実は、私は、ルアンパバーンに来るまで、托鉢とはなんであるのか知らない、無知人間でした。
托鉢とは、仏教の世界で、僧侶が信者から、必要最低限の食べ物などを乞う行為、だそうです。
つまり、住民が、僧侶に対して、食べ物や生活物資をあげるんですね。
この托鉢は、ラオス全土で行われているそうですが、ルアンパバーンの托鉢は、一味違う。
ふつうは、夜明け前の朝5時半ごろに行われるようですが、観光客に合わせて、日の出の時間に行われているとか。
その理由も、通常通り暗い中で儀式が行われると、フラッシュをピカピカ光らすバカな観光客がいて、僧侶が迷惑するかららしい。
この時期のルアンパバーンの日の出は7時少し前。
なので、6時にホテルを出れば、その托鉢を見学できるかな、と、少し肌寒い中、カメラを持って、ホテルを出ました。
もちろん、マナーを守って、僧侶に迷惑はかけないつもりです。
すでに、道端に住民が座って待機しています。
ここを、僧侶が通って、信者が寄進していくのでしょうか。
朝もやの中の少年僧たち
ここは、シーサワンウォン通りにつながる交差点。午前6時、まだ真っ暗です。
交差点に立って、四方を見やると、いました。少年僧が多いですね。
少年僧たちは、どんな思いで修行しているのかな。
私は、恐れ多くて、そんなに近づけません。
でも、やっぱりいますね。無遠慮にフラッシュを光らせるヤツ・・・
困ったもんだ。
みんな裸足です。
ラオスでは、男子は一生に一度、出家して僧になるそうです。
ちなみに、寄進は観光客もできるそうです。
たしかに、地元民のほかにも、観光客らしき人がまじっています。
静々と行われている托鉢。
これ、毎朝、やってるんだよね。すごいことだと思います。
私の背後から、ゾロゾロと僧侶が登場。
どうも、シーサワンウォン通り沿いの寺院から出てきているようです。
ガランとしたシーサワンウォン通り。
昨夜、あんなにあった露店も、きれいにしまわれています。
寺院もひっそり。もう僧侶たちは、出て行ったのでしょうか。
ちょっと、時間が遅かったみたいですね。
でも、托鉢の風景を瞥見できたので、満足です。
夜明けのルアンパバーン
空の色がパープルに染まってきました。今日は、どうやら曇りかな。
パークウー洞窟のツアーまで、あと1時間とちょっとあります。
すがすがしい、ルアンパバーンの夜明けを味わいましょう。
寺院の境内にも入ってみます。
托鉢を終えて、帰ってきた僧侶かな。境内の掃除に大忙しだね。
朝市も開かれはじめました。
今日は、どうも天気がはっきりしません。小雨が降りはじめました。
ものが豊かなルアンパバーンの町。
これは、ルアンパバーンの日常的な風景なんですね。
さて、朝ごはんはどうしようかな。
メコン川に沿って、エクササイズにはげむ観光客? 地元民?
メコン川のほとりに立って、流れを眺めます。
今日は、この川をさかのぼって、パークウー洞窟まで行きます。
日常生活でも水運が使われているようですね。
さて、ほんとに、朝ごはんどうしようかな。
ちゃんと、店の中で食べたいよな・・・
喫茶店で食べるサンドイッチ
この喫茶店でいいかな。
まずは、眠気覚ましにコーヒー。アイスにしました。
そして、サンドイッチをオーダー。
おそらく、ルアンパバーンでとれた野菜をふんだんに使った、おいしいサンドイッチでした。
さて、7時50分。ホテルに戻りましょう。