バンガバンドゥ・アベニューを歩いてオールドダッカへ【バングラデシュ旅行記 #5】

突然ですが、生成AIってほんとにスゴイと思いませんか?

私はビジネスを含めて、しょっちゅう使ってますが、今回たった2日でダッカを歩くにあたり、どこを見るべきか、チャットGPTに答えてもらいました^ ^

すると

  • オールドダッカ:迷路のように入り組んだ路地の散策
  • ショドルガット広場:ブリゴンガ川沿いのダッカ最大の船着き場
  • スターリットモスク:美しいモザイクが魅力
  • ダッカ大学キャンパス:学生たちの活気あふれる日常
  • アサンマンジルピンクパレス:ダッカの歴史的宮殿
  • リキシャ:街の喧騒を肌で感じられる

こんな候補が上がり、ダッカ大学以外は、すべて旧市街である「オールドダッカ」に集まってます。

なるほど、やっぱりダッカと言えば「オールドダッカ」なんですね(^ ^)

騒音に満ちたバンガバンドゥ・アベニューを歩いてみる

雨季のバングラデシュ。予報は雨だったけど、晴れてくれて一安心の朝。

2023年9月17日(日)午前8時。

ダッカ滞在は、今日と明日のみ。

明日23時の飛行機で帰国するという、ふつうの人なら絶対くまない弾丸日程。

でも時間がないんだから仕方がない。

この2日間ひたすら歩いて、バングラデシュを堪能します。

チャットGPTが答えてくれた「オールドダッカ」は、バンガバンドゥアベニューを歩いて1kmほど。

見どころのひとつ「スターモスク」までは2.5kmと、街歩きに絶好の距離感。

まずは、昨日、リキシャを降りた交差点。

まだ朝早いせいか、昨夜ほどの喧騒ではない。

でも、バスやバイクがけたたましいクラクションを鳴らしまくってる。

つまり喧騒ではないけど、騒音はすごい。

あの高架鉄道は建設中みたい。眺めてたけど、一度も電車は通らなかった。

と、ガシャンという金属音・・・バスとバスの接触なんて、日常茶飯事なんだね。

バスがボロボロになるわけだ。

信号のない交差点も多数。警官が笛を吹いて誘導。

マップによると、あの建物はダッカ・トレードセンター。

なにがトレード(貿易?)なのかわかりませんが、帰りにでも寄ってみる?

「オールドダッカ」の中に入って電線にビビる?

バンガバンドゥアベニューを南に歩いてるだけでは面白くないので、てきとうなところで「オールドダッカ」の中に入ってみました。

クルマの入ってこれない路地が入り組んでる。

これは、歩いてて楽しいわ。

来てよかったな・・・ダッカの街。

インドのように観光客ズレしてないところもいいw

これは、バングラデシュの庶民料理というかおやつ「サムサ」ですね。

この路地に入って、びっくりしたこと。

この電線すごいな、こりゃ・・・

これ、修復できる人、いるのかな。

そんな技術持った人なら、ダッカにいればずっと暮らしていけそう。

いろんなものがぶら下がってる・・・眺めてるだけで楽しい、電線のスクランブル。

でも、この程度で驚いてはいけないことに、あとで気づく。

ゴミの匂いと湿気に満ちたオールドダッカ

さて、Googleマップも見ずに、ほぼ適当に歩いてます。

そして、路地に漂うカレーの香りやゴミの異臭。湿度もすごい。

この路地は修復中なんだな。

日曜日なので工事は休み。でも工事現場は、そのままになってる。

そんな感じがする。

雨が降ったら、どんなことになるのかと思う。しかも、ダッカは今まさに雨季。

先月のサウジ、先々月の台湾、ともにサンダルで歩いたけど、今回はスニーカーにしました。

正解だった。

私のやわい足ではケガしそうだ。

死んでるのかと思ったら、思いっきり動いてる。

よく逃げ出さないね^ ^

そして、その脇をネズミが走り去っていった。街中でネズミを見たのははじめてw

公園で休んでると警官に尋問を受ける

ちょっと、歩き疲れたので、公園のベンチに腰を下ろして休憩。

目の前をいろんな人が通っていくけど、少年たちは私に声をかけていく。

「ニハオ? コーリャン?」

だいたいこれで始まって、私を日本人と知ると、驚いたりする。

まあ、そうだろう。

日本の外務省は、バングラデシュを長らく「レベル2(不要不急の訪問自粛)」の国にしていたし。

この立ち去っていく少年は、私よりも英語が上手だった。

すると、驚いたことに警官が現れた。

外国人がベンチに座ったままボーっとしてるので、不審者に間違えられたみたい。

いろいろ尋問を受けた後で、

「お前はツーリストか? ここは多くの人は善人だが、まれに危険な人物もいる。ホテルはどこだ、送ってやる。」

親切な忠告でした。

 

さて、座ったままだと、実は物乞いも寄ってくるので、また適当な路地を歩きます。

クルマは入ってこないけど、リキシャは容赦無くかっ飛びます。

Googleマップを開いてみると、オールドダッカの真ん中付近まで来ているみたい。

なので「スターモスク」に行ってみよう、そう思いました。

おお・・リキシャの集団。

政治家のポスターも多い。国をまとめ上げるというのは大変ですよ。

バングラデシュは1億7千万人も人口がいるわけですから。

実は、すごく暑くて、ハンカチで汗をふきふき歩いてます。

ダッカの人、汗かいてる人いない。

ベトナムでも思ったけど、日本人とDNAが違うのかな。

これは、スターモスクの手前にあったハイスクール。

中に入れなかった「スターモスク」

ところが、スターモスクの前まで来てみると、閉鎖中・・・

たしかに、スターはあるが・・・

モザイクアートが秀逸と聞いてきたのに、修復中ということなのかな。

近くを通った人に聞いても要領を得ない。

仕方がない。

望遠レンズで盗み撮りするようにして、立ち去ります。

ふたたび、オールドダッカの散策。

今までの旅経験では、どこだろう・・・

これで牛でも歩いてたら、インド・バラナシ、そんな感じ。

路地には、民家だけでなく、いろんなお店屋さんが並んでます。

こちらは床屋さん。なんとなく昔懐かしい。

ところで、汗をおさえるために使用したウエットティッシュ。

ゴミだらけだし、そこらへんに捨てちゃっていいような気もするけど・・・

これだけゴミだらけだと、かえってポイ捨てできない・・・

オールドダッカの散策は、まだまだ続きます。

今回のバングラデシュ2泊4日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。