カフェで、サンドイッチとコーヒーのモーニング。
そして、ホテルに戻ると、もうツアーの迎え運転手が来ていました。
これから向うのは、メコン川を、ここから25キロほどさかのぼった絶壁にある、パークウー洞窟。
ルアンパバーン郊外の見どころとして、定番になっているようです。
ホテルでも簡単にオーダーできて、90,000キープ(1,134円)でした。
ツアー参加者をピックアップするトゥクトゥクの先客は、欧米女性1人でした。
それにしても、彼女のこのかっこう・・・
ひょっとして、水しぶきで濡れないため・・ しまった、タオルくらい、持ってくるべきだった。
コーヒー牛乳のようなメコン川の遊覧
幸いなことに雨も上ったルアンパバーンの町を周遊し、
船着場に到着。
ここで、モーニングでもよかったかも。
蛇行するメコン川。
ここから、大きく左に湾曲したあたりに、パークウー洞窟はあります。
さっき90,000キープ払ってますから、チケットだけもらいます。
最近、ちょっとマヒしちゃってるんだけど、この、カネ払ってから、チケットというか、領収書的なものをもらうまでの時間差が開いても、平気になってきている。
それだけ、直近は、観光客ズレしてない国への渡航が多いって、ことだろうか。
いろんなツアーが混ぜこぜになっているので、乗船する順番が調整されます。
こういうとき、1人旅は、吉と出るときも、凶と出るときもあります。
無邪気な少年。船頭さんの家族かな。
なんか、どんどん、私は後回しになっています。凶とでたかな・・・
まあ、いいや・・・ 周りの風景を眺めて、時間を潰します。
あれも家族だよね。水運が日常の足なんだ。
これまた可愛い子供。船から落ちないか心配になってしまいます。
ようやく、船に乗り込みました。
一番前の特等席です。1人旅が吉とでたかな。
しかしなんだ、救命具の類は、一切積んでいません。
これ、転覆したら、どうなるんだろう・・・
すごいなこれ。
まさに、コーヒー牛乳の中を遊覧しているようです。
去年の今頃、中国の黄河の上を遊覧しましたが、こんな色ではなかった。
ナムカーン川との合流地点に差し掛かります。
まさに、水と油ですね。
ほどなくして、船頭さんは、船を止めます。
そして、向こうから、別の船がやってきて、「あの船に乗り換えてくれ」とのこと。
乗り換えた船には、しっかり救命具が人数分施されていました。(当たり前だよな・・)
ここまで運んできてくれた船は、連絡船だったんでしょう。だから、救命具もなかったのかな。
ところが、席は、一番後ろになってしまいました。
さあ、メコン川を、けっこうなスピードでさかのぼります。
水しぶきは入ってきませんが、船がおこす波がすごい。
ピンボケになっちゃったけど、地元民?それとも観光客?
なんかいい感じです。大河を遊覧している気分だなあ。
ところが、また船が止まりました。
今度はなんだろ? と見ていると、ガソリンを入れはじめました。
水上のガソリンスタンドだったんですね。
ガソリンを入れ終わった船は、再びメコン川を北上。
おお、ダムでも建設するんでしょうか。それとも橋?
川沿いに、たまに現れる集落。
さらに北へ。もちろん、コーヒー牛乳の香りはしません(笑)
酒造りの村 バーンサーンハイ
1時間、あるいは1時間半ぐらいして(時計なんか見てなかった笑)、船が止まりました。
まだ、パークウー洞窟ではありません。
でも、これは、予定の行動で、ここはバーンサーンハイという、酒造りの村。
15分の休憩、および村めぐり。
いきなり目に飛び込んできたのは、爬虫類の精を搾り取ったような酒(違いますよ、たぶん・・)
しかし、これにはびっくり!
ここ、バーンサーンハイが酒造りの村で、「ラオ・ラーオ」というラオスの焼酎を造っていることは、「~歩き方」を見て知っていましたが、だからこそ、よけいびっくり!
ラオ・ラーオは、もち米をふかした焼酎なので、あのヘビみたいなのが入ってるヤツは違うとは思いますが、酒好きの私としては、トラウマになりますな・・・
造り方も書いてあります。
そうだよね、ヘビなんか使わないよね。
酒屋さんに続くは、民族衣装屋さん。
そして、村の入り口です。
すぐ現れる寺院。
名前はわかりませんが、立派な寺院です。
集落の奥へ。
この村でも、子供がいる風景が和ませます。
15分と言わず、せめて1時間ぐらい滞在したかったな・・
また見かけた焼酎。
たぶんおいしいんでしょうけど、私にはちょっと・・
ハイビスカス(かな・・)
船着場に戻ってきました。
こうしてみると、ラオスの山奥の村って感じです。
ここから、パークウー洞窟まではすぐ。
コーヒー牛乳の中に落ちないように。