外国に行けないことから、部屋の中に外国を作っちまえ。
という単純な動機から、人生初のDYIに手を付けたジオラマづくり。
片側半分だけ「大陸」をつくったところで、1年ほど時間がとまってしまいました。
主な理由は2つ。
ひとつは、旅に明け暮れていたから。
異国の旅ができないなんてしょげていたのが、そもそもの間違い。
日本にだって、数えきれないほど、旅情を感じる町や景色、史跡はある。
そんな当たり前のことに気づき、月一のペースで出かけるようになると、帰ってくるとブログを書いたり次の旅の予定をたてたりで、時間が全くなくなってしまった。
もうひとつは、試運転が楽しいこと。
片側半分だけど、座ってみれば全景が完成してるのも同然。
なるべくスロー走行にして、走らせたままにしておくと、ほんとに楽しいんです。
酒を飲みながら、ベッドにすわってるとほんとに旅に出てる気分になります。
ジオラマ完成度の現在の状況
では、このジオラマ、どこが手つかずになっているのか、確認しましょう。
部屋の中央に1,800㎜×700㎜と700㎜×800㎜を連結させた土台がデンと中央を占拠しています。
両側から眺められる風景をコンセプトにしたから、半分で力尽きちゃったんだね(^^)
連結部分がこちら。
将来的に延伸しようとポイントをかませてありますが、一向にその気配はありません。
連結部分は、どこかの世界遺産にもありそうな、中国大陸風の崖にしています。
てっぺん部分は、かつての王宮の遺構でも描こうかな、などと考えていましたが、小物が置けて便利なので、やはり手つかずに。
崖のすき間には、チベット寺院をイメージした五重塔を配置予定ですが、まだ組み立ててもいません。
崖の下を流れる水無し川。このままでもいいんですが、もう少し砂利を置きたいかな。
連結部分はバラストすらまいてませんが、試運転しちゃうとけっこうエモいので、そのままになっちゃうんですよね。
まあ、はじめての工作初心者にしては、よくやったんじゃないかな。
本体部分の未完成箇所。
牧場が放置しっぱなし。牛は寝てるし、柵も倒れたまま。
ちなみに、勾配区間は設けず、エンドレスが2本となっています。
なので、2列車同時運転に必要なパワーパックは2台。
さて、裏側は、このとおりまったくの手つかず。
トラスが映えるように、谷川も早くイメージしないと。
ここには、深みのある水をたたえたい。
未完成でも走行シーンが気に入っちゃってるから、先へ進めないんですよね(^^)
このレイアウト、失敗点は2つ。
トンネルの中が掃除しにくい。取り外せるようにしとけばよかった。
ほとんど直線区間がないので、レールに車両を乗っけるのに一苦労。
TOMIXレールクリーニングカーを購入
トンネル部分のレールの掃除がままならないということで、レールクリーニングカーを購入してみました。
レールの上を走らせるだけで、レールを掃除してくれるという優れもの。
アマゾンで3,382円。けっこうしますねw
私のレイアウトは、レールもパワーパックも車両もほぼKATO製で占められてますが、TOMIX製が登場するのはトラス橋以来。
そもそも使えるのかどうか調べずに購入してしまいました。
開封して持ってみると、ずっしりと重い。
機関車のような質感を感じます。
箱の中は部品だらけ。こりゃ、説明書を読まないと使えないかな・・
クリーニングにもいくつか方法があるようでした。
- レール上のほこりを吸い取る
- レールクリーナーでレールを掃除する
- レール表面をヤスリで研磨する
この3つですが、とりあえずほこりは常にとっているので、レールクリーニングを施しましょう。
レールに乗っけると、まさしく作業用車両の雰囲気。
上部のフタをとって、クリーニング液を注入します。
機関車と客車の間にはさんで出発進行。
ところが走らない・・
機関車の動輪が空転するばかり。
ED73のパワーが足りないかな。
それでブルートレインを外してみました。
それで動くようになりましたが、なんかパワー不足が否めない。
そもそもわがレイアウトは曲線にカントをつけ過ぎて、レールが波打ってるというのもあるんですが。
機関車をEF65に交換してみたら、スムースに動きました。
20系客車を連結した状態でも、普通に動きます。いいぞ、いいぞ。
クリーニングカーが通った後のレールはこの通り。ピカピカになります。
さて、レールクリーニングが終わると、また試運転の日々がはじまってしまったw
こうしてブログにアップすれば、未完成部分の建設に着手する気が湧くかな、という狙いもあったけど、さして効果がなかった。
「~製作記」と言っておきながら、ただの現状報告だけで申し訳ございません(^^)
でも、なんとか年内には完成させたいと思ってます。
こちらの記事もどうぞ。
#12 「モデリングウオーター」で湖を表現・・失敗・・かな?
#16 レールクリーニングカー購入 (この記事です)