バングラデシュ旅の諸先輩方には申し訳ないけど、たったの2泊3日で行ってきた。
いくら直行便が就航したからとはいえ、こんな日本人いるのだろうか。
でも、超多忙な会社員にはこれが限界。
行くタイミングなんか見計らってたら、永遠に行けなくなってしまう。
尊敬する植村直己さんが言ってたけど、山登りに勝ち負けはない。
旅にも勝ち負けはないはず。
旅人の数だけ旅の価値観がある。
だから私は旅が好き。
またお金を貯めて、次の旅を楽しむだけ。
2泊3日でも永遠の記憶となったバングラデシュに感謝(^ ^)
そんな2023年の9月3連休を使ったバングラデシュ弾丸ひとり旅をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
2023年9月 バングラデシュ2泊4日弾丸一人旅 全行程
日付 | 午前 | 午後 |
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9/16(土) |
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9/17(日) | ||
9/18(月) |
正味2日の滞在ということで、歩いた場所は見事なほどにオールドダッカのみです。
アジア便なのに機内食2食 驚きのビーマンバングラデシュ
航空会社 | 便名 | フライト | |
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往き(9/16土) | ビーマンバングラデシュ | BG377 | 成田11:00 ⇒ ダッカ15:00 |
帰り(9/18月) | ビーマンバングラデシュ | BG376 | ダッカ23:45 ⇒ 成田9:15 |
弾丸旅が身の上の私にとって、旅立ちは深夜、帰国は早朝と相場決まってます。
が、たまには時間をぜいたくに使う直行便フライトもいいもんです。
出国フライトが、成田を午前11時なんて今まで経験したことがなく、空港コンコースの景色も違って見えました。
ただ、残念なのは、まだ直行便に需要が追いついてないこと。
往きも帰りもガラガラ。
まあ、おかげで、3列分の席を占領した大名旅行ができたわけですが、驚いたのが機内食。
アジア便の場合、ANAなどのキャリアでさえ1食なのに、2食の提供がありました。
カレー風味のチキンも、どこの国の米?と聞きたくなるご飯も最高。
ビーマンバングラデシュは政府系の航空会社だそうですが、サービスはgoodでしたよ。
バングラに行く際は、また乗りたいですね^ ^
旅費・ホテル代など
さて、旅費はいくらでしょうか。計算してみました。(2023年9月のレートで計算)
用途 |
利用区間など |
費用 |
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飛行機 | 成田 ⇔ ダッカ | 81,000円 |
ホテル | 「ホテル アジア&リゾーツ」2泊 | 8,000円 |
しめて、合計89,000円です(^ ^)
え、食事とか、リキシャ代はどうしたのかって?
もちろん払ったけど、そんなの小遣いの範疇ですw
1回百何十円のリキシャやカレーの食事代なんて、日本にいたっていつのまにか消費してます。
それよりも、ビーマンバングラデシュの日本直行便復活記念の記念セール。
往復8万円で手に入った、これが大きい。
ホテル代込みで10万円でおつりが来た久しぶりの弾丸紀行でした。
オールドダッカ街歩き・食事・治安など
ダッカ空港鉄道駅のカオスさへの驚きから、この旅ははじまりました。
翌朝から、ひたすら歩くオールドダッカ。
とにかく、これが目的なのだから、Googleマップも見ずにとにかく歩き続けました。
たまにリキシャに乗ると、お約束の大渋滞。
ブリゴンガ川の夕陽も綺麗でした。
食べるものといえばカレー。
でも、このカレーが辛くてクセになる。
ナンもフカフカで最高です。ナンおかわり自由な店も多いし。
イスラム教徒の国で、さすがにふつうにはお酒売ってません。
前の旅のサウジアラビアで慣れましたがw
水は高くはなく、ホテルで買っても1本40円ほど。
治安は気にはならなかったけど、ぼんやりとモスクを眺めてたら、警官に職質されました。
そして「ここは、多くの人間は善人だが、まれに悪人がいる。気をつけるように。」と。
気を抜いたら危険なのは百も承知だけど、それにも増して心温まったのが、バングラの人たちの親切さ。
インドのように観光客ズレしてなくて、ほんとに気持ちいい。
この方々は、夕方ホテルに帰ろうとする私を、渋滞が激しいからバイクで送ってやると、誘導してくれた家族です。
そして、夕暮れのオールドダッカを、高速でバイクで駆け抜ける貴重な体験のおまけつき。
ひさびさに、誰はばからず「楽しい!」と叫ぶことができた、そんな気がします。
まとめ
時間的には2泊3日。
旅費的には10万円以下。
それを投資するだけで、異次元な雑踏を体験できて、永久に記憶に残る。
円安だなんだいうけどすごくいい時代。
私は、旅という価値観にずっと救われてきたと思う。
そんな実感を、あらためて思い出させてくれたのがバングラデシュ。
旅してて、心から「楽しい」そう思える旅は久しぶりだった。
まったく予備知識もなく、今回のビーマンバングラデシュの安売りがなかったら、おそらく出向いてなかったバングラデシュ。
しかし、私にとって、行きたい国の常に上位にある国だった。
なぜ興味があるのか、と問われると、平凡な答えになってしまうけど、日本とはかなり環境がことなるから。
バスやバイクが道を競い合い、そのすき間をリキシャがベルを鳴らしながら走り回る世界なんて、日本では絶対に見ることはできない。
どこか、時間旅行でもしているような光景。
ただなにもせず、目の前の光景を眺めているだけで気持ちが落ち着いていく、そういう空気がオールドダッカにはありました。
VRな旅のようなものが出回ってるらしいけど、この臨場感はバーチャルでは味わえない。
ちょっと、コワイな・・・
何がコワイのかというと、こんな素敵な街へ、日本から直行便が出てるんですよ。
席なんかいつでもあいてるだろうし、日々の仕事に疲れたら、思い余って飛び乗ってしまうかも。
仕事に詰まれば、ありえない話でないけど、それでも後悔しない気がする。
後先考えずに行動しても、それを抱擁してくれる温かみがバングラデシュにはあったような気がします。