ソウルで一番の繁華街明洞。
その南に盛り上がる標高265mの小高い丘が南山(ナムサン)。
そして、その南山一帯に広がる遊行エリアが南山公園。
そして、そこにシンボルのようにそびえたっているのが南山タワー。通称Nソウルタワーです。
水際緩和後の昨年12月。
明洞のビルの隙間から見える Nソウルタワーを見て、次回ソウルに来るときは登ってみたいなと思ってました。
これです↓
本日は、2023年4月23日(日)。
週末弾丸だけど、まったりと迎えたソウルの朝。
ホテルの食事をゆっくりとって、部屋でのんびりとコーヒーを楽しんだ私は10時過ぎにチェックアウト。
今日なんか、ソウルは春日和だから、南山からの眺めはいいんじゃないかな・・
夜明けとともに行動を開始する弾丸旅が身の上だけに、こののんびりした行動開始は、なんとなく自分が偉くなったような錯覚を呼びます(^ ^)
のんびりするのは構わないけど、いちおう帰りのフライトを確認しておく。
帰国便は、仁川よりも近い金浦空港を19:50に出るアシアナ便。
帰りも楽しみなビジネスクラスなので、ラウンジが使えるでしょう。
15時ごろに、ホテルに置いた荷物を取りに来れれば大丈夫。
南山への登頂と、もう一か所、北朝鮮の大地も目にしたことだし、戦争記念館にでも訪れてみようと思いました。
南山への登り方
「コリアナホテル」に泊まっていた私は、目の前を通る循環バスに手っ取り早く乗ってしまいましたが、ほかにも、ケーブルカーで登る方法と、それこそ徒歩で登る方法があります。
おすすめは、眺めもいいケーブルカーだろうか。
夜遅くまで運行しているので、夜景を楽しみたい方にもおすすめ。
逆に、体力に自信のある方でないと厳しいのが徒歩。
後述しますが、下から上がってくる人々の表情は、悶絶に近かったですw
バスで登っていくと、目にするのはこの光景。
このバス道を登る方法もありますが、眺めがいいのは明洞側。
つまり、ロープウェイの下を徒歩で登る登山道です。
しかし、自転車で登る強者・・すごい
ここは、まだ頂上の展望台ではありませんが、ところどころでこんな景色が現れます。
完全に晴れてるわけではないけど、高曇りなので北漢山の頂まで見渡せます。
来てよかった・・漢江の方角はもやってましたが。
さらに進むと、Nソウルタワーが姿を見せます。
南山展望台からの眺め
ここは、南山八角公園展望台。いくつかある展望台のひとつ。
おお・・素晴らしい眺めです。
明洞から東大門、北村(プクチョ)のほうまで見渡せます。
レンズを望遠にすると、ビルで働く人の表情まで写ってしまうかも。
こうしてみると、朝鮮半島はやっぱり大陸の一部、荒々しいクリフがそれを感じさせます。
ソウルの街も起伏に富んでいることがわかります。
ふつうに街歩いてて、すぐに坂に出くわすもんね。
展望台に腰掛けて、景色を見ずにスマホをいじるw
Nソウルタワー。レンズを超広角にしないと、てっぺんまで入りません。
直前まで思考してたんだけど、登るのやめました(^ ^)
やっぱり、登るなら夜景が綺麗な夜でしょw
Nソウルタワーふもとから漢江側を眺める
さて、Nソウルタワーは申し訳ないけど素通りして、逆側、つまり南側の展望台へ。
これは、恋のおまじないかな^ ^
恋のおまじないだらけ。
南側の眺めも素敵です。
漢江を遊覧するクルーズもあるらしい。今度乗ってみたい。
それにしても、幾何学的な眺め。
狭い平野部に、計画的に開発した都市という感じです。
ふたたび恋のおまじない。
これだけみてると、韓国の出生率0.78が信じられない。
次回、ソウルに来る時は、漢江の向こうに渡ってみよう。
帰る間際になって、登らなかったことが惜しくなったNソウルタワー。
いつか、登りますw
こういう標識、眺めるの大好き。
なんと、北海道はあっても、東京がないのか・・・
お、あったあった。東京まで1,158kmか、ほんと近いね。歩いたら20日くらいかな。
ケーブルカーの入り口に衛兵がいらっしゃいました。
持ってる刀がかっこよかった。
南山から徒歩で下山
さて、帰りは徒歩で下山しようぜw
いちおう、下から上がってきた欧米人に、「下まで行けるんですよね?」と聞いて「YES」の声を聞いてから。
最悪なのは、途中まで下って、ふもとまで行けなくて、引き返すパターン。
つまり、一瞬たりとも登りたくない^ ^
ケーブルカー乗り場にあったキー。これが恋のおまじないのもとね。
しかしこれね。下から登ってくるの大変だよ。
登ってくる人の表情は、完全に息絶え絶えですw
夜景綺麗だろうな。
ソウル駅周辺の下町は低層だけど、少し離れると高層ビルが並ぶ。
人口減少社会だから、これ以上ビルが林立することもないとは思うけど。
少し坂道を下って見上げるNソウルタワー。
途中途中に、展望台があったりします。
山の名前だろうけど、翻訳できなかったw
明洞の方角を見下ろしてます。
驚くのは、iPhone14 Proの凄まじい解像度。
一眼レフを帯同しない海外渡航も、そう遠くないかもしれないな、これ・・・
下りも、それなりに疲れます。普段使ってない膝上がガクガク。
おお、視界が広がりました。下山成功ですね。
下から見上げるとそんなでもないけど、体力勝負です。
なんの記念撮影かな・・・と思ったら、
なんと「安重根(アン・ジュングン)」。
はあ・・さっきの親子は、「日本の初代総理大臣を暗殺した人だよ」って、教えてるのかな。
まいった・・・
ま、政治的な話はおいといて、まだ下ります。
ふもとに着いてからも、まだまだ下るので、徒歩での登頂を目指す場合、やはり覚悟がいると思います。
そして、ようやく南大門市場の入り口に。
寄り道しながらだけど、ちょうど1時間かかった、徒歩での南山下山でした。