さて、自分の部屋の中で旅をしたくなり、つくりはじめた鉄道模型のレイアウト。
京都・奈良方面に出かけ、その記事を書いていたので、しばし中断しましたが、実は、週末の都度少しづつですが進展していました。
地形の骨組みもイメージでき、試運転も完了したので、いよいよ、地形に魂を吹き込んでいきます。
目指すは、こんな感じの地形です↓
トンネルポータル作り
では、地形に手をつける前に、地形とレールの接続部分、すなわち「トンネル」の処理をしておきます。
処理といっても、要するに入り口を作るというだけのことです。
これは、いろんなメーカーさんから発売されていますが、津川洋行製のを今回チョイス。
しかし、すべて初体験なので、作り方がわからん。
たて方がわからず、100均で買ってきたコルクシートを土台にして立てます。
木工用ボンドで固着させます。
そして、スミ入れ処理。いわゆる「汚し」ですね。
これは、模型メーカー「タミヤ」から、スミ入れ専用の塗料が売っていたので、簡単でした。
ちょこちょこっと塗って、乾く前にティッシュなどでふき取るだけです。
模型工作しろうとの私でも、なんとかウエザリングができました。
そして、トンネルの入り口に仮設置します。
トンネルの内側がスカスカだとかっこ悪いので、黒い厚手のペーパーを貼り付けます。
これは津川洋行の製品に付属品として入っていました。
そして、レールもマスキングして、下準備OKですね。
スタイロカッターで整形
下準備はOKですが、大雑把にくんだスタイロフォームの形を、ある程度整えておきます。
これは、100均で購入した「発砲スチーロールカッター」。
要するに、ニクロム線の熱で発砲スチーロールを溶かして削るという原理ですが、スタイロフォームにも通用しました。
ペーパータオルで山脈づくり
では、いよいよ、スタイロフォームで骨組みを行った「山脈」の地肌を作っていきます。
いろんな方法があるようなんですが、私は、最も安く、そして最も軽くできる方法ということで、「ペーパータオル」をボンド水溶液で貼り付けていく方法を採りました。
まず、ボンド水溶液づくりですが、これは簡単。
100均で買ってきた容器に、木工用ボンドを入れ、ボンドと水が1:2くらいの割合になるように水を入れます。(計っていません、適当ですww)
そのあと、中性洗剤を数滴たらします。(しみこみがよくなるのだとか・・)
次に、地形の部分に、木工用ボンドを塗っていきます。
そして、ペーパータオルを重ねていきます。
そうしたら、いよいよ、作っておいた「ボンド水溶液」を塗っていきます。
おそらく、もっと効率のよい方法もあるでしょう。
でも、今回のレイアウト作りでは、とても楽しい作業工程でした(^^)
そもそも、工作オンチの私。
筆を使うのも初めてならば、ペーパーで地形を作るなんて、ほんとに人生初体験。
雪山のような山脈が出来上がっていくことに、快感を覚えます。
トンネルポータルまわりは慎重に。
ペーパータオルを貼りながら、不満足な地形は、スタイロを切り増ししたり、ペーパータオルをさらに重ねたりして、大陸のような稜線を目指します。
ボンド水溶液もすぐなくなって補充します。
作りすぎても、密閉しておけば、いつでも使えるので便利。
だいぶ、山なみらしくなってきましたよ。
トンネルの入り口付近を、オーバーハング気味にイメージを出すのに苦労。
どうにか、ゆるやかな、大陸らしい山なみを再現できたかな。
まだ「雪山」ですけどねw
自分としてはお気に入りの地形ができて、大満足。
この築堤の上を列車が走る姿を想像すると、武者震いします!(^^)!
次は、いよいよ、色塗りかな。
人生初体験が、次々と現れて、かなりハイになってます(^_^)
累計投資額
今回は、トンネルポータル他、100均でコルクシートなどを少々、スミ入れ塗料とあとボンドなど買い足しました。
レール | 10,890円 |
ベニヤ板2枚 | 1,496円 |
角材8本 | 1,881円 |
スタイロフォーム4枚 | 5,764円 |
パイプ(ジョイント含む) | 2,756円 |
キャスター | 3,353円 |
電動ドリル | 4,059円 |
のこぎり | 1,100円 |
木工用ボンド | 1,200円 |
100均(コルクシートなど) | 1,000円 |
ストラクチャー類(トンネル等) | 420円 |
塗料類 | 420円 |
パワーパック(ACアダプター含む) | 4,473円 |
EF57型機関車 | 12,000円 |
「急行音頭」客車8両セット | 18,000円 |
合計 | 71,568円 |
車両も含めた工事費通算は71,568円になりました。
予算10万円に、ちゃんとはまるかな・・
こちらの記事もどうぞ。
#6 スタイロフォーム&ペーパータオルで地形作り (この記事です)