ここのところ、ブログがまったく更新されていません。
実は、「あるもの」の製作に夢中になっていたからです。
ブログより熱中していたものとは・・・
旅に出られず、自宅の自室で呆然とした日々を過ごすうち、部屋の中に旅を彷彿させるジオラマがあってもいいよな、なんて、ふと思いました。
そういえば、3ヶ月前に「西村京太郎記念館」訪れたとき目にした大きな鉄道模型ジオラマは、みてるだけでとても楽しかった。
これです↓
私は鉄道マニアではありませんが、旅人として接する鉄道は大好きです。
部屋の中に、大自然を造ってゆく。
そして、その中を、旅人を乗せた列車が、町から町へと走り抜けていく。
そんなシーンをアタマに浮かべていくと、なんだか、すぐに製作にとりかかりたくなりました。
部屋の中にジオラマを造り、そしていろいろアレンジしていくと、1年くらいはすぐたっちゃいそう。
逆にいえば、1年程度は、海外旅行に出かけられない無念を相殺してくれるんじゃないかな。
とにかく、コロナ前は、アタマの中には旅のことしかなかった。
月に一度の頻度で出かけ、家にいるときはブログを書いているのだから、当然そうなります。
1日1日を無為に過ごすのが、とてもつらく、そしてもったいない。
そこで考えたのが、部屋の中のジオラマ製作です。
しかし、断っておきますが、鉄道模型なんて触るのは人生初めて。
そして、DIYなんて、この歳になるまで、一度たりとも縁がありません。
うまくいくかな・・・
製作する情景としては、いわゆる街並みではなく、大自然。
草原の中を走り抜けていく列車。
イメージとしては、こんな感じです。
単線のレールが、大草原の中に雄大なカーブを描きながら敷かれ、そこをイベントトレインでもなんでもない生活上の列車が、身をくねらせるように走り抜けていく。
私にとっては、ゾクゾクする光景なんです。
だから、走らせる列車の編成はなるべく長くしたい。
運転距離も、うんと長く取りたい。
そして、駅はいらない。車庫もいらない。町もいらない。
すなわち、大自然の中を列車が走っているシーンを、コーヒーでも飲みながら、ぼんやり眺める。
そのためのジオラマです。
私は、鉄道模型に関する知識は皆無です。
ですから、そんな人間でも、もし完成させ列車を走らせることができたら、それは、初心者のジオラマ製作記としてドキュメントになるでしょうか(笑)
ところで、鉄道を走らせるジオラマのことを「レイアウト」と呼ぶそうですね。
ネットで調べて、わが国の鉄道模型の二大メーカーが「KATO」と「TOMIX」ということも知りました。
それから、Youtubeの鉄道模型チャンネルをかたっぱしから見まくり勉強です(^^)
半月もすると、なんとなく、「こういう風につくっていくんだな」というイメージが出来上がりました。
そして、ついに手に入れた「KATO」のレールです。
鉄道模型の線路に触れるのは初めてでしたが、なかなかの質感。
これは、おもちゃの域を超えてますね。
わが家は、子供が二人とも娘だったので、こういう遊びにはまったく縁がありませんでしたが、息子さんを持つ親は、通る道なのでしょうか。
顔を近づけてみると、本物の線路のよう。
さっそく、模造紙の上でレールを組み立て、鉄道工事の設計開始です。
こりゃ、思ってたより面白いぞ(^^)
こちらの記事もどうぞ。
#1 自分の部屋で旅をしたくなった話 (この記事です)