【成田 ⇒ ダッカ直行便】ビーマンバングラデシュ搭乗記&2度も提供された機内食

サウジアラビアの旅で、イスラム教徒の敬虔な姿に感銘を受けた。

それがまだ覚めやらぬうちに次の旅がバングラデシュ。

正直、旅好きの私でも、前回の旅の余韻を楽しめているうちは、新たな旅の印象を混ぜたくない。

旅というのは、私にとってスーパーマリオのスターを食った状態であり、基本的に無敵なんです

日常生活や仕事において、何を言われても平気だ。

ていうか、目にすら入らない^ ^

そのスター効果が切れるころに次の旅、という周期が理想なんだけど、9月からビーマンバングラデシュがダッカへの直行便の就航を開始。

そしてセール価格中。

バングラは行きたかった国のひとつであり、これはなにかの縁だと考えて、3連休に合わせてチケットをポチッてしまった。

  航空会社 便名 フライト
往き(9/16土) ビーマンバングラデシュ BG377 成田11:00 ⇒ ダッカ15:00
帰り(9/18月) ビーマンバングラデシュ BG376 ダッカ23:45 ⇒ 成田9:15

このフライトプランだと、土曜日は3分の2ほどつぶれるし、火曜日は遅刻しそう。

でも、本フライトは毎日でなく隔日の運航。

そして、火曜日は半休とれば大丈夫。

そして、今回はダッカの街を歩くにとどめれば十分。

と考えて行ってくることにしました。

 

連続してイスラム圏への旅。

だけど、同じイスラム圏でもサウジアラビアとバングラデシュでは、民族も風習も違う。

気候も食べ物も土地の風土も。

バングラデシュを旅するにあたって、予習したことはほぼなく、雨季であることと、ダッカ到着時にアライバルビザが必要なことだけを学んで出発です。

成田空港北ウイングでビーマンバングラデシュにチェックイン

成田空港第1ターミナルは何度か利用経験あるも、北ウイングに来るのははじめて。

だから、フライトボードには、乗ったことがない航空会社ばかり並ぶ。

マジで、JAL以外乗ったことない。

ということは、ビーマンバングラデシュが、北ウイング初踏破じゃんw

いやあ、チェックインカウンターからして、バングラ色にそまってる。

日本人なんかいるわけないよな・・・と思ったら、NPOのような方がいらっしゃった。

でも、ほぼ日本人なし。

いいなあ、この雰囲気。まだ成田なのに、すでに魂は異国をさまよってる。

LCCではないんだけど、機内持ち込みが7kgまで。

ちゃんとリュックを測って持ってきたからすんなりチェックイン。

硬い紙のボーディングパスが貫禄あるね〜

ところで、バングラへ帰る人?は、その手荷物制限にけっこう引っかかってる。

たしかに機内持ち込み7kgは厳しいけど、預け荷物30kgにも抵触している搭乗客ばかり。

というわけで、チェックインカウンターの列は、実は遅々として進んでいませんw

ダッカ行き 搭乗前のひととき(出発前準備?)

さて、出国して、今一度眺めるフライトボード。

弾丸旅が身の上の私にとって、こんな時間に空港にいるなんてすごく贅沢。

なんかエラくなった気分^ ^

さて、ダッカ行きは15番ゲート。

途中の14番、こちらはパリ行き。

パリは行ったことないね〜・・・でも、老後でも十分いけるよね(^ ^)

私は、こっちのほうがワクワクする。

ダッカの文字を見るだけで興奮がとまらないw

成田なのに、ここはすでに異国です。

外国への旅は、やっぱりこうでなくちゃw

ボーディング開始まで、あと30分ほどある。

実は、サウジアラビアから帰国してからまだ日も浅いこともあって、バングラデシュについては不勉強。

この時間を利用して、バングラの予備知識を詰め込みます。

9月のバングラは雨季。気温だけ見れば、そんなに高くはない。

そして、バングラの通貨は「タカ」。

100タカ≒130円。日本円が消費税30%になったと考えれば覚えやすい。

ダッカに着いたら、手持ちの60ドルほど両替するか、と目算する。

こんな紙を持ってきたのは、どうもアライバルビザを取得する際に、帰りの航空券のEチケットのコピーと、ホテル住所のコピーが必要らしいから。

デジタル時代・・・だなんて言ってはいけない。郷に入らば、です。

さて、ここまで準備しておけば何も問題ないんだけど、実は、空港からダッカ市街への行き方が未知数。

鉄道があるという情報はあるんだけど、どうもあてにならない。

ま、なんとかなるでしょ・・・

 

