ゲートのガラス越しに映るアシアナ航空機。
台風一過で、ものすごい速さで雲が動く空の下でフライト準備中。
この雲を見たら、あらためて欠航にならなかった運の強さに感謝したくなった^ ^
アシアナ機A330-300のビジネスシートにボーディング
窓越しに機体を眺めてたら、クルーに声をかけられ、チケットを見せると「どうぞこちらに」と最前列へ誘導。
気持ちのいい優先搭乗。
○○メンバーとかの優先搭乗には、まるで縁がないので興味がない^ ^
そして、あらためてチケットを確認。
3Kだから右側の窓際。太陽光の入ってこない側。計算して確保しました。
さて、時間になって、一番乗りにボーディングブリッジへ。
ビジネスクラス搭乗は1年ぶりだね。
2座席のシートが3組並ぶシート配列。
アシアナ機のビジネスは、2年前にソウルの金浦から帰国した時に乗ったことあるけど、それと同じシートかな。
横並びだけど、十分にプライバシーを確保できる空間。
さすがに、通路側の客がシートを180度倒して寝てられると、またいで通路に出なくてはならないけどね(^ ^)
さて、本機の搭乗率はいかほどでしょうか。
なんと、隣席だけでなく、横一列空席。もったいない。
そしてチーフパーサーが挨拶に来てくれました。
いまどき、自分の名前を名乗ってから接客に入るサービスは貴重。
アメニティのスリッパって、ほんとに重宝する。職場に持っていって癒やしにしよう。
モニタが若干古めかな。
ではソウル仁川まで1,257kmの空の旅。よろしく。
離陸&機内食
さて、35分遅れの定刻9:35になって、機体はゲートを離れました。
我々よりもひと足先に滑走路に出ていったアエロメヒコの機体。
向こうは長旅、飛行距離は10倍くらい違うよね^ ^
成田空港上空へ。
帰ってくるのは9日後です、それまで日本さようなら。
太平洋上にべったりと垂れ込んでる厚い雲。
まさに、台風がさっきまでそこにいたという感じ。
毎年この時期になると日航機123便墜落の追悼がなされる。
この高さだもんね・・・
冷静に考えたら、この高さで何かあったらその時点でおしまいだ。
私のような素人は勝手に「飛行機は安全」と思ってるけど、それは、そこに関わる様々な人間の叡智と努力があって成り立っているのでしょう。
遠ざかっていく筑波山に向かって、台風がそれてくれたことの感謝と、旅の無事を祈ります。
水平飛行に入りました。
表示文字に日本語表記がない。それもまたよし。
そして、CAさんが料理や飲み物のオーダーをとりに来てくれます。
あらかじめ配られていた料理のメニュー。
近距離路線なので、料理は洋食のみ。
でもメインディッシュは「チキン」か「クルミ粥」で選べます。ここは「チキン」にしました。
豊富な種類の飲み物。私の場合は、赤ワイン一択です。
そして、機が松本盆地上空を通過する頃、
食事が配膳されました。
しいたけも入ってる美味しそうなチキン弁当。エコも同じメニューなのかな。
フランスワイン「ラ・ヴィエイユ・フェルム(La Vieille Ferme)」も届けられます。
ビジネスクラスらしい、見事な食卓。
いっぺんに出てくるのは、飛行時間から言って仕方ないですね。
パンもいただきました。
まずは旅の始まりに乾杯。
機は北アルプスの南側を横断していきます。
そして、料理。新鮮なサラダ。
チキンも美味しい。
冷えたフルーツも上々。
そして好感のもてるアシアナ機のCAさん。
一生懸命日本語で話してくれました。日本語学ぶの大変だろうな。
美味しかったチキン弁当、完食です。
フライトマップを見ると、機は隠岐島上空。
島前、島後ともにくっきり。
隠岐島はコロナ中、外国に行けない渇を癒すために訪れた印象深い島。
もうあれから3年経過したのかと、感慨深くなります。
コーヒーをいただきながら眺める、青く染まる日本海。
さて、少し眠りますか。
180度まではいかないけど、かなり倒れます。
これなら長距離フライトでも快適でしょう。
そして、機は朝鮮半島上空に入りました。
仁川空港に着陸
仁川空港が近づくと、上の画像のような案内が流れました。
乗り継ぎ便の案内ですね。
私のタシケント行きはだいぶ先だけど、ロンドンやハルビン行きは、本機の35分遅れがけっこう痛かったんじゃないかな。
あらかじめゲート番号が表示されるということは、すみやかに移動して欲しいという現れでしょうか。
そんなことを考えてると、機は着陸体制に。
仁川は最終目的地ではないのに、どこか引きこまれる景色。
飛行機に乗るたびに思う、楽しい着陸直前の街の俯瞰図。
仁川工業地帯ですね。
素晴らしく幻想的な光景が出迎えてくれました。
考えてみれば、前回の旅の渡航先も韓国だった。
仁川空港で野宿して、夜明けとともにバスで仁川大橋を渡ったことを思い出します。
そして仁川空港にランディングです。
次に乗るのもタシケント行きビジネスクラス。
ビジネスクラス渡航は、乗り継ぎ便ほどお得な気がする。
旅の序盤から楽しみが尽きません(^ ^)
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