旅とは記憶の振り返りなんだな、とあらためて思う。
もう2025年も5ヶ月以上過ぎてるけど、2024年の旅を振り返ってみた。
思えば、日本入国の際の水際措置が緩和されたのが2022年10月。
あのままコロナが続いてたら、私はどうなっていただろうか。
ちょうどブラック企業並みに仕事が集中し、ノイローゼになりそうなところに、海外旅が解禁されたものだから、むさぼるように旅に出た2023年。
コロナ3年間で貯まった時間とカネを、使いまくった2023年と言ってもよかった。
その反動なのかどうか、2024年は、わりと静かな1年間。
静かな、と感じるのは、5回の旅すべてが充実していて、自分の旅運の強さに感謝の気持ちが生まれてるからだと思う。
要約すると、
- 外国に30日間いた(日本を出国していた)
- 新たな渡航国が4つ増えた(47 ⇒ 51カ国)
- 55,456km移動した
- 飛行機に16回乗った(うち、ビジネスクラス7回)
- 約70万円使った
- 旅先では、親切な人ばかりに出会った
旅の回数は2023年に比べ、ぐっと減ったわけだけど、充実さという点では、いままでの旅歴においても最高の年ではなかったかと思う2024年だった。
2024年ひとり旅のまとめ
行き先 | 日程 | 総移動距離 | 旅費 | |
---|---|---|---|---|
2月 | インドネシア | 5泊6日 | 13,540km | 103,500円 |
5月 | モンゴル | 3泊4日 | 6,160km | 234,000円 |
8月 | 中南米(コスタリカ・パナマ 他) | 5泊10日 | 27,426km | 221,640円 |
11月 | 台湾・馬祖諸島 | 3泊4日 | 4,606km | 97,170円 |
12月 | 中国・上海 | 1泊3日 | 3,724km | 41,340円 |
合計 | 17泊27日 | 55,456km | 697,650円 |
日程上は27日間の旅になってるけど、1/1〜1/3までネパールにいたので、それを含めて30日間海外にいたという計算。
そして、ホテルに泊まった数を○泊としています。
飛行機には16回乗ったけど、ビジネスクラスが7回。LCCが4回。
マイル特典という制度と、LCCという航空会社の進出が、私のような人間にも弾丸旅を可能にしてくれているのだと、本当に感謝しています。
海外ひとり旅のトータル
行き先 | 日程 | 総移動距離 | 旅費 | |
---|---|---|---|---|
2016年 | イスラエル、アルゼンチン 他 | 18泊33日 | 83,690km | 797,060円 |
2017年 | スリランカ、エジプト 他 | 21泊45日 | 124,636km | 886,700円 |
2018年 | インド、キューバ、カナリア 他 | 27泊48日 | 139,249km | 987,340円 |
2019年 | シルクロード、北欧 他 | 26泊49日 | 142,122km | 1,197,376円 |
2020年 | 台湾 | 3泊4日 | 4,691km | 38,880円 |
2022年 | 韓国 | 1泊3日 | 2,520km | 71,392円 |
2023年 | ルーマニア、サウジアラビア 他 | 35泊59日 | 109,711km | 1,640,785円 |
2024年 | 中南米 他 | 17泊27日 | 55,456km | 697,650円 |
合計 | 148泊268日 | 662,075km | 6,317,183円 |
なんか、せっかく、毎年の振り返りに旅費や移動距離を算出してるので、累計してみました。
記録の残る2016年以来なので、2015年以前も計算してみたくなる。
ところで、630万円という旅費の総計についてどう思われますか?
国産高級車1台の値段(かどうか知らないけどw)とほぼ同じ?
私は、クルマにはまったく興味はないけど、人生は旅で成り立ってると考えてる。
そんな人間がバケットリストに630万円注ぎ込んだってなんら不思議はない。
というより、たった630万円で、50回以上もよく旅できたな、と思う。
いちおう、有給休暇を年間10日程度しかもらえない会社員なので^ ^
2024年に初めて訪れた国
これだけ旅しても、初めて踏み込む国というのは、心踊るもの。
2024年は、4カ国、渡航国が増えました。
どの国も、行きたかった国ばかり。
わずか数日の瞥見になってしまったけど、旅とは記憶との対話。
いつの日か「再会」したときに、これらの風景が記憶としてよみがえれば、タイムマシンのような旅の楽しみ方ができるに違いない。
2024年の旅の道中で親切にしてくれた人たち
それにしても、ふりかえれば、2024年の旅は、親切な人に包まれたような1年だった。
ANAやモンゴル航空のビジネスクラスで親切に応対してくれたCAさんたち。
空港からウランバートル市内まで、大渋滞の中ヒッチハイクしてくれたモンゴル人お爺さん。
スラバヤ郊外のブロモ山プライベートツアーで親身にガイドしてくれた兄さん。
コロンビア・ボゴタのスラム街エルパライソを一緒に歩いてくれたガイドさん。
馬祖諸島・北竿の芹壁村のホテルの女主人さん。
最後は、上海・周荘で路頭に迷っていた私をヒッチハイクしてくれたお爺さん。
どれも、言葉にならないほどの親切。
手を合わせてお礼を言わせていただきたい。
旅を快適にしてくれるのは、こういう人たちのおかげ、本当にありがとう(^ ^)