さて、ついに、レイアウトに色を入れます。
「雪山」も、眺めてて悪くないですが(ほんとに)、大陸の山脈らしく、黒々と緑化していきましょう。
用意した塗料・・けっこう悩みます
ところで、色を入れるとはいっても、塗料をどう選んでいいのかわからない。
なんせ、生まれて初めて、模型工作のようなことに手をつけ、そして色を塗ろうというのだから、初心者を通り越して、それ以前の逸材です(笑)
ここは素直に、専門家に聞こうと、自宅からクルマで数分のところにあった「ホビーショップ タムタム」に行って、いろいろと聞きました。
すると、ジオラマの塗装には、基本的に水性のアクリル塗料が適しているとのこと。
水で薄めて使える上、塗った際にムラがでやすいのも、景色などの塗装には向いている。
そして、あとから色を変えたい場合に、重ね塗りができることなどを教わりました。
店内には、アクリル塗料がずらり。
アクリル塗料にも、水性と油性があるので、ここは間違えないように水性を選びながら、いくつかの緑系の塗料を仕入れてきました。
緑系以外にも、このあと、地面や架線なども塗装することを考えて、様々な色を物色。
1瓶165円なので、わりとリーズナブルに思います。
注意しなくてはならないのは、メーカーがちがう塗料どうしは混ぜ合わさないほうがいいこと。
一番左の黒は、「タミヤ」のがなくて「ミスターカラー」のを買いましたが、成分とか異なるとよくないらしいです。
山脈の塗装開始!
では、買ってきた塗料を、少し水で薄めて塗っていきましょう。
ワクワクする瞬間です(^^)
おお・・
こりゃ、楽しいわw
ときどき、違う色の塗料も混ぜながら。
こりゃ、ほんとに楽しい!
ボンド水溶液を塗りたくったときも楽しかったですが、筆で着色するのがこんなに楽しいとは知りませんでした。
風景だから、色なんてムラがあっていいんです。
すなわち技術がいらない。だから楽しい。
ただし、こういうところは慎重に。
レールだけでなく、主要箇所はマスキングしたほうがいいんだろうけど、勢いで塗っちゃってます。
タミヤの塗料以外にも、KATO製のジオラマ用の塗料も買ったんですが、出番がありませんでした。
ふつうの塗料を水で薄めて塗りたくるだけで十分です。
だいたい塗り終えました。いい感じじゃないかな。
こりゃもう、山脈って感じですよ。
小学生のときから、図画や工作では「2」より上をとったことがない、工作しろうとの私が、ここまで製作できて感無量です(#^.^#)
累計投資額
今回は、塗料を15瓶くらい仕入れました。筆は100均です。
レール | 10,890円 |
ベニヤ板2枚 | 1,496円 |
角材8本 | 1,881円 |
スタイロフォーム4枚 | 5,764円 |
パイプ(ジョイント含む) | 2,756円 |
キャスター | 3,353円 |
電動ドリル | 4,059円 |
のこぎり | 1,100円 |
木工用ボンド | 1,200円 |
100均(コルクシートなど) | 1,000円 |
ストラクチャー類(トンネル等) | 420円 |
塗料類 | 4,008円 |
パワーパック(ACアダプター含む) | 4,473円 |
EF57型機関車 | 12,000円 |
「急行音頭」客車8両セット | 18,000円 |
合計 | 75,156円 |
車両も含めた工事費通算は75,156円になりました。
KATOの「アンダーコート」は1,100円もしたのに、もったいないことをしました。
考えてみれば、今回塗った山脈だって、このあとパウダーをまいたり、草木を植えたりするわけで、地肌なんて隠れちゃうんですよね。
したがって、塗料なんて、何でもよかったわけであります。勉強になりました。
こちらの記事もどうぞ。
#7 山脈の色塗り 雪山から万緑の山なみへ (この記事です)