おや、山脈に色をいれて、築堤まで塗り終えた部屋の中のレイアウトが、なんと、横倒しになっています(^^)
もちろん、事故があったわけでも、地震に襲われたわけでもありません。
これから、パウダーをまいて、山なみを表現していくために、便宜上、ジオラマに横たわってもらったわけです。
でも、さすがスタイロフォーム。軽いので、重さを感じず、横に倒すことができました。
色とりどりのパウダーで山なみを表現
さて、レイアウト製作過程において、色を塗るのと同じくらい楽しい作業工程でした。
パウダーまきです。
しかし、どんなパウダーを使うと感じが出るかわからなかったので、これまた近くの「タムタム」へ足を運び物色。
KATO、TOMIX、あるいは外国製品など、メーカー問わず、いろんな種類を仕入れてきました。
ちなみに、もっとも重宝したのがこれ↓
大陸らしく、深緑の毛足の短い草原をイメージしたくて購入しましたが、まさにどストライク。
シベリア鉄道の窓から眺めた、緑の絨毯のような起伏が再現でき、勝手に自己満足しています。
シーナリープラスターで作った築堤も色入れしました。
ところで、なぜ、レイアウトを横に倒したかというと、急斜面では、パウダーが山肌に固着してくれないんです。
パウダーを適量まいて、ボンド水を滴下していくわけですが、傾斜がきついと、ボンド水ごと下部へ流れてしまうのみ。
そこで、レイアウトボードごと、横に倒したわけです。
では、各種パウダーを、100均の容器に入れ、作業開始。
作業工程は、まず、大雑把にパウダーをまきます。
次に、そのパウダーを湿らせます。
そして、脇のほうから、ボンド水を少しづつ落としていきます。
一気に流し込むと、水流のような模様ができてしまうので、根気のいる作業。
腰も痛くなります。でも、楽しい!(^^)!
ところどころ、パウダーの種類も変えて。
疲れるけど、達成感抜群の作業です。
山肌らしく、見えてきたかな?
トンネルの上なんか、オーバーハングしてるので、そもそも、横に倒さないと作業できませんでした。
いやあ、カッコいいな、これは・・
今度は、反対側に倒します。
築堤の斜面にKATOのコースターフ
築堤の斜面には、草原よりも、もっともこもこ感を出したかったので、KATO製のターフを使いました。
これに、ボンド水をしみ込ませて、「ひとつづつ」置いていきますw
この作業だけで、半日かかりました。
ボンド水も、何杯目かのおかわりです。
一通りまき終えたら、レイアウトをもとに戻して、細かいところに固着。
山脈と築堤の模様入れ完成
いや、これは感動モノです。
稚拙な出来ばえですが、勝手にユーラシア大陸と思っているので。
列車を走らせて、さらに感激!
まだ、工事進捗率は3割くらいだけど、DIY初体験の身としては、興奮を禁じえません。
累計投資額
今回は、幾種類もの「パウダー」を仕入れました。
レール | 10,890円 |
ベニヤ板2枚 | 1,496円 |
角材8本 | 1,881円 |
スタイロフォーム4枚 | 5,764円 |
パイプ(ジョイント含む) | 2,756円 |
キャスター | 3,353円 |
電動ドリル | 4,059円 |
のこぎり | 1,100円 |
木工用ボンド | 1,200円 |
100均(コルクシートなど) | 1,000円 |
ストラクチャー類(トンネル等) | 920円 |
塗料類 | 4,620円 |
パウダー、ターフ各種 | 5,200円 |
パワーパック(ACアダプター含む) | 4,473円 |
EF57型機関車 | 12,000円 |
「急行音頭」客車8両セット | 18,000円 |
合計 | 81,468円 |
車両も含めた工事費通算は81,468円になりました。
10万円の予算に対して、残り2万円を切りましたが、たぶんいけそうな気がします。
あと、片側面だけ考えれば、レールを塗ったり、バラストをまいたり、地面を装飾したり・・
ワインでも片手に、列車の走行シーンを眺められる日も、そう遠くないような気がします。
こちらの記事もどうぞ。
#9 パウダーをまいてユーラシアの山なみを再現 (この記事です)