【成田⇒アディスアベバ】エチオピア航空ET673 毎夜展開仁川のトランスファー

週末弾丸、あるいはそれに休暇を数日たしたくらいが行動半径の私にとって、10日以上の旅は気持ちが高揚するもの。

行き先がブラックアフリカ。

そして、往路最終目的地のモンバサから、さっそく行動が未確定となる私としては非常に珍しい旅のスタイル。

そんなことが相まって、出発数日前からモンバサの街でバス会社を探してさまよい歩く自分の姿を夢に見るという、旅立ち前からアドレナリンが出っ放しの状態だったので、NEXの座席におさまってほっと一息。

サラリーマン旅人の醍醐味は、まずは定時に退社できて安堵。

激務の余韻を引きずりながら、深夜の空港でモードが切り替わり、

機内食で、無事旅立てた実感がわいて幸せを感じる。

このあたりだと思ってます。

エチオピア航空ET673便にチェックイン

さて、フライトは20:40。

その2時間ほど前に成田空港T1に到着したけど、エチオピア航空のカウンターは長蛇の列。

オンラインチェックインが済んでいる私も並ばされかけたけど「荷物は持ち込むけど」というと、ファストレーンに案内してくれました。

要するに、長蛇の列は荷物が多い人の列。

フライトスケジュールは次の通りで、モンバサまでトランジットを1回挟む。

航空会社 便名 フライト

乗継ぎ時間

エチオピア航空 ET673

成田20:40 ⇒ アディスアベバ5:50

3時間30分
エチオピア航空 ET322

アディスアベバ9:20 ⇒ モンバサ11:40

 

さらに、ET673便は、有名なソウル仁川での途中降機がある。

その際、手荷物はすべて持って機を降りねばならないので、キャリーは預け荷物とするのが定石だろう。

しかし、私は、往路では絶対に荷物は機内持ち込みとする。

それはもちろん、ロストバゲージを考慮してのもの。

航空会社のオペレーションがどんなに丁寧であったって、人的に処理がされる仕組みにはミスがつきもの。

初日のモンバサで荷物と離れ離れになってしまっては、弾丸旅が成り立たないのである。

そのために、重量をしっかりと規定範囲内に仕上げてきている。

はかってみると7.2kgと、200グラムほどオーバーしてしまっていたが、黙認してくれたグランドスタッフに感謝。

そして、ケニアのビザを求められたあと、ボーディングパスが発券されました。

そのボーディングパスの原型がこちら。

乗り継ぎ便の分までくれるのはいつも通りだけど、2枚連結状態で発券されるとは思わなかった。

できればこれは、この状態のまま、帰国まで無事に持ちかえりたい(笑)

 

