ANAビジネスで行くインドネシア5泊6日乗り物三昧ひとり旅 旅費などのまとめ

ANAの特典ビジネスクラスのチケットが確保できたことで、人生2度目のインドネシアを旅してきました。

日程は、相変わらずの弾丸ですが、もしたったひとつタイトルをつけるなら、

「インドネシア5泊6日乗り物三味弾丸ひとり旅」

とでもつけるくらい、さまざまな乗り物に触れ合ったインドネシア旅。

ジャワ島の人口が多く、乗り物手段が充実しているからこそ実現する旅で、プランニングの段階から楽しみの多い、大変充実した弾丸紀行となりました。

そんなインドネシア弾丸旅をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

2024年2月 インドネシア5泊6日弾丸一人旅 全行程

乗り物三昧ということで、街を歩いたのはスラバヤとバンドン。

そして、マランとジャカルタの瞥見のみ。

でも、ブロモ山のツアーにも参加したし、アジア・アフリカ会議博物館にも行けた。

2月の3連休に冬休みを3日くっつけた、たったの6日間でこれだけ行動できれば上出来。

願わくば、冬休みを4日とれれば10連休になるんだけど、これは私をのぞく日本人のDNAの問題だw

限られた時間内で動き回るから旅は楽しい。

そう再確認した旅でした(^ ^)

往復のフライトはANA特典ビジネスクラス

  航空会社 便名 フライト
往き(2/20火) ANA NH871 羽田0:05 ⇒ ジャカルタ6:00
帰り(2/25日) ANA NH836

ジャカルタ6:20 ⇒ 成田15:40

いつもの特典ビジネスだけど、今回変化が2つ。

まず、直前に機材変更があって、座席シートが180度倒れ独立シートのスタッガードから、並び席のクレイドルシートに変わってしまった。

それでも150度くらいは倒れるので、名前のごとく揺かごのように眠りを誘ってくれましたが。

そして、隣席は空席だったので、なにひとつ不自由することはありませんでした。

もうひとつは、これは直前にフライトを変更したこと。

特典ビジネスを変更したのは、私にとって初めての経験。

そりゃそうだ、そんな直前に特典ビジネスなんて余っているわけがない。

なぜ変更したのかというと、往復とも深夜便ではつまらない。

帰りは昼行便にして、景色を楽しむとともに、提供されるお酒をふんだんに試したかったから。

ところが、ふつうに成田行きが残ってた。

ジャカルタ便は人気ないのかな・・・

それはそうと、相変わらずCAさんの気配りは素晴らしく、なんと機内で熱燗まで体験できた未曾有のフライトになりました^ ^

旅費・ホテル代など

さて、旅費はいくらでしょうか。計算してみました。(2024年2月のレートで計算)

用途

利用区間など

費用
飛行機 羽田・成田 ⇔ ジャカルタ 60,000マイル
飛行機 ジャカルタ ⇒ スラバヤ 19,000円
現地ツアー ブロモ山日の出ツアー(Klook) 30,000円
列車 スラバヤ ⇒ ジャカルタ(アルゴスメル号) 20,200円
列車 ジャカルタ ⇔ バンドン(ファーストクラス&エコ) 7,800円
ホテル スラバヤ「アリア・セントラホテル」2泊 10,000円
ホテル ジャカルタ「アートテル・タムリン」 4,500円
ホテル バンドン「サボイ・ホーマン」 5,500円
ホテル ジャカルタ「オールシーズンズ・ジャカルタ」 6,500円

しめて、合計103,500円です。

往復がマイルだったのが大きいですが、なによりホテルが安い。

インドネシアは、まだまだホテルに関してはインフレにおそわれてなくほっとしました。

列車も安いよね。

なので、ブロモ山のツアーはKlookのプライベートツアーをチョイス。

5泊6日の割には、うまくまとまったと思います。

インドネシア乗り物乗り比べ

冒頭でも述べた通り、今回の旅は乗り物三昧。

そして、料金もそれほど高くなく、交通網も充実していて、旅人としては利用しやすい。

飛行機

ジャカルタからスラバヤまで、バティックエアのビジネスクラスに乗りましたが、1.9万円。

エコノミーなら8,000円という破格。

ジャワ島だけでなく、各島に空港は充実しているので、空の便をうまくつかまえれば、もっとハードな弾丸旅ができるかも。

列車

鉄道に関しては、いわゆる庶民が乗る鈍行列車。

そして、2023年10月からジャカルタとスラバヤ間に登場したブルートレイン。

そして、同じく2023年10月から営業を開始した高速鉄道と3種類体験しました。

人口が多い国というのは、大量輸送手段としての鉄道は必須の交通手段。

そして、日本と同じように細長い島国なので、鉄道の重要性はとても高く感じます。

運転本数も多いのでダイヤも正確。

Googleマップにも完全に対応しているので、旅人には利用しやすかった。

バス

バスに乗ったのは、バンドンの高速鉄道駅から市街までの1回だけ。

140円で乗れるのはありがたいですが、乗り心地は最悪^ ^

ドアも開けっぱなしで走るので、要注意。

Grab

インドネシアは、いわゆる配車アプリがUberではなくGrab。

街中、そこらじゅうを走り回ってるので、とても便利。

どうやって、既存のタクシー業界と話をつけたのかなw

ベチャ&バジャイ

インドネシアといえば「ベチャ」。

これの乗り心地は最高。

前面に座るので、バイク群にまじって風切って進むのは快感です。

ジャカルタで体験したのが「バジャイ」。

これは前面でなく、後部座席に座るタイプのオート3輪。

渋滞激しいジャカルタにおいて、貴重な市民の足です。

 

こうして書いてみると、船に乗っておけば、乗り物制覇だったんだな(^ ^)

ブロモ山ツアー

今回の旅で、観光の要素はブロモ山日の出ツアー。

スラバヤの街を午前0時に出発する、東ジャワの定番コース。

今回、通常より1万円高いプライベートツアーにしたので、ガイドさんは至れり尽くせり。

島国で火山も多い、つまり日本と同じ自然環境なので、ツアーを使えば、楽しめるアクティビティは数多い。

地震も頻繁にあるとガイドさんは言ってました・・

まとめ

乗り物に乗って、ツアーに参加して、なんだかお上りさん風の旅だったのかというと、そんなことはない。

歩いた街はスラバヤ、バンドン、ジャカルタだけでしたが、それこそ旧市街を積極的に歩きました。

そこで感じたのは、インドネシアは中世においてオランダに統治されていた植民地時代があったこと。

そして、国民の9割はイスラム教徒で、街中にモスクがあり、一定時間毎にアザーン(お祈りの呼びかけ)が鳴り響くこと。

インドネシアにはボロブドゥールなどの遺跡があるので、ともすれば仏教、あるいはヒンズー教の国かというと実はそんなことはない。

世界で最もイスラム人口の多い国です。

女性も、頭からスカーフを覆っています。

中東ではニカーブと呼ばれる衣装は、インドネシアではジルバッブと呼ぶそうです。

では、イスラム原理的にガチガチかというとそんなこともない。

モスクの隣にバーがあったりして、お酒も飲めます。

信じるものはあっても、寛容ということでしょうか。

私は、インドネシアの、そういう柔軟さが好きです。

インドネシアへの渡航は2回目でしたが、2回ともジャワ島。

インドネシアには、ほかにもスマトラ島、セレベス島、そしてニューギニア島も半分はインドネシア。

バリ島という有名観光地もある。

物価も安いし、気候的にも過ごしやすい。

世界的なインフレ下にある今、長期滞在的な旅をしやすいのはインドネシアなのかな、と思ったりもしました。