あとは、

バングラデシュはイスラム教の国。お酒は飲めないよ。

バングラデシュは人口1億6千万人超。日本より多い。人口密度は世界一。

よくわからないけど、インドみたいな国なのかなぁ・・・

そんな国に、2泊4日で行って帰ってくる人間いるのかなぁ・・・

ベンガル料理って、カレー味なのかなぁ・・・

 

そのあたりまでアタマの中の整理が終わって、ゲート付近を散歩します。

直行便なのに、日本人がほぼいない、このアウェイな雰囲気がたまらない。

隣のゲートは「ヌメア」行き。

不覚にも、どこだかわからなかった。

あわてて調べると、ニューカレドニアの首都ですね^ ^

ビーマンバングラデシュBG377便搭乗開始

搭乗開始です。

まだ行ったことがないバングラデシュ。気分は最高潮w

使用機材は3✖️3✖️3の787-8機。

ダッカまで4,952kmを直行。

往復約1万キロを、フライト代8万円なんて、私には信じられない。1キロあたり8円です。

ビーマンバングラデシュは国営航空なんですね。

ご丁寧にイヤホンまで配られたけど、私にはノイキャンがあるから使わない。

機内安全ビデオが流れます。

搭乗率は半分以下・・・いや3割くらいかも。隣席も空席。

そりゃそうだよな。

いくら直行便といっても、日本人が仕事以外でバングラへ好き好んでいくとは思えない。

ボーイング機は、私の心配をよそに、滑走路を移動しはじめます。

ダッカも雨模様らしいけど、成田の空もどんより。

9月の雲に向かってビーマンバングラデシュの機体は飛びはじめました。

バングラデシュへの旅のはじまりです。中国大陸を突っ切るルートも楽しみ。

ビーマンバングラデシュの機内食

水平飛行に移って、すぐに配られる機内食。こりゃ楽しみ^ ^

まずは食前酒。

でなくて、オレンジジュースw イスラム圏ですからね。

機は名古屋上空を飛行中。

そして機内食。

成田空港では「うなぎ」を食べたばっかり。

フィッシュではなく、チキンをチョイス。

おお・・ベンガル料理風の香りなんでしょうか。

食欲をそそる、とても香ばしい香り。

デザートのプリンとサラダもイケてるw

ビーマンバングラデシュ、最高じゃないですか!

今のところ、非の打ち所がない。

食事が終わった頃に、すかさずそそがれるコーヒー。

スタッフのサービスも素晴らしいです。

下ろされるシェード&2度目の機内食

美味しい食事をいただいて、とても平和な気分。

では、これから中国大陸を見下ろすフライトとしゃれこみますか・・・

と思ったら、窓は自動でシェードが下り、機内は減光です。

なんだろ? 中国上空だから?

いや、そんなことはないだろw

2月に乗ったターキッシュだって、中国の上飛んでたし。

湖北省や湖南省の大地を眺めるのを楽しみにしていたのに、これは残念。

しかし、実は私も寝不足。

連日の激務に加え、昨夜は「iPhone15 pro max」の予約開始にパソコン上でずっと頑張ってた。

隣のシートには、客はいないんだけど、なんか勝手に映画が流れてる。

消して、居眠りでもすることにします・・・

 

音楽聴きながら、機内で眠るのは気持ちいい・・・

目を覚ますと、ダッカまで2,542kmの地点。

なんと、2度目の機内食が配られはじめました。

これには驚き。

アジア便で、機内食2度っていう経験あったかな。

半信半疑のまま、今度はフィッシュをオーダー。

軽食でない、しっかりとした機内食が2度も出るなんて、ビーマンバングラデシュさん、すごいじゃないですか(^ ^)

しかも、美味しい白身魚。

これはなんという魚だったんだろ? カレイ?

マーガリンをたっぷりのっけてかぶりつくパンもたまらないw

そして、ふたたび食後のコーヒー。

いやあ、こんなに美味しい機内食を2食もいただいて、往復8万円ならお釣りがきそうです。

ごちそうさまでした。

気がつけば、シェードが上がってました。亜熱帯の入道雲。

ダッカまであと1時間。

ちょうどマンダレー上空だね。

ミャンマーも、ここ最近国情が変わっちゃったよな・・

さて、機はダッカの南側から旋回するようにアプローチしています。

いよいよバングラデシュ到着です。

今回のバングラデシュ2泊4日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。