【鉄道模型レイアウト製作記#12】「モデリングウオーター」で湖を表現・・失敗・・かな?

さて、大陸横断鉄道をイメージしたレイアウトづくりも、前半戦の最終局面。

湖を表現して、片側の風景の完了とします。

↓この部分ですね。青蔵鉄道の青海湖のつもりですが、スケールが小さいw

紙粘土で湖底を製作

では、土台となっているスタイロフォームに切れ目を入れるのは、けっこう勇気がいりますが、作業開始。

ベニヤ板に直接レールを敷設せず、スタイロを敷くのは、騒音対策などもありますが、線路より標高の低い地形を作る場合、便利だからです。

カッターナイフで、深さ3cmほど掘りました。

そして、100均で仕入れた紙粘土が登場。

真っ白い湖底が出来上がりました。

しかし、この紙粘土。

乾燥して固まるにつれ、凝縮していきます。

岸辺との境に隙間ができてしまったので、TOMIXのシーナリープラスターで埋めます。

湖底をもう少し浅く掘って、シーナリープラスターだけで作ったほうが良かったかも。

湖面(湖底)の塗装は難しい・・

ところで、湖底の塗装には苦労しました。

青をベースとしたいろんな塗料を試すんですが、うまく決まらない・・

何回も、塗りなおしました(^_^)

最終的には妥協しましたが、とりあえず、こんな感じにまとめます。

湖岸には砂を敷き詰め、いよいよ、湖水の表現ですね。

しかし、湖というより公園の池のようだ・・これは、センスの問題ですw

「モデリングウオーター」の扱いに苦労する?

さて、ジオラマの表現の象徴ともいえる「水」。

水の表現は、いろんな方法があるようなんですが、初体験の私は、2液を混ぜたり、熱を加えたり、とかが不要で、ただ流し込むだけで表現できるという「モデリングウオーター」をチョイスしました。

1本1,235円と値段は張りますが、4本を用意して臨戦態勢。

流し込みます。

湖面のエッジには、もれないように、ガムテープをあててます。

なかなか楽しい作業ですが、けっこう量を使います。

4本使うつもりはなかったんですが、結果的にすべて使い切りました。

流し込み終わったら、つまようじで気泡をつぶします。

ところで、2本目を流し終わったあとで、塗装をしています。

塗装後、あらためて2本流し込んでいます。

すなわち、サンドイッチの形にするわけですが、実は、この塗装を数分放置したおかげで、散々な目にあいました。

「モデリングウオーター」は、色を付けられるんですが、色を塗ってすぐに、上から流し込まないと、塗装面がパリパリになってしまうらしいんです。

シンナーを使って、一生懸命色を落とし、再度色を塗りました。

何とか最後までたどりつき、固まるまで、ホコリから守ります。

完全には固まらない?「モデリングウオーター」

さて、画像では、一応の完成をみた「モデリングウオーター」の湖。

これが、なかなか固まらないんです。

これが製品の仕様なんでしょうが、ゼリー状ではなく、プラスチックのような仕上がりを期待していた私にとっては誤算。

2週間ほどたっても、ベタベタのまま。

さわれば、思いっきり指紋が付きます。

ベタベタということは、ほこりもつきやすい。

4本もつぎこんだのに、失敗しちゃったかな・・

なので、普段は、ほこりをかぶらないように、フタをしています(^_^)

まあ、でも、鏡面のように景色を映りこむので、よしとしましょう。

累計投資額

今回は、水表現としてのモデリングウォーターを購入しました。

レール 10,890円
ベニヤ板2枚 1,496円
角材8本 1,881円
スタイロフォーム4枚 5,764円
パイプ(ジョイント含む) 2,756円
キャスター 3,353円
電動ドリル 4,059円
のこぎり 1,100円
木工用ボンド 1,200円
100均(コルクシートなど) 1,000円
ストラクチャー類(トンネル、牧場等) 2,072円
塗料類(情景テクスチャーペイント含む) 8,766円
パウダー、ターフ各種、バラスト各種 8,400円
水表現(モデリングウォーター4本) 4,940円
パワーパック(ACアダプター含む) 4,473円
EF57型機関車 12,000円
「急行音頭」客車8両セット 18,000円
合計 94,905円

車両も含めた工事費通算は94,905円になりました。

10万円の予算で開始した工事も、ジオラマ片面だけで予算に届きそうです。

でも、片面だけでも、向こう側は見えないわけですから、完成したも同然。

次回は、バーカウンターでも設置して、第一幕の完成としましょう。

追記:モデリングウオーター硬化半年後

モデリングウオーターで湖を表現してから半年経過したので、レポートです。

まず、ほこりが付きやすいという予想は完全にはまって、鑑賞していないときはなにかかぶせていないと、ほこりで真っ白になります。

でも、それは、どんな溶剤を使って水を表現したとしても、起こりえると思います。

ではメンテナンスはどうかというと、上の写真のように、ガムテープかなにかでペタペタやれば、簡単にほこりが取れて、もとの鏡面に戻ります。

というわけで、なんだかんだで気に入っています(^^)

 

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