親切なバングラ人&オールドダッカを駆け抜けろ【バングラデシュ旅行記 #9】

ショドルガットで出会った、ダッカの若者たちと会話してほっこり(^ ^)

みなさん、学生さんだと言ってた。(SNSへのUP了解もらってます)

若者の、こんな素敵な笑顔を見るのは久しぶりだ・・・

おりしも、ブリゴンガ川の向こうの太陽が、薄く、淡く、消えていきます。

歴史的宮殿「アサンマンジル・ピンクパレス」

夕陽を浴びる、ショドルガットにほど近い、歴史的宮殿「アサンマンジル・ピンクパレス」。

ここは、まさに、バングラデシュが東パキスタンだった時代の宮殿。

ベンガルを統治した、ダッカのナワブ家の宮殿だったそうですが、解放戦争時にも使用された重要拠点。

夕暮れが迫っていて、すでに閉館時刻。

これは計算していて、そもそも非ムスリムは入れないものと決めてかかってましたが、いまは博物館に改装されていて、実は入れたことが後でわかるw

内部はどんな感じだったのかな・・・写真を見ながら想像します。

ブリゴンガ川から眺める夕陽

9月17日のダッカの日の入りは18時。

まもなく日没。

船着場でない、川のほとりに行って、太陽が沈む瞬間を見届けたい。

橋の下をくぐって、川のほとりに立つと、さあ大変!

カモがいたぞ!

とばかりに、すさまじい勧誘の嵐^ ^

この人たちにとっては、船着場なんて、関係ないらしい。

河岸はすべて、船着場みたいw

これが、ダッカの日常。

乗って、向こう岸に行ってみたくもないけど、なんか川に落ちてる人もいるしなぁ・・・

あまり落ちたくない川だしなぁ・・・

と、悩んでるうちに、どんどん日は翳っていき、

最後は、沈むのではなく、消えてなくなりました。

道案内に親切なバングラデシュ人

さて、明日も朝早くから歩きたいので、日没とともにホテルに帰ります。

飛んで火に入る夏の虫になるかな、とも思ったけど、ともかくリキシャのターミナルへ。

「トプカナロード沿いのホテル」と言っても、私の発音が悪く、うまく通じない。

Googleマップの地図を見せると、みんな集まってきてガヤガヤ・・・

あーでもない、こーでもないと鳩首会議をしてくれる。

バングラデシュで受けた親切4度目です(^ ^)

すると、ようやく場所がわかったみたく、長老のようなおじいさんが「ついてきなされ」と手招き。

はて、どこへ行くのか?

私の経験上、どんな国でも、爺さまにダマされたことはない。

意図はわからないけど、黙ってついていきます。

この貫禄ある爺さまに連れて行かれたのは、たぶんご家族のところ。

この時間、大通りは大渋滞(トラフィック)。

オートバイで送ってあげるという、うれしい申し出でした(^ ^)

代金は150タカ(195円)。

バングラデシュの人から受けた親切5度目。

うわー、渋滞の街をかっとばすバイクの後部座席なんて、ワクワクするなあ^ ^

夕暮れのオールドダッカを駆け抜けろ!

走り出すと、飛ばす!飛ばす!

これが、この国の流儀なんでしょうけど、とにかく対向にリキシャが現れても速度を落とさない。

すごいスリル・・・日本では、まず味わえないよ

さすがに、こんなふうになると、止っちゃいますけどね^ ^

すき間を見つけては、割り込んでいく、ライダーの技量がすごいんです。

アザーンが鳴り響く中の快走。

私は、なにも、「オールドダッカを駆け抜けろ!」とお願いしたわけじゃない。

私なんかの常識では、路地から人が飛び出してきたらどうするんだろ?

と思ってしまうが、無防備な日本文化がおかしいのか、とも感じる。

子供も含めて、絶対に車道の真ん中には、飛び出してこない。

あっというまに、オールドダッカの端まで来ました。

大通りに出て、さらに速度が上がりました。

ところが、ドリフト気味に急停止。

私のかぶってるヘルメットが、兄さんの背中にあたるほどの急制動。

なるほど、警官がいる。

でも、信号のない交差点。警察も大変だな。

先行車もなく、かつてないスピードに。

このスピード感わかりますかw

でも、大通りといえども、リキシャはふつうにいるし、人も歩いてる。

手に汗握るとはこのこと。

おや、例の高架鉄道が現れました。

ホテルはもうすぐですね。もっと乗ってたかったなあ。

そして、ホテル前へ。

バングラのお兄さん。150タカで、素敵なツーリングをありがとう(^ ^)

さて、今日は歩き疲れたから、手近な店で、パンかパイでも仕入れて、部屋で食べることにしましょう。

こんな美味しそうなパンが並ぶ、ダッカのパン屋さん。

温めて、3つに切って、そして紙袋で包んでくれます。

夜になって、喧騒が増してる通りを歩いて、ふたたびホテルへ。

スマホを見ると、本日は3万歩歩いたことになってる。

熱に浮かれて、夢中になって歩き回ったけど、さすがに、足が疲れたな。

帰国便は明日の23時。

明日もめいっぱいダッカの街を歩こうぜw

はて、この夕食はいくらだったか・・・200タカ(260円)くらい?

今回のバングラデシュ2泊4日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。