(水) | エミレーツ | EK803 | 7K | ドバイ15:40 ⇒ ジェッダ18:00 |
考え方にもよると思うんだけど、せっかくお金払ってビジネスに乗るわけじゃないですか。
だったら、なるべく長く乗ってたいし、機内食や飲み物のサービスはなるべく多く体験したい。
すなわち、サウジアラビアのジェッダに行くにしても、直行便ではなくドバイ経由の方が、2本の飛行機に乗れるし、機内食も1食増えます。
という庶民根性で、19万円という大枚をはたいて、人生初の有償によるビジネスクラスです。
なんたって、自腹きってのビジネスクラスですから、席の選び方だって、めいっぱい考えた^ ^
ていうか、座席指定も変更もきかない、一番安いビジネスクラスなので、フライト24時間前になるまで座席を選べない。
エミレーツのサイトで、シートの予習をして、選択開始時刻になってすぐさま窓際をキープした。
そんな有償ビジネス初体験です。
ところが、チェックインが非常に手強かった。
せっかくのビジネスクラスなのに、全然列が進まない・・・
それだけならいいけど、私の番に回ってきてからの質問がすごかった。
- サウジアラビアへの渡航目的は?
- ホテルの住所は?
- EVISAを見せてください
- メッカに行く予定はある?
- 帰りの航空券を見せてください
と、徹底的につめられ、なぜかWIFIに繋がらなかったので、かなり苦労しました。
なんだろ?
通常公務だったんだろうけど、サウジアラビアは観光解禁といってもまだ日が浅いんだな、と感じた手続きでした。
プライオリティパス&プラザプレミアムラウンジでのひととき
さて、意気揚々と、2枚のビジネスチケットを手にして、出発ホールへ。
私が手にしているビジネスクラスのチケットは、一番安いカテゴリなので、エミレーツのラウンジは使えません。
さて、プライオリティパスが使えるラウンジはないかな・・・とさがしてると、
プラザプレミアムラウンジが、プライオリティパス使えるようになってました。
今年3月の台北桃園では、提携解消の事実を知らずに締め出されたんだけど・・・
再提携したらしい。
久しぶりのプラザプレミアムラウンジとの再会。
プライオリティパス保持者には、なじみのラウンジ。
やっぱり、落ち着くな。
さて、ここで、ボーディング開始の9時過ぎまであと2時間ほど。優雅に過ごしましょう。
フライトはANAのビジネスで快適だったけど、チェックインで疲れたw
wifiも繋がります。
入国して、すぐに出国したマレーシア。
三角スタンプが昔と変わってないのが嬉しい。
あらためて、貴重なビジネスクラスのチケットを眺めます。
Not eligible for Loungeという文字が悲しいw
ドバイでも使えないか。
この2枚のチケットで19万円。こんなに重みを感じる紙をもったのはじめて(^ ^)
ドバイを経由して、ジェッダに着くのは18時。
ドバイでのトランジットを含めて、13時間の旅路。
他のフライトも眺めてみます。ずっと眺めてられる。
さて、ラウンジ内を見学。
ソフトドリンクあるし、
お酒もあります。
お酒は機内でいただくつもり。
サウジアラビアはアルコール厳禁だけど、ドバイまでは大丈夫のはず。
パンも豊富。
これらがタダなんだから、やっぱりプライオリティパスの威力はすごい。
かるくケーキでも食べておきますか。
シャワーやマッサージ室もあります。
サンドイッチとケーキをつまみます。
私は甘党ではないけど、ラウンジに来ると食べたくなる。そういうものです。
鷹揚と構えてるようにみえるけど、フライト時刻が近づくにつれ、少しづつドキドキしてくる。
ドキドキの理由は、エミレーツのビジネス初体験に対するワクワク感と、サウジアラビア入国に対するゾクゾク感。
期待と緊張と不安が高次元で混ざり合った、今まで体験したことのないようなエクスタシー。
ジュースとケーキいただきながら、サウジアラビアへ乗り込む嵐の前の静けさを楽しんでます(^ ^)