ミラーレス一眼【CANON EOS Kiss M2】をレンティオでレンタルしてみた

カメラをレンタルできる大手サブスク「Rentio(レンティオ)」。

レンティオはカメラだけでなく、ドローンや、掃除機やキッチンなどの生活家電を月額で借りれたり、2泊3日などで借りれたりと、フレキシブルなサービスが充実しているショップです。

先日、娘にスマホの機種変更をねだられてヨドバシに行き、たまたまカメラコーナーで手に取った「ミラーレス一眼」のなんたる軽さよ(笑)

わが愛機CANON 6Ⅾとのあまりの違いに目からウロコでした。

カメラ好きとして「ミラーレス一眼」はずっと気にはなっていましたが、いかんせん高すぎる。

しかし、登場から数年経ち、その値段もだいぶこなれてきている印象なので、「次の旅はミラーレス一眼をレンタルして体験してみよう」と考えたわけです。

簡単に借りれるが実績も必要なレンティオ

Human Verification

レンティオは、カメラの他、交換レンズ、三脚、双眼鏡など、実にいろいろな商品がレンタルできるサービス。

私は利用するの初めてでしたが、少々落とし穴がありました。

私が最初に借りようと思ったのは「CANON EOS R10」。

出典:CANON HPより

つまり、フルサイズではないが、CANONの最新型のAPSC機。

APSCとは、センサーサイズの大きさがフルサイズより一回り小さい機種。

ネット上での評判も良かったので、ミラーレス一眼を体験するにはよし。

あわよくば購入まで検討できるかな、などと考えてましたが、ポチッた数時間後メールが来て「あなたのステータスでは本商品はレンタルできない」旨のメールが届いた。

ん!? なぜ?

あわてて約款などを拾い読むと、商品によってはリピーターか法人でないと借りれないものもあるよう。

R10は数か月前に発売されたばっかりの最新機種なので、客の信用を見て貸し出してるということでしょうか。

※ちなみに、1回でも借りて返せば、「リピーター」としての実績はつくようです。

 

ならば仕方ないので、「CANON EOS kiss M2 ダブルズームレンズキット」をチョイス。

出典:CANON HPより

これならば、初めて利用する私でも借りれるようでした。

kissシリーズは、いわゆる初心者向けでR10の下位機種になりますが、R10と同じAPSCのセンサーサイズです。

レンティオのWebサイトはユーザビリティも充実。

借りたい日(自宅への商品到着日)と、返す日(コンビニで返送する日)を決めて、アマゾンPayで支払うを選択すれば、アマゾンとAPIでつながって、私の登録済み住所に送ってくれます。

月額で借りたほうが割安に見えますが、月額制の場合、最低レンタル期間が3か月なので、私はワンタイムプランで借りました。10日間で約15,000円でした。

kissM2のダブルズームレンズキットは新品で12万円くらいなので、それを15,000円(12.5%)で借りるのは正直微妙なところ。

200万円のクルマを25万円で借りているようなものですから。

でも、今回のレンタルの目的は2つあって、

  • APSCのミラーレスでどのくらいの解像表現があるのか
  • ミラーレスの軽さがどのくらいメリットに思えるか

とにかく、ミラーレス一眼に触れてみないことにははじまらない。

最新のAPSC機R10は借りれなかったけど、R10よりグレード的には下位機となるkissシリーズで満足得られる結果となれば、と考えた次第なんです。

試写の評価によっては、フルサイズ機との決別という結果が待っているかもしれないわけです(^^)

 

大きくて重すぎる わが愛機CANON 6Ⅾ

2012年発売の私の愛機CANON 6Ⅾは、発売当時こそフルサイズ機で世界最小&最軽量とうたわれたものの、さすがに10年前のモデル。

最新のカメラは、ミラーレスとなってさらに軽くなり、フルサイズよりもセンサーサイズが小さいAPSC機でも画素数は多かったり、AF(オートフォーカス)の性能なども飛躍的に向上しています。

とにかく、わが6Ⅾは重すぎるんです(^^)

レンズまで入れた重量が1,585g。

Macbook Pro(1.4㎏くらい?)を首から下げて旅しているようなものなんです。

フルサイズは、センサーサイズの大きさから解像度は相対的に高まりますが、私の写真はしょせんブログにアップする程度のもの。

すなわち、スマホかパソコン画面でしか見ません。

フルサイズにこだわらず、実用本位でいいのではと悩んでる今日この頃なんです。

レンティオから「kiss M2」が届いた!

