巣篭もりの間に何ができるかな、という気持ちではじめた鉄道模型のレイアウト作り。
いよいよ、レールの敷設、そして地形造りに踏み込みます。
大きく弧を描く線路に似合う背景は、やはり大陸らしいなだらかな山。
表現したい情景は、ユーラシア大陸を横断する鉄道です。
まずは、模造紙に設計しておいた通りに線路をつなぎます。
左側半分の線形に芸がないような気がしますが、これはとりあえずの処置。
真ん中に山脈を置き、レイアウトの右半分と左半分で異なる情景を描写し、2倍楽しもうという試みなので、今のところは左側はどうでもよいのです。
そして、草原を貫ぬく大築堤を描くつもりで、カッターナイフで、一生懸命にスタイロフォームをカット。
3センチのスタイロフォームを2枚重ねて、標高6センチの築堤としました。
Nゲージの立体交差は、最低でも5センチの高さが必要らしいので、余裕を持たせた結果です。
問題は勾配区間。
立体交差があるので、当たり前ですが、登り坂が必要です。
さて、どのくらいの傾斜にすればいいのかわからない。
ネットで調べると、Nゲージの勾配はキツくても3%から4%まで。
すなわち、1m進むと3センチから4センチ登るくらいの勾配に抑えないと、走行に支障が出るそうです。
いろいろ思考しましたが、考えてみれば、最初に造る側には勾配はなく、反対側の話。
ならば、細かく計算などしないで、今のところは仮組みでいいか、と思いました。
なので、スタイロフォームを適当な長さに切って、即席の橋脚としました。
ところで、Nゲージを走らせるためには、パワーパックという動力供給装置が必要です。
レールをKATO製のユニトラックを使ったので、パワーパックもKATO製品をチョイス。
ちなみに、パワーパックだけ買っても列車は動きません(笑)
フィーダー線という、電力を線路に供給するコードが必要です。
マニアの方にとっては当たり前のことかもしれませんが、なにしろ、生まれて初めて鉄道模型というものに触った身。
フィーダー線を接続できる線路は限られていて62mmの長さの直線レール。
レールをつなぎなおして、なんとかまとめました。
地形については、レイアウト中央になだらかな山。
向かって左側は、トンネルにするつもりで、少し小高くスタイロフォームを積み重ねました。
スタイロフォームは、とても軽いので、ほんとに作業がラクです。
ちなみに、この画像を見た娘が「うわ、古代遺跡みたいじゃん!」と言ってくれましたww
近所の模型店にガーター橋を売っていたのでチョイス。
立体交差のアクセントとしました。
このスタイロフォームを切り刻んで積み重ねていく作業。
実は、とっても楽しいです(^^)
シベリア鉄道の車窓からみえた、稜線がゆるやかな山脈を表現できるかな・・
本日の買い物。
パワーパック(ACアダプター含む)4,473円。
ガーター橋 614円。
いままで31,199円投じているので、計36,286円。
着々と、工事予算の10万円に近づいてますねw
こちらの記事もどうぞ。
#4 レール敷設&地形造り編 勾配区間が難しい・・ (この記事です)