【鉄道模型レイアウト製作記#4】レール敷設&地形造り編 勾配区間が難しい・・

巣篭もりの間に何ができるかな、という気持ちではじめた鉄道模型のレイアウト作り。

いよいよ、レールの敷設、そして地形造りに踏み込みます。

大きく弧を描く線路に似合う背景は、やはり大陸らしいなだらかな山。

表現したい情景は、ユーラシア大陸を横断する鉄道です。

 

まずは、模造紙に設計しておいた通りに線路をつなぎます。

左側半分の線形に芸がないような気がしますが、これはとりあえずの処置。

真ん中に山脈を置き、レイアウトの右半分と左半分で異なる情景を描写し、2倍楽しもうという試みなので、今のところは左側はどうでもよいのです。

 

そして、草原を貫ぬく大築堤を描くつもりで、カッターナイフで、一生懸命にスタイロフォームをカット。

3センチのスタイロフォームを2枚重ねて、標高6センチの築堤としました。

Nゲージの立体交差は、最低でも5センチの高さが必要らしいので、余裕を持たせた結果です。

 

問題は勾配区間。

立体交差があるので、当たり前ですが、登り坂が必要です。

さて、どのくらいの傾斜にすればいいのかわからない。

ネットで調べると、Nゲージの勾配はキツくても3%から4%まで。

すなわち、1m進むと3センチから4センチ登るくらいの勾配に抑えないと、走行に支障が出るそうです。

いろいろ思考しましたが、考えてみれば、最初に造る側には勾配はなく、反対側の話。

ならば、細かく計算などしないで、今のところは仮組みでいいか、と思いました。

なので、スタイロフォームを適当な長さに切って、即席の橋脚としました。

ところで、Nゲージを走らせるためには、パワーパックという動力供給装置が必要です。

レールをKATO製のユニトラックを使ったので、パワーパックもKATO製品をチョイス。  

ちなみに、パワーパックだけ買っても列車は動きません(笑)

フィーダー線という、電力を線路に供給するコードが必要です。

マニアの方にとっては当たり前のことかもしれませんが、なにしろ、生まれて初めて鉄道模型というものに触った身。

フィーダー線を接続できる線路は限られていて62mmの長さの直線レール。

レールをつなぎなおして、なんとかまとめました。

 

地形については、レイアウト中央になだらかな山。

向かって左側は、トンネルにするつもりで、少し小高くスタイロフォームを積み重ねました。

スタイロフォームは、とても軽いので、ほんとに作業がラクです。

ちなみに、この画像を見た娘が「うわ、古代遺跡みたいじゃん!」と言ってくれましたww

近所の模型店にガーター橋を売っていたのでチョイス。

立体交差のアクセントとしました。

このスタイロフォームを切り刻んで積み重ねていく作業。

実は、とっても楽しいです(^^)

シベリア鉄道の車窓からみえた、稜線がゆるやかな山脈を表現できるかな・・ 

本日の買い物。

パワーパック(ACアダプター含む)4,473円。

ガーター橋 614円。

いままで31,199円投じているので、計36,286円。

着々と、工事予算の10万円に近づいてますねw

 

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