さて、待ちに待ったレンタルの日。

到着を午前中に指定しておいたら、朝のうちに届きました。

段ボール箱を持ったときの第一印象。

「中味がカラなんじゃないの?」と思うほど軽い。

ほんとにレンズ2本も入ってるのかい・・・

確かに入ってました(^^)

返却時には、この段ボール箱がそのまま使えるので便利。

箱から全部出してみました。ワクワクしますね。

ストラップが新品同様で入っていたのにも驚き。こりゃ汚せないよね。

6Ⅾと並べてみると、kissM2の小ささ、6Ⅾのバカデカさがよくわかります。

愛用のカメラバッグに入れても、すごく余裕あります。

6Ⅾだと、入れた後、もう何も入れられませんw

手に持ってみると、持ってないと思うほどの軽さです。コンデジという感じ。

ズームレンズに交換しても重さは700gぐらいでしょう。

6Ⅾがレンズ込みで1,565gですから半分以下です。

ただ、電池が小さいので、どのくらいもつかな・・・

さっそく試写に行ってきます!

愛用している6Ⅾとは、操作性や設定がけっこう違うので、旅に出る前に撮影散歩に出かけました。

とにかく、持ってることを感じさせないほど軽いのが嬉しい。

逆に軽すぎて、ストラップが肩にかかってることを忘れそうで危ない。

首から下げたほうがよさそうです。

絞りを開放にすれば、ちゃんとボケもつくれます。

ディテールもしっかり表現できてますね。

いやあ、最新のカメラの色彩の鮮やかさはスゴイわ・・・

AF(オートフォーカス)は、相当優秀のようですが私は常に1点AF。

つまり、勝手にカメラに判断されては困るんです。

でもkiss M2は、ファインダーをのぞきながらも、モニタを親指でタッチすることで、ピントを合わせたい場所をロックオンしてくれるナイスな機能があります。

どうでもいいけど、本日の東京湾には総額数十億円のクルマが集まっているようでしたw

 

レンズを55~200㎜の望遠に交換して逆光撮影。

ちなみに、画像はいっさい補正してないです。

APSCセンサーだと、200㎜は320㎜相当。

だから、上空の飛行機もこんな感じに撮れます。

夕暮れの東京湾でkiss M2の実力を試してみる

晴天の日のふつうの環境で綺麗に撮れることはわかりました。

では、光量が変化する局面や夜ではどうでしょうか。

夕方になって、ふたたび東京湾岸に出かけました。

ちゃんと、撮れるじゃないですか!

一瞬、マニラ湾の夕日だと思ったw

ポスターサイズととかに広げて印刷でもしない限り、十分ですね。

夕日を背に撮るとこんな感じ。空のグラデーションが美しい。

東京湾の夕日って、こんなに綺麗だったんだ・・

望遠レンズを目いっぱい伸ばすと、スカイツリーもなんとか捉えられます。

ふつうに半月も撮れちゃいました。kiss M2の実力はスゴイ。

完全に夜になっちゃうと、若干ノイズが気になりますね。

1日戯れただけですが、私の感性では合格。

kiss M2でこれなら、R10ならもっとすごいことでしょう。

フルサイズにこだわってるうちに、センサーやAFの技術が写真素人のレベルを勝手に引き上げてくれた。そんな気分です。

 

では、このkiss M2を持って旅立つのが楽しみですね。

どこへ旅立つかは、お楽しみです(^^)