サマルカンドの観光の中心といったらどこになるだろうか。
新市街と旧市街のはざまに構えるレギスタン広場。
そして、その北東にある青いモスクが林立するシャーヒズィンダ廟群。
その手前で賑わいを見せるショブバザール。
これらを結ぶのが、常時歩行者天国のタシケント通り。
だから、このタシケント通り沿いに宿をおさえれば、サマルカンドの徒歩観光はベストプランになると考えて宿泊したホテルが「サンゾールブティックホテル」である。

立地抜群&部屋よしの「サンゾールブティックホテル」

外観がまるでモスクか神学校のようなサンゾールブティックホテル。
タシケント通りに沿っていて、どこにいくにも徒歩圏内。
こんな具合にね。

弾丸旅行者にとって、ホテルを立地で選ぶのはマストでしょう。

私の部屋は、通路の一番はじ、103号室。

小綺麗な空間が広がってました。

1人部屋、という感じがとても居心地がいい。

これで、観光税をのぞけば、1泊あたり6,500円。自室にしたいくらいに満足です。

ベッドが純粋にシングルなのもいい。ダブルベッドは、幅があり過ぎて、私には肌が合わない。

飛行機の時間に合わせてか、レイトチェックアウトなど柔軟に対応できるみたい。
アルコール持ち込み禁止は、イスラム圏なんだから当然。
(でも、ビアガーデンでは飲めるのが不思議・・・)

レストルームも清潔で機能的でした。

なので、これまでの道中の洗濯物を処理しました。
まったく雨の降らない中央アジアの夏。湿度は10%くらい・・・?
ほんとに、あっという間に乾きます。

のども乾きます。近くに売店はいくらでもあるから便利。

タシケント通り 朝の散歩

連日3万歩くらい歩いてるので、夜はドロのように眠れます。
そして快適な目覚め。

朝6時のタシケント通り。

爽やか過ぎて嬉しくなる。
昨日の15時に44度まで上昇した気温が、いまは22度です。

タシケント通りには、お土産屋さんが並びます。

もちろん、まだオープンしてませんが、ショーウインドウごしに、ウズベキスタンの工芸品を眺めます。

なんとなくこのあたりは、旧ソ連を感じるかな。

庭園のようにきれいに手入れされた花壇。

日中、あれだけ観光客が往来するのに、ゴミひとつ落ちてません。
もちろん清掃業者が頑張ってるからですが。

治安はふつうに良いらしいですが、さすがに店先の清涼飲料のショーケースには厳重な鍵がかけられてました。

足は自然とレギスタン広場に向かいます。

朝の柔らかい光線で見ると、さらに美しい。

レギスタン広場を独り占め、ではないけど、ほぼ独り占め。
こんな美しい光景を朝一番から拝めることができて、やはり早起きは三文のトクです。

豪華だったブレックファスト

さて、気持ちのいい早朝散歩から帰って楽しみな朝食。

新鮮で豊富なフルーツ。

パンも美味しそうだし、

プロフまである。私の水準では、超豪華なメニューです。
この食事がついて、立地が抜群で、1泊6,500円は、感謝したくなるような値段。

ダイニングもシャレたつくりで、壁にはウズベキスタン工芸の皿が飾られてました。

ホテルの朝食=幸せな時間。

そして、本日の観光の活力のための時間でもあります。
だから、がっつりいきます^ ^

タジキスタンでも感じたけど、日照時間が長い地域の果物は、甘みが見事。

今日のランチはプロフにしようかと思うほど、お米の質がいい。

美味しかった、ほんとに幸せ。食欲は人間の本能だもんね。
本能のままに満腹できて、本当の幸せを感じる。

美味しいコーヒーで、余韻を楽しみます。

1979年って、創業ということだろうか。旧ソ連時代からのホテル??

部屋に戻ってきて、紅茶、というかサマルカンドティを淹れます。

このティーポットもカップもオシャレなんだよな。

では、サマルカンド2日目の観光に出向きましょう。
ペンジケントのホテルもそうだったけど、すべての時計が狂ってる(^ ^)
時間など気にせず街を歩け! ということでしょうね。
