朝イチの「スルタン・カブース・グランド・モスク」から帰ってきて、ホテルの部屋で小休憩。
マスカットの旧市街マトラにバスで行く方法を再確認。
今夜の宿はマトラです。

マトラの手前にルイという街というかエリアがあって、そこがバスターミナルになってるみたいだな。
とにかく「地球の歩き方」なんて、オマーンは数ページ。
旅行記も少ないもんだから、公共交通機関で移動するのは至難の業。

と、思ってたら、一番役に立ったのがGoogleマップ。
実は空港からルイのバスターミナルまで、20分程度の間隔で運行されていることがわかる。
バス運賃がいかほどか、まだわからないけど、空港からここまで8リアル(3100円)ということはないだろう。
安易にタクシーなんか使うんじゃなかったな・・・と自業自得を後悔w
そして、旅も後半に入り、弾丸旅行者は日本付近の天気もチェック。
気になってた台風6号は、帰国時はまだ九州にいるのか・・・
被害を受けてしまった沖縄の方は大変でした・・・
台風来るのわかってて沖縄に遊びに行った人は自業自得・・・それが旅ですw

オマーンのバス 初乗車

わずか12時間ほどの滞在だった「シタディーンズ アル グュブラ」をチェックアウト。
1泊7,000円で朝食ついて、おもてなし度満点なホテルに感謝。
そして、白装束で移動開始です。

Googleマップでみつけた、ホテルから徒歩5分の場所にあったバスストップ。

時刻表の時間より早いけど、バスが止まって、客を待ってる感じ。

乗れちゃうかな・・・乗ってしまうか

きっぷの買い方などわからなく、1リアル(380円)紙幣を差し出すと、チケットを売ってくれました。

チケットを見る限り、バス代は0.4リアル(155円)。
ルイまで20km近くあるけど、けっして安いわけではない。
お釣りもらってわかったけど、2分の1という紙幣は0.5リアルのことだったんだ。
それにしても、こうやって、乗客が乗るたびに、紙のチケットを切ってるのかな・・・
ひとりひとりやってたら、大変な作業のように思うけど。

それはともかく、オマーンのバス旅がはじまりました。

楽しいオマーンのバス旅

バスでも列車でもいいんだけど、異国の公共交通機関に乗るのって、魂が揺さぶられるほどゾクゾクする。
生きていて、こんなに楽しいイベントはない(^ ^)

車内の様子。
サウジアラビアでは、ついに路線バスに乗る機会がなかったから、オマーンで取り返すぞ、
という気分ですw

しかも、最前列の特等席だから、最高です。

うん、ルイ、マトラに向かってるね。

昨夜オマーンに着いて、今朝歩いたのはモスクだけだから、マスカットの街の様子を味わうのはこれから。
マスカットとは、どんな街なんだろう?

前方から、砂漠の山が近づいてきます。

さらに近づくと、砂漠というよりは、完全に岩山です。

石油を運ぶタンクローリー。
走ってて不思議はないけど、産油国で見かけると、なんか妙な違和感w

岩山が近づいてくるというより、岩山をくりぬいて、街をつくったり道路を通してるんだね。

つまり、マスカットとは岩山の中にある街なのか。

風が吹いたら、またたくまに砂嵐になりそう・・

今までの私の旅歴でも、不思議な光景だ。

岩肌が、そのままむき出しになっている街。

ルイの街に入った模様。

ルイのバスターミナルでタクシーに乗り換え

バスはロータリーを一周するような感じで、ルイのバスターミナルに入りました。

さて、ルイまで来れば、宿をとってあるマトラまではすぐ。

ふたたびバスを探そうか、しばし思案・・・
それにしても、バスターミナルも岩に囲まれてるな・・

と、考えてたら、タクシーの運ちゃんに声をかけられました。
バスターミナルでタクシーが待ち構えるのは常套手段だけど、実は、ホテルの場所はバスストップから結構歩く。

それで、悩んでたんです。
だって、マスカットの滞在は今日と明日だけだから、時間を有効に使いたい。

そこに、タイミングよく、声をかけてきた運転手。
ホテルの場所を示して、「いくら?」「1リアル(380円)」
ま、いいか、って感じで、お願いすることにしました。

後で調べたら、ルイとマトラを結ぶバス代は0.3リアル(110円)。

時間をおカネで買ったことにしましょう。

白装束の運転手に白装束の客。

タクシーは「ルイストリート」をマトラに向かって走ります。

ほんとに岩肌だらけの不思議な国。

これは旧市街のゲートかな。

マトラの街が見えてきました。

そして海に出ました。
マトラは海沿いの街。海岸の遊歩道を歩くのも楽しみ。

そして、ホテルに到着(実は、違っていたんですが、そのときは気づかず・・・)

客を送り届けて、意気揚々と去っていくタクシー。
私はこのあと、ホテル探しに大汗を流すことになるとは予想もせず(^ ^)
