乳香の香りがただよう夜のマトラ・スークをさまよってみる【オマーン旅行記 #8】

さて、マスカット街歩きも夜になりましたが、中東のスークはこれからが本番。

日が落ちても、まだ34度もありますが、人々が賑わいだすのは、この時間からです。

マトラ・スークをあてもなく歩いてみる

マトラ・フォートの展望台を降りて、旧市街の方角へ。

あれが、マトラ・スークの入口かな。

ジェッダのスークとは、少し雰囲気違う感じです。

おお、やっぱり、お店の灯りが石畳に反射するスークの風景はいかしてるね。

女性と子供。夜でも活動時間。

スークをうろつくのは楽しいな^ ^

ジェッダのスークと違うのは、店という店から、けっこうすごい勧誘です。

営業攻勢はいっこうに構わないけど、最初のひと言「ニハオ〜!」にはめげるw

そりゃ、中国人の方が、こういうところは来るでしょ。

ひたすらまっすぐ歩いてたら、スークの中のロータリーみたいなところに出ました。

では、ここからもさまよってみよう。

スークの中は、すごくいい香り。

お香というのか乳香というのか、わからないけど、煙とともに香りが漂ってます。

見れば、どこにでも「乳香」屋さんがあります。

英語でインセンスというのは、初めて知った。

おもちゃ屋さんも。

そのうち、日本からはおもちゃ屋さんなくなっちゃうんじゃないのかなあ。

ふたたびロータリー。今度は左に曲がってみるか。

エルサレムでもみかけたお守り。

そんなに広くはないはずなんだけど、迷子になりましたw

こういうY叉路なんかもあるから、わけわかんなくなっちゃうんだよね。

ジュエリーショップが並ぶスークに乳香の香り

このあたりは、ジュエリーショップ通りかな。

雑貨店が並ぶ通りよりは、人が少なくなるけど、総額いくらになるのだろう。

路地と路地をつなぐ接道には、なんと扉があります。

ただよってくる乳香の香りも香ばしいなあ。

私はタバコを吸ったことがなく、受動喫煙も大嫌いだけど、いわゆる「郷に入らば」の世界では、とたんに気にならなくなる。

というか、煙をあびるのが快感になります。

ほんとに楽しいスークの散策。

どこかで、乳香と香水を買っていこうかな。

目移りする上に、客引き勧誘がけっこう激しくて、つい機会を逸してしまうw

明日の朝、人がいない頃を見計らってくれば、ゆっくり物色できるかな。

このお土産屋さん。アクセサリーが豊富。

というわけで、オマーン訪問の記念を買いました。

こういうのは一生の記念になる。

買い物をしたことで、お店の中の撮影許可をもらう^ ^

品物を買いもしないのに、ズケズケ入ってきて、パシャパシャ写真撮る厚かましさは、私にはない。

そういう観光客いっぱいいるけどねw

夜食難民になるスークの散歩

実は歩きながら、手ごろな食堂があったら、ケバブでも食べたいな、と思ってるところ。

タイミングよく、スークの外に出たので、さがしてみる。

食堂ないですね^ ^

スークの中にもない。

この人たちは、家に帰れば食事にありつけるんでしょうけど。

ま、なんとかなるかな。

最初これなんだろう?と思ったんだけど、タトゥの材料?

このへんも、文化の違いだよね。

私には、自分の身体を傷つける勇気はないなあ・・・

ドーナツとサモサの夕食・・オマーン最後の夜

結局、どこにも食堂はなく、スーク入口近くにあったこのお店で、パンと飲み物を買って、ホテルで食べることに。

オマーン最後の夜だけど、仕方ない。

売られていたのは、ドーナツのほか、どこかインドのサモサに似たような揚げ物。

気さくな店員さん。「撮れ撮れ!」というので、撮らせていただきます^ ^

サモサと飲み物が入った紙袋をかかえて、ホテルに帰ります。

中も楽しかったけど、外から見ても美しいマトラ・スークでした。

そしてホテル。もうさすがに迷子にはなりません。

買ってきた夕食を広げます。

マスカット最後の夜の食事はこれになりました。

パリパリして美味しかった、オマーン風サモサ?

具は野菜なのかな?

そして、ポカリで水分補給。

マンゴージュースで乾杯!

お腹いっぱいになったところで、では寝ますか。

明日は帰国なんだよね。

旅の初日からの記憶を辿りながら、眠りにつきます。

今回の5泊8日サウジアラビア&オマーン弾丸ひとり旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです