アジアの神秘な国ラオス。
かつては、バックパッカーが長逗留するような国(今でもそうかもしれません)だったようですが、そんなラオスをたった3泊5日でブーメランのように行って帰って来ました。
ラオスといえば、なんとなくベールに包まれた国というイメージがあったのですが、実際に行ってみると、とても開かれた、旅行者にとってはまったく居心地のいい国でした。
そんな3泊5日弾丸紀行をまとめてみましたので、同方面への旅を企画されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
ラオス 弾丸旅行 全行程
今回の旅の全行程がこちらです。時系列にリンクを貼ってありますので、読みたいところからどうぞ。
日付 |
午前 |
午後 |
---|---|---|
1/10(木) |
|
羽田 ⇒ バンコク ⇒ ビエンチャン |
1/11(金) |
ビエンチャンの町 |
ビエンチャン観光 |
1/12(土) |
ルアンパバーンへ |
ルアンパバーン観光 |
1/13(日) |
ルアンパバーン観光 |
ルアンパバーン観光 |
1/14(月) |
ルアンパバーン ⇒ バンコク |
羽田空港着 |
1月の3連休に会社からもらった休暇を1日追加して、行ってきた日程。
会社の同僚が20年近く前にラオスを旅行したことがあり、その頃は旅行者に門戸が開かれてまもなかったこともあり、タイからの移動ですごく時間を食ったらしい。
私が、3泊5日でラオスに行って来ると告げると、目を丸くして驚き、「そんなにお手軽に行けちゃうようになったんだ・・」と遠くを見る目になってました。
私自身も、3連休を利用して、「ちょっとラオスに行って来る」とばかりに旅ができるようになるとは思わなかったです。
ラオス往復のフライトスケジュール
航空会社 | 便名 | フライト | 乗継ぎ時間 | |
---|---|---|---|---|
往き |
ANA |
NH849 |
羽田0:10 ⇒ バンコク5:15 |
4時間30分 |
バンコクエアウェイズ |
PG943 |
バンコク9:45 ⇒ ビエンチャン11:00 |
||
帰り |
ラオス国営航空 |
QV633 |
ルアンパバーン7:40 ⇒ バンコク9:40 |
5時間35分 |
ANA |
NH878 |
バンコク15:15 ⇒ 羽田23:00 |
ANA便を中心にチケットをゲット。
バンコクでの乗継時間が長すぎるのがもったいないですが、バンコクのスワンナプーム国際空港は、プライオリティパスで入れるラウンジが、たくさんあります。
ラウンジをはしごしていれば、疲れないし、楽しみの一つにもなります。
旅費・ホテル代など
さて、旅費はいくらでしょうか。計算してみました。(2019年1月のレートで計算)
用途 |
利用区間など |
費用 |
---|---|---|
飛行機 (ANAなど) |
羽田 ⇒ バンコク ⇒ ビエンチャン ルアンパバーン ⇒ バンコク ⇒ 羽田 |
68,380円 |
飛行機 (ラオス国営航空) |
ビエンチャン ⇔ ルアンパバーン | 9,600円 |
ホテル |
ビエンチャン:VKSホテル |
4,100円 |
ホテル |
ルアンパバーン:ホテルリバーロッジ1(2泊) |
6,900円 |
しめて、合計88,980円です。ホテル代が安いので、まあまあのところまで押さえられました。
食費代や現地交通費代を除いた基本的な部分で10万円を切れば、私としては大成功です。
この旅費で、マイルも4,302マイル獲得。機内食も出てますから、2019年最初の旅としては、うまくいったのではないでしょうか。
ホテル代は、ほんとに安いようなので、1週間もいれば、1日あたりの旅費に換算すれば、もっとお得感が出ると思います。
気候など
1月のラオス、気温はちょうどよかったです。ルアンパバーンは、とにかく歩き回りましたが、川から吹いてくる風が心地よく、汗だらだらにはならなかったです。
ただし朝晩は多少冷え込みます。
最後の日に、トゥクトゥクの荷台で空港まで送ってもらったときは、風がもろに私の身体に当たり、Tシャツ1枚では震え上がりました。
食事など
屋台オンリーで満足、という人にはラオスは天国じゃないでしょうか。
ビエンチャンもルアンパバーンも、夕方になると露店が盛大に広がります。値段も安いです。
一方で、世界中から旅行者が集まるルアンパバーンは、欧米料理を扱うレストランがたくさん並び、ふつうの食事で毎日過ごすこともできます。
もちろん、お酒なんて、どこでも飲み放題(お金は払いますよw)。
イメージ的には、ベトナム・フエの旧市街や、カンボジアのシェムリアップに近いかな。
街中がほぼ歩行者天国になっていて、物理的にクルマが入ってこれない分だけ、ルアンパバーンのほうが、落ち着いてレストラン街を歩けました。
治安など
ビエンチャンもルアンパバーンも、まったく危ない印象を受けませんでした。ていうか、どこを見回しても、欧米の観光客ばかりで、ほんとにアジアにいるのかって気分になることも。
現地の人々の表情も柔らかく、治安の良さは肌で感じられましたね。
かつては、ラオスの治安の悪さは折り紙つきで、実際、パスポートを盗まれたなどと書かれているブログなども拝見しましたが、観光客が流入するようになって、街が潤い、人々の生活水準も上がっているのかな。
ほんとに、日本の地方都市の町長さんがルアンパバーンの現状を見たら悔しがる、そのくらい町全体が観光客で賑やかに盛り上がってましたね。
まとめ
3泊5日では多くを語ることなどできませんが、いちおうビエンチャンの町も歩いたし、ルアンパバーンには2日いたので、「ラオスに行ってきた」レベルの旅にはなったのかなと思います。
もちろん、また訪れたいですが、今度はタイやベトナムから、陸路でアプローチしたいですね。
回りを国に囲まれた内陸国ラオスに、空路だけで旅したので、なんか領空侵犯でもしてしまったかのような、妙な罪悪感がありますので(笑)