ポーランド航空で行く2026GW3泊6日チェコ&ポーランド一人旅 旅費などのまとめ

2026年のゴールデンウイーク5連休を利用して、中欧のチェコとポーランドを旅してきました。

ヨーロッパは2023年2月以来の3年ぶり。

当時は、まだ世界がコロナ明けまもないということで閑散としてましたが、今回の旅はいわゆる「オーバーツーリズム」のうわさを裏付けるようなモノ。

プラハのホテルは高騰し、入場者の大行列でプラハ城に入れず、といった誤算も楽しむような弾丸紀行になりました。

ところで、某国の某大統領に世界が翻弄され、航空券の値段が上がったりと、旅人にとっては、若干向かい風のような時代。

そして、一度上がってしまったコストは、そう簡単には下がることもない。

しかしながら、有史以来、人類の営みは経済を成長させ、物価は上がり続けるもの。

むしろ、それがなかった我が国の過去30年間が異常だったと、悟るしかないかな、と考えています。

それよりも、ゴールデンウイークに駆け足とはいっても、チェコ&ポーランドを旅して来れるなんて、すごい時代になったと思いませんか。

少なくとも、30年前は、それをやろうとすれば、給料2ヶ月分ぐらい吹き飛ばす覚悟が必要だった。

いや、そもそも、5日間で行って帰ってくるフライトプランなんてあったのかどうか。

それどころか、ゴールデンウイークに5連休なんて、なかったはず。

時代には、人それぞれ様々な思い入れがあると思いますが、私にとっては、スマホをタップするだけで、会社を退勤してから飛行機に乗り欧州に出かけ、連休明け出勤前夜に帰ってくる。

要するに、物価は上がっているけど、時代の流れや技術の向上や健全な競争によって、いわゆる利便性も格段に上がっている。

旅人にとっては、お金も大事だけど、それ以上に時間が大事。

なので、今回のような行動が可能になった現代社会に、本当に感謝しています。

そんな3泊6日弾丸紀行をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

2026年GW 3泊6日チェコ&ポーランド弾丸一人旅 全行程

正直、正味4日間で、チェコとポーランドはさすがにあわただしすぎ。

ポーランド1カ国に絞るべきだったのかな、と思ってます。

たった1日で、風のように去ることになってしまったチェコには、再会の誓いを^ ^

ポーランド航空フライトプラン

  航空会社 便名 フライト

乗継ぎ時間

往き

ポーランド航空

LO080

成田22:50 ⇒ ワルシャワ6:05

1時間55分
LO523

ワルシャワ8:00 ⇒ プラハ9:15

 

帰り

ポーランド航空

LO079

ワルシャワ22:50 ⇒ 成田18:30

 

1年前に確保したので、サーチャージ込みで195,000円のチケット。

今だと25万円くらいするかもしれない。

それでも、深夜バスで旅するような絶妙なフライトスケジュールは、現役の社畜旅人にはありがたい。

日本から深夜便の対欧州は、中東情勢により、選択肢が狭まっている。

ポーランド航空は初搭乗でしたが、ワルシャワをハブとした新たなルートに嬉しく思う。

北欧方面やドイツなんかも、このルートで行った方が、時間効率はいいように思います。

旅費・ホテル代など

さて、旅費はいくらでしょうか。計算してみました。(2026年5月のレートで計算)

用途

利用区間など

移動距離

費用
飛行機 ポーランド航空:成田 ⇒ プラハ ワルシャワ ⇒ 成田 17,740km 195,000円
列車 プラハ ⇒ クラクフ 394km 4,743円
列車 オシフィエンチム ⇒ クラクフ 80km 2,930円
列車 クラクフ ⇒ ワルシャワ(ペンドリーノ) 292km 6,253円
バス クラクフ ⇒ オシフィエンチム 70km 1,070円
ホテル プラハ:「アプラス・ホステル」   6,000円
ホテル クラクフ:「ホテル・レジデント」(2泊)   28,470円
合計   18,577km 244,466円

しめて、合計244,466円です。

冒頭にも書いたし、出発前夜の記事にも感想を述べたけど、GWの過去旅において、過去最高をたたきだした旅費です。

食費は入れてないけど、食費代だけで3万円くらいいったと思う。

とにかく、物価は上がり続ける世の中。

なんとか工夫して、資金効率の良い旅を目指したいところですが、このフライトプランで6,683マイルをもらえました。

6,683マイルは1マイル=10円と考えれば6.6万円。

これで、ようやく20万円を切る水準になる、そんな見方もできます。

 

とはいえ、プラハのドミトリーがこのレベルで6,000円というのにはまいった^ ^

翌日がプラハ国際マラソンという特殊日程に重なってしまうという不運はありましたが、ドミトリーで6,000円だと、これからのヨーロッパ旅には、ユーロで貯金しはじめるとか防衛策が必要になりそうですね。

訪れた街

そもそも、正味4日でのチェコとポーランド。訪れることのできた街は4箇所。

では、簡単な感想を。

プラハ

凄まじいオーバーツーリズムでした^ ^

京都と姉妹都市であるのも、なにかの因縁を感じてしまうw

ただ、中欧オーストリアに近い地域性か、世界史ではプラハが舞台となるイベントも数多く(30年戦争など)、歴史舞台をたどりつつ、その背景に想いを馳せるといった旅の楽しみ方ができる街。

