さて、ホテルに戻り、一休みすると、日差しが照りつけていました。
太陽が出れば出たで、たぶん暑くなるんでしょうが、夕陽も見れるかもしれません。
ルアンパバーンでの滞在は、あと半日。さあ、出かけましょう。
まだ訪れてない寺院へ
いつも通り、ホテル前のインタソム通りを南へ。
左に折れれば、シーサワンウォン通り。
この交差点を、今度はまっすぐ歩きます。
途中で左に折れます。おお、プーシーが光ってますね。
今日なんか、プーシーからの夕陽は最高だろうな。
でまた、今度は右に折れます。
知らない町を歩くのって、ほんとに楽しい。
ワット・アーム
とか何とか言いながら、点在する寺院を目当てに歩いていました。
地図によると、ワット・アーム?
ワット・ビスンナラート
ワット・アームの隣にあるのが、ワット・ビスンナラート(らしい・・)。
というのも、「地球の歩き方」に載っている、スイカを半分に割ったような仏塔というのが見つからない。
ひょっとして、これが宝が埋め込まれていたというタート・パトゥムなんだろうか?
それにしてもカラーリングが違いすぎる。修復したとか・・・
境内に、ほかに見当たらないし。正直、解明できておりません。
でも、こちらは、ワット・ビスンナラートの建物みたい。
多くの方のブログでも紹介されています。
旧市街から出ると(ここも旧市街かもしれませんが・・)、とたんに観光客がいなくなります。
ほんとに誰もいなくなる。おかげで、のんびり見学できます。
これは鐘?
あ、また見かけました、このポーズ。プーシーの上にもいたんだよね。
ワット・ビスンナラートを出て、今度はワット・マノーロムを訪れましょう。
これは、2つの寺院を結ぶマノーマイ通り。
交差点は、信号でなくロータリー。
私も、せっかちな人間なので、信号待ちの時間がなくなるロータリー賛成派です。
ワット・マノーロム
なんか、すごく立派じゃないですか。
かつては、6mの高さの仏像が据え置かれていたらしいですが、ホー族によって破壊されたとのこと。
仏教の世界を描いているらしいです。
僧侶さんのお洗濯。
子供が境内で遊ぶ光景は微笑ましい。
ワット・タートルアン
ワット・マノーロムから、少し西にいったところにあるワット・タートルアン。
本堂はシンプルな造りですが、
仏塔は、タートルアンの名前だけあって、ビエンチャンで見たのとそっくり。
壮観です。
こういう光景を見ると、子供の頃、絵本で見た「かさ地蔵」を思い出しちゃうんだよな・・・
本堂の反対側にも仏塔がありました。
そして、この仏塔を眺めながら、ベンチに座って、しばしの休憩。
太陽が照りつけて、けっこう暑いんです。
それに、これから、最後の寺院見学スポット「ワット・パバートタイ」に向うんですが、そこは、メコン川の夕日が見られるスポットでもあるんです。
汗を乾かす休憩を兼ねて、日の入りの時刻に合わせる時間調整です。
さて、頃合いを見計らって、チャオファーグム通りを西に歩きます。
チャオファーグム通りとは、シーサワンウォン通りの延長上の通りです。
途中、バザールがありました。
まだ日も高いし、これからですか。
さらに進むと、公園の入り口に。
地図によると、カイソーン元国家主席の記念塔とのこと。
まわりは公園になっています。
メコン川を眺める2人。
やっぱり、このシーサワンウォン通り~チャオファーグム通り沿いでないと、観光客は来ないのかな。
ちなみに、この公園内は、エクササイズに励む欧米人がけっこういました。
長期滞在だからそうなるのか、それとも旅行中でもエクササイズを欠かさない習性なのか。
さて、目指すワット・パバートタイは、この公園のすぐ横です。
ワット・パバートタイ 裏展望台から眺めるメコン川の落陽
ここですね。
この寺院は、ラオスでは珍しいベトナム様式。たしかに、入り口のデザインも違います。
門をくぐれば、私の目には、同じ寺院に見えてしまう、知識のなさ・・・
入場料がかかりました。10,000キープです。
一生懸命、どの変が違うのかな、と観察します。
たしかに、三角屋根はないけど。
珍しい植物。
でも、このワット・パバートタイの見どころは、寺の裏庭から眺めるメコン川でしょう。
青い空に、茶色いメコン川。
コーヒー牛乳が、夕陽を浴びて、チョコレートと化したようです。
いままで、どんよりした天気が続いてましたが、澄み渡った空とメコン川の組み合わせもまたいい。
夕陽のスポットとして、有名のようですね。
あと20分ほどで日の入り。
固唾をのんで、夕陽を眺め続けます。
夕陽というのは、ほんとに綺麗なものですね。
山の稜線の向こうに、赤い太陽が沈みました。
メコン川の落陽でした。
見事な落陽に見とれる観光客。
みんな、だんまり(笑)
美しいものには、人を黙らせる力があるんですよね。