ところで、親切なグランドスタッフは、こんな紙片もくれました。

さっきも書いたけど、この便は、行き先はアディスアベバだけど、ソウル仁川で途中降機する近年では珍しいフライトスケジュール。

いったん降りるけど、機体は変わらない。

私としては、実はET673便にお世話になるのは3度目なので勝手知ったるわけだけど、ありがたく頂戴します。

ゲート前でエボラ出血熱に対する検疫チェックを呼びかけられる

発券のあと、装備の最終点検・・・というと大袈裟すぎだけど、これを怠ると、ほんとに入国できない事例なんかがありそうだから再チェック。

たとえば、陸路国境越えの局面で、ホテルの予約が紙面で提出できないとイミグレ通れない、なんてブログ記事も見かけるから。

えーと、各国のビザに、各フライトのEチケット、ホテルの住所の英字版、そしてイエローカードなど。忘れ物はないよね。

成田空港第1ターミナルの南の最奥43番ゲート。

出発時刻は20分ほど繰り下がってました。

そして、キャリーをゴロゴロ転がしながら、周辺のカフェやショップを冷やかしていると、

突然、名前を呼ばれて我にかえります。

何事かとあわてて43番ゲートに出向くと、エボラ出血熱の感染拡大により、ケニアが検疫を強化しているから協力してほしいとの依頼。

私と同じように呼ばれたのがもう一人で、スタッフの差し出したQRコードを読み込んで入力開始。

ビザの申請と同じように、この手のWEB入力は本当にストレス・・・

名前やパスポート番号、出生国、渡航歴などひと通り入力した後、申請ボタンをクリックして、やはり案の定、Chromeではじかれる。

全てが白紙になって、サファリで全項目の再入力・・・通りました

地球を席巻するGoogleに、それを嫌う諸外国・・・困ったもんですw

とにかく、モンバサ到着時には、上記のQRコードを提示すればいいらしい。

旅立ち前のドタバタは、これですべて完了しました。

ET673便ボーディング&機内食

20分繰り下がった出発時刻も、ようやくボーディング開始。

アディスアベバでの乗り継ぎ時間は、デフォルトで3時間半もあるから、心配はいりません。

隣のゲートには、3ヶ月前にお世話になったポーランド航空ワルシャワ行き。

内装を入れ替えたのかな、と思うくらい綺麗なET673便の機内。

搭乗率は80%くらいです。私は爆睡する予定で、通路側を選んでますが、隣席は空席です。

乗客は韓国系50%、アフリカ系30%、日本人20%という感じ。

まずはソウル仁川まで1,442kmのフライト。

すっかり仁川にハブ空港の役目を奪われた感があるけど、地理的に見ても仕方ないのかな。

エチオピア航空の就航都市。

戦火のおさまりが見えない中東を経由しなくても、世界を股にかけることができるエアライン。

そして、機内安全ビデオが流され、

いよいよ離陸です。

風向きの関係か、いったん太平洋上に出てUターンするコースでした。

仁川までは2時間足らず、さっそく機内食が提供されます。

飲み物も目移りするけど、ここは赤ワインで、無事旅立てたことを祝うとしましょう。

経験だと、この機内食は、仁川で降りずにアディスアベバまで直行する旅客には、仁川を出発してすぐの機内食も配られる。

つまり、通しで乗る人は、夜食に2度出会えます。

それを幸福と考えるかどうかは、その人の境遇によるんだろうけど、貧乏性の私は、いただけるものは基本的に平らげる主義。

仁川後のメニューが何なのか、現段階ではわからないけど、美味しくいただいたチキン弁当。

仁川経由なので、キムチまでついているのが嬉しい。

ケーキと一緒に食べることについては、賛否両論があろうかと思いますが。

ここにきて、ようやく、日常からの脱却を実感しはじめました。

機内特有の轟音にかるく耳を圧迫する気圧。

それらを感じながらいただく酒と機内食は、間違いなく日常から非日常への扉。

忘れずに、この旅のために用意しておいたマラリア予防薬も飲んでおきましょう。

帰国後も7日間飲む必要があるので、今日から19日間連続で服用します。

2本目の赤ワインを飲み終わり、旅立ちの実感をかみしめていると、機は朝鮮半島上空へ。

そして、前方モニタに映し出されたノーズランディングギアが、しっかりと仁川空港の滑走路をとらえました。

仁川空港に着陸です。韓国旅行としても、トランジットとしても、縁の多い仁川空港。

時計を見ると時刻は23:20。定刻のようです。

毎夜展開されているET673便の仁川空港トランスファー

さて、ここが目的地の乗客もいれば、スルーしてアディスアベバまで行く乗客もいれば、別の便に乗り換える乗客もいる、深夜の途中降機。

いずれにしろ、全乗客は、すべての手荷物を持っていったん機から降ります。

降りるだけならなんてことないんだけど、このあとセキュリティチェックがあります。

7年前の南アフリカへの旅の時も体験してるんだけど、なにかシステム変わってるだろうか。

グランドスタッフが、随所に配置され、旅客が迷子にならない配慮は相変わらず。

前回は、セキュリティチェックだけでなく、