さすが、重い中世を乗り越えてきた神聖ローマ帝国を構成していたチェコだと感じました。

しかしながら、たった1日の滞在と観光客の多さが相まって、印象の薄いプラハとなってしまったのが、今回の旅の反省点。

再訪の際は、近郊の街や隣国スロバキアなどへも足を延ばすゆったりプランを、チェコにはぜひとも提供したい。

アウシュビッツ

負の歴史の象徴ともされるアウシュビッツ&ビルケナウ収容所。

この事実から、歴史がまだ100年も経っていないことに驚きます。

ここからさきは、迂闊には言えないけど、ホロコーストの悲劇は、人類に根付いた「同調圧力」と「村八分」が最悪の形で暴走した究極の形。

その反動が、今のイスラエルの姿を生み出しているのか。

いずれにしても、負の歴史を風化させないことが大事で、ポーランドの元収容者の皆さんが犠牲者を追悼し、収容所跡地を保護する活動を行ってきたことに、深く敬意を表したいです。

クラクフ

かつてのポーランドの首都で、大戦では戦火をのがれたことで、歴史ある街の風景が今も残るクラクフ。

こちらも、正味1日の滞在でしたが、石畳の路地をあてもなく散策し、ぼんやりとバロック様式の建物を眺める。

5月の爽やかな空気が、その演出を際立たせてくれました。

観光地ではあるけれど、観光地ズレしてないところがいいですね。

ポーランドの方の国民性なのか、街ゆく人々、レストランスタッフ、バーの兄さん、みなさんそれぞれに落ち着いた雰囲気を醸してました。

いただいた料理で推したいのがこれ。

ポーランド料理の代表格ソーセージ。

ポーランドではソーセージを「キェルバサ」と呼び、実に数百種類以上のバリエーションが存在するとのこと。

肉を大ぶりの塊のまま焼き、ニンニク、コショウなどで味付けしてじっくり燻製・乾燥させる料理法が食感でわかるような歯応え。

味が記憶に残るほど美味でしたが、お値段もワインと合わせて4,700円でした^ ^

ワルシャワ

子供の頃、不思議な社会主義国として習ったポーランドの首都ワルシャワ。

テレビで「レンタイ」などという文字が報道されるたび、いつか行ってみたいと思い、その夢が叶いました。

ナチスに徹底的に破壊されたという旧市街。

しかし、レンガのヒビひとつにいたるまで、完璧に修復したというパステルカラーの建物が並ぶ姿は壮観でした。

ワルシャワで食べたのは、こちらも代表的な料理「ジュレク」。

器である、パンまで食べられる美味しいスープ。

ライ麦を発酵させたという、驚くほどまろやかで奥深い酸味は、それこそ味を言葉にして記憶に焼きつけたい美味しさ。

ワルシャワは最終日。

このあと、空港に戻り帰国したわけですが、最初から最後まで澄み渡った空が印象的でした。

この翌日から、ワルシャワには雨が垂れ込めたようで、恵まれた天気に感謝したい。

まとめ

今回、私のGW旅歴としては初めてのヨーロッパへの渡航。

航空券も、現地でのコストも、アジア旅などに比べて群を抜いてしまったわけですが、帰国して、写真を整理して、ブログを書いて、あらためて旅してよかったなとかみしめています。

もちろん、アジア旅と比較して、というわけではなく、旅にはアジアならアジアならでは、欧州なら欧州ならでは、の旅の醍醐味があるわけで、5月という季節は、それを際立たせてくれた。

夜明けが5時過ぎ、日没が20時過ぎという日照時間の長さに加え、気温が16〜18度前後。

日中上がっても20度を超えるくらいと、日本でいえば初夏の北海道を思わせる爽やかな空気の中、気持ちよく街を歩くことができました。

そして、目の前の景色は、どれも深い歴史観を帯びたものばかり。

プラハ城窓外放擲事件、第2次世界大戦の傷跡、そしてホロコースト。

世界史の教科書を実地検分するような感覚がとても楽しかった。

加えて、食事は美味しい、治安も悪くない。

滞在コストが若干かさむ点を割り引いても、ヨーロッパ各国を、世界史年表をたどるように半年ほどかけて旅したいな、と新たなバケットリストが書き込まれてしまいました。

わずか3泊6日で中欧を旅する人がどれほどいるかわかりませんが、旅の道中、備忘録的にXに投稿していると、同じようにGWを利用してチェコを回ってる方を見かけ嬉しくなることも。

短い旅には短いなりに楽しさがあり、そして時間が短い分、記憶が圧縮され、余韻がいつまでも残るものだ、私はそんなふうに考えています。

国際情勢の不透明さが続き、今後も航空券代には逆風が吹くと思われますが、旅が好きなら、さらに歴史も奏でたいのであればヨーロッパへの旅はかかせません。

とても行動しやすかった5月のヨーロッパ、素直におすすめです。