毎日姿を変えるオールドダッカ&ラールバーグ要塞【バングラデシュ旅行記 #13】

なぜダッカへ行くの?

と聞かれれば、街を歩くため。

週末を使って、バングラデシュに来た目的は、文字通り街歩き。

その目的の通り、朝からひたすらオールドダッカを歩いてます。

これが、なぜ楽しいのかと考えると、視界に入る主役が街であり、人であるから。

同じ通りをふたたび歩いても、2度同じ光景はない。

たまにリキシャに乗ったり、グーグルマップも見ずに歩きまくって、頭の中で道がつながっていく快感がたまりません。

リキシャで再びオールドダッカ

リキシャに乗るのも、交渉するのも慣れてきたけど、行き先を告げるのが難しい。

昨日歩いた、オールドダッカの西側。

元中央刑務所(セントラルジェイル)に行って欲しいんだけど、私の発音が悪くて伝わらない。

すると、どこからともなく現れたお兄さんが、「セントラルジェイル? ok!」

リキシャ乗りのおじさんに伝えてくれました。

交渉までしてくれて、なんと50タカ(65円)。

今回の旅の、リキシャ運賃最安値。お兄さんありがとう!

バングラデシュの人から受けた親切6度目。

本当にありがとう!

 

こんなに渋滞してるのに、文句ひとつ言わずに、ペダルを蹴ってくれるお爺さんにも感謝。

あそこがオールドダッカの入り口。

ここは、いつも慢性渋滞のようです。

それにしても、リキシャって、こんなにも快適な乗り物だとは知らなかった。

気持ち良すぎて、ついうとうとして、段差への乗り上げで眼を覚ます、その繰り返しw

遠くだと、どのへんまで行ってくれるんだろう?

中央刑務所から繁華街に入って、リキシャをおります。

高そうなジュエリー?売ってる。いくらぐらいするんだろ?

暑い国でもりんごが獲れるんだね。

昨日も歩いた通り。

昨日は日曜日。今日は月曜日。

歩いている人たちも、実は立場が違うのかな。

オールドダッカは東西に長い。西の方に歩いていきます。

西の方に、ピンク色の「ラールバーグ要塞」というのがあるらしいので。

あいかわらず、スクランブル電線がすごい。

その電線のカタチを目印に歩きます(ウソですw)

おや、ソニーもバングラに進出してましたか。

ようやく着いた。

この左側の刑務所の壁みたいな(失礼・・)向こう側が、「ラールバーグ要塞」です。

うわ、こんなエンタメ的な表現をダッカで見かけるとは・・・

オールドダッカの憩いの場「ラールバーグ要塞」

さて、いったい何があるのか、その由来などの予備知識もないまま訪れた「ラールバーグ要塞」。

ダッカ市民の入場料は20タカ。

外国人は200タカ。

10倍かよと、Googleマップの口コミで叩かれてましたが、なんと400タカ。

一般市民の20倍です(^ ^)

所得に20倍の差があるなら、まだわかりますが・・・

それでも、一歩敷地内に足を踏み入れると、それまでの雑踏がウソのようにひきます。

別に屋根で覆われているわけでもないのに、この静かな感覚は錯覚?

いずれにしろ、この立派な砦はムガール帝国ゆかりの地。

創建は、なんと300年以上前の1678年。

おりしも雲が黒く垂れこめてきましたが、城壁の上に上がってみましょう。

ピンク色が美しい。

城壁の上を歩いてみて、静かに感じた理由がわかった。

人々がせわしなく動いてないから。

市民の表情もやわらか。

ほんとにここは、ダッカ市民の憩いの場みたいです。

日本人は、相変わらず珍しいらしく、何人ものダッカの人と一緒にカメラにおさまりました。

この2日間で、10人くらいのスマホの画像フォルダに、私の姿が映り込んだ。

バングラデシュすごく気に入ったし、私の証跡が残るのも気持ちいい。

こんな風に・・・

女性なので、顔は伏せさせていただきましたが、すごい美人でした。ほんとに。

では、市民の憩いの場「ラールバーグ要塞」にさようなら。

ダッカ散策も大詰め「ニューマーケット」

さて、日も傾いてきた。

ダッカの散策も大詰め。

ホテルへの帰り道、というわけでもないけど、近くに「ニューマーケット」なるものがあるみたいなので、寄ってみました。

「ラールバーグ要塞」からは、リキシャで50タカ。

「ニューマーケット」。

要するに、モール型のスーパーみたいな感じかな。

カーペットが売ってました。

日用雑貨も勢揃い。

いったい誰が買うんだい??

なにより私は、喉が渇いた・・・

オレンジジュースをよろしく。

あれ?

これ、オレンジじゃないような・・・

でも、美味しかったからいいや。

バングラデシュの旅も、終わりが近づいてきました。

今回のバングラデシュ2泊4日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。