さて、マスカット街歩きも夜になりましたが、中東のスークはこれからが本番。
日が落ちても、まだ34度もありますが、人々が賑わいだすのは、この時間からです。
マトラ・スークをあてもなく歩いてみる
マトラ・フォートの展望台を降りて、旧市街の方角へ。
あれが、マトラ・スークの入口かな。
ジェッダのスークとは、少し雰囲気違う感じです。
おお、やっぱり、お店の灯りが石畳に反射するスークの風景はいかしてるね。
女性と子供。夜でも活動時間。
スークをうろつくのは楽しいな^ ^
ジェッダのスークと違うのは、店という店から、けっこうすごい勧誘です。
営業攻勢はいっこうに構わないけど、最初のひと言「ニハオ〜!」にはめげるw
そりゃ、中国人の方が、こういうところは来るでしょ。
ひたすらまっすぐ歩いてたら、スークの中のロータリーみたいなところに出ました。
では、ここからもさまよってみよう。
スークの中は、すごくいい香り。
お香というのか乳香というのか、わからないけど、煙とともに香りが漂ってます。
見れば、どこにでも「乳香」屋さんがあります。
英語でインセンスというのは、初めて知った。
おもちゃ屋さんも。
そのうち、日本からはおもちゃ屋さんなくなっちゃうんじゃないのかなあ。
ふたたびロータリー。今度は左に曲がってみるか。
エルサレムでもみかけたお守り。
そんなに広くはないはずなんだけど、迷子になりましたw
こういうY叉路なんかもあるから、わけわかんなくなっちゃうんだよね。
ジュエリーショップが並ぶスークに乳香の香り
このあたりは、ジュエリーショップ通りかな。
雑貨店が並ぶ通りよりは、人が少なくなるけど、総額いくらになるのだろう。
路地と路地をつなぐ接道には、なんと扉があります。
ただよってくる乳香の香りも香ばしいなあ。
私はタバコを吸ったことがなく、受動喫煙も大嫌いだけど、いわゆる「郷に入らば」の世界では、とたんに気にならなくなる。
というか、煙をあびるのが快感になります。
ほんとに楽しいスークの散策。
どこかで、乳香と香水を買っていこうかな。
目移りする上に、客引き勧誘がけっこう激しくて、つい機会を逸してしまうw
明日の朝、人がいない頃を見計らってくれば、ゆっくり物色できるかな。
このお土産屋さん。アクセサリーが豊富。
というわけで、オマーン訪問の記念を買いました。
こういうのは一生の記念になる。
買い物をしたことで、お店の中の撮影許可をもらう^ ^
品物を買いもしないのに、ズケズケ入ってきて、パシャパシャ写真撮る厚かましさは、私にはない。
そういう観光客いっぱいいるけどねw
夜食難民になるスークの散歩
実は歩きながら、手ごろな食堂があったら、ケバブでも食べたいな、と思ってるところ。
タイミングよく、スークの外に出たので、さがしてみる。
食堂ないですね^ ^
スークの中にもない。
この人たちは、家に帰れば食事にありつけるんでしょうけど。
ま、なんとかなるかな。
最初これなんだろう?と思ったんだけど、タトゥの材料?
このへんも、文化の違いだよね。
私には、自分の身体を傷つける勇気はないなあ・・・
ドーナツとサモサの夕食・・オマーン最後の夜
結局、どこにも食堂はなく、スーク入口近くにあったこのお店で、パンと飲み物を買って、ホテルで食べることに。
オマーン最後の夜だけど、仕方ない。
売られていたのは、ドーナツのほか、どこかインドのサモサに似たような揚げ物。
気さくな店員さん。「撮れ撮れ!」というので、撮らせていただきます^ ^
サモサと飲み物が入った紙袋をかかえて、ホテルに帰ります。
中も楽しかったけど、外から見ても美しいマトラ・スークでした。
そしてホテル。もうさすがに迷子にはなりません。
買ってきた夕食を広げます。
マスカット最後の夜の食事はこれになりました。
パリパリして美味しかった、オマーン風サモサ?
具は野菜なのかな?
そして、ポカリで水分補給。
マンゴージュースで乾杯!
お腹いっぱいになったところで、では寝ますか。
明日は帰国なんだよね。
旅の初日からの記憶を辿りながら、眠りにつきます。