キューバという国 オバマ大統領の下で国交回復

アメリカと国交が正常化されたキューバ。

外交に積極的な安倍首相なので、いつかは行くだろうなと思ってたら、もう行くんですね。さすがです。

安倍晋三首相が9月にキューバ訪問を検討していることが分かった。実現すれば、日本の現職首相のキューバ訪問は初めてになる。ラウル・カストロ国家評議会議長のほか、兄のフィデル・カストロ前国家評議会議長との会談を調整する。米国との国交回復で今後、キューバの経済成長が見込まれるのを踏まえ、2国間関係の強化により、日本企業が進出する環境を整備したい考えだ。
出典:8月18日日本経済新聞  安倍首相 9月キューバ訪問を検討 現職で初

社会主義国 キューバ

キューバ。しっかりと、私のバケットリストにも入っています。

キューバとは、今や数少ない社会主義国家の国。社会構造が異なる国の生活スタイル、見てみたいです。

安倍さんが行く前に行きたかったなあ(笑)

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社会主義をうまく機能させている(のかな?)国。個人的にすごく興味が湧きます。

冷戦では、西側資本主義陣営に軍配が上がったことになってますが、暴走してコントロールの利かない資本主義は貧富の格差を拡大させ、諸問題を生じさせているのも事実です。

結局、社会というものは、資本主義であろうと社会主義であろうと、付加価値の再配分の仕方にかかっているということなのでしょう。

つまり、社会がうまく回るかどうかは、構造ではなく、結局のところ指導者の指導力にかかっていると。

ちなみに、キューバという国、冷戦時代においては、人類がもっとも滅亡に近づいたとされるキューバ危機を経ています。

しかし、これもなんてことはない。

アメリカ側にとって、こんなに距離が近い場所にソ連と親密な国家が樹立され、ミサイル基地なんか造られたら大変だと、騒いだだけです。(だったら、南沙諸島だって、こんな状態になる前に騒いでくれればいいのに、と思います。)

 

1492年にコロンブスに発見され、スペイン人の集団が攻め込んできたときは、それこそ、サイヤ人が地球に来たみたいな上を下えの大騒ぎだったでしょう。

その後、スペイン人の奴隷支配に甘んじながらも、砂糖やタバコの生産で大きく発展したキューバ。ついに、スペインへの独立戦争を発起。長らく苦戦したようですが、アメリカの支援があり1902年に独立を果たします。

その後色々あって、フィデル・カストロが1959年にキューバ革命を起こし、その後2011年まで50年以上君臨するわけですが、このフィデル・カストロがアメリカに邪険にされ、ソ連の支援に頼ったことから、キューバ危機は始まっています。

オバマ大統領の下で国交回復

アメリカとの国交を断絶されたキューバですが、時代は代わり、オバマ大統領が公約であるキューバとの国交正常化を推し進め、ついに、フィデル・カストロの弟ラウル・カストロと、歴史的な首脳会談が行われました。

 出典:オバマ大統領、3月に歴史的キューバ訪問へ  (c)AFP

さすが、オバマさんですね。国交正常化なんて、なかなかできないことです。

ところで、肝心の私のキューバ訪問ですが、弾丸旅行のスケジュールがなかなかうまくいきません。

というのも、まだアメリカ経由の航空機が運行されていないようで、さがしても、さがしても、ヨーロッパ経由か、メキシコ経由になってしまい、乗継時間も異常に長かったり、チケット代そのものも異常に高かったりします。
フロリダ半島のすぐ南なんですから、マイアミあたりからフライトありそうなもんですけどね。

この記事をアップした1週間後、55年ぶりにアメリカの民間飛行機がキューバに降り立ちました。
現在、米国の航空会社10社が、ハバナなどへの便の就航を予定しているようです。

考えてみれば当たり前。何のための国交回復だか(笑)

まだアメリカ資本が入らず、自然のままの社会主義文化が残るキューバ。
来年あたりに行きたいなあと、航空チケットを検索する日々が続きます。