ソウルでのトランスファー&仁川国際空港T1 アシアナラウンジでのひととき

隣のゲートにTway航空が待機する仁川空港に到着。

ここでトランジット。4時間ほど時間があります。

仁川空港の「トランスファー」

仁川空港の乗り継ぎはとても親切。

写真にはおさめてませんが、ボーディングブリッジの途中から、時間がタイトな乗り継ぎ便については「ロンドン!」とか「ハルビン!」とか叫んで搭乗客を誘導してます。

これはとても安心。

ところで、飛行機の乗り継ぎのことを正確に言える人いるかな?

「トランジット」と「トランスファー」と言う言葉があるけど、飛行機を乗り換える一般的な乗り継ぎは「トランスファー」。

いったん降機するけど、ふたたび同一機に乗り込む場合が「トランジット」です。

つまり、仁川空港は正しく使われてますね。

仁川空港での乗り継ぎは6年ぶり。

エチオピア航空で仁川経由でアディスアベバに行った時は同じ飛行機だったけど、手荷物を全て持っていったん降機させられた。(それはすなわちトランジット)

そして勝手がわからないまま進んでゆくと、この下の画像の地点で「エチオピア航空はこちら」みたいな案内板をもったスタッフがいて誘導してくれました。

そして、この通路の奥で、成田で発券した「ソウル ⇒ アディスアベバ」のチケットを名前を読み合わせて交換するというオペレーション。

なんでそんなことをやるのかな、なんて不思議に思った記憶が懐かしい。

「トランジット」と「トランスファー」。

空港によって表記もまちまち。

よくわからないけど、私はいつも「トランジット」と呼んでしまってる。

いずれにしても、旅に「トランジット」はつきもので、最終目的地の途中で別の旅をしているような感覚が好きだ。

仁川の場合は、このあと手荷物保安検査があって、KETAなどパスポートチェックもなく、スムースにトランジットが可能な優秀なハブ空港だと思います。

仁川空港アシアナ航空ラウンジでのひととき

保安検査を通過してエスカレータを上がると、目の前に現れるのがフライトボード。

16:10のタシケント行きは定刻通り15番ゲートから。

それにしても日本各地への就航の数。

完全に日本のハブ空港の役割をとられちゃいましたね。

 

そして、そのボードの向こうは、コンコースの中央に通じてました。

銀河鉄道999のトレーダー分岐点を思わせる、日本の空港では見られない光景。

さて仁川空港の利用は幾度かあるも、ラウンジの利用ははじめて。

場所は、それこそ「トランスファー」誘導通路の出口を出たところ。

まさに各ゲートへの中央通路のど真ん中、その上階に設置されています。

プライオリティパスが使えるラウンジもあるんだろうけど、ビジネスクラスチケットホルダーの私は、素直にアシアナ航空のラウンジに足を運びます。

このスカイハブラウンジというのが、プライオリティパスが利用できるラウンジかな。

アシアナラウンジの入り口。

セントラルってどう言う意味だろ? 他の場所にもあるのかな。

入ってすぐのところにトイレがあり、シャワーが設けられてました。

それも4部屋くらいあったかな、これは便利。

シャワールームを過ぎると左手にボックス席のようなブース。

これは仮眠ボックスでした。

たしかに仮眠できそうです。

アシアナ航空は大韓航空に統合される予定だけど、さっきのフライトボードを見ても北米やヨーロッパ路線も充実している。

マイルの特典ビジネスは押さえやすそうだし、仁川乗り換えで遠距離に行くのもいいのかも。

そして、その仮眠ボックスの反対側にはバーがありました。

セルフサービスだけど、飲み物のメニューは充実しています。

お酒はタシケント行きの機内でたらふくいただく予定なので、割愛しておきましょう。

そして一番奥のコーナーにビュッフェがありました。

まあ、こちらは、とりあえず腹ごしらえにはなるというメニュー。

とはいうものの、ボーディングまで4時間はあるし、ちょうど昼時なので簡単なランチ。

ちょうどフライトタイムの隙間なのか、閑散としたラウンジ。

ウインド越しに滑走路へ出ていく機体の往来を眺められます。

昨日もギリギリまで仕事してたし、自分をかえりみるヒマもない日常の反動か、こうして飛行機が行ったり来たりするのを、ただ眺めてるだけで幸せだ(^ ^)

子供のころも、ターミナル駅で発着する長距離列車の姿をただ眺めてるのが好きだった。

旅とは記憶のことなんだよね。

だから旅は重ねれば重ねるほど、過去を振り返るという楽しみが増える。

 

ところで、私はスポーツ音痴なんだけど、韓国はゴルフがさかんなのかな。

中央のモニタでは、女子ゴルフが延々と放映されてました。

ラウンジで何をするでもなく、タシケントに着いてからのことを、簡単に頭の中で脳内シミュレーションするという至福の時間。

そして時計を見れば15時。

では15番ゲートに参りましょう。いよいよ中央アジアに乗り込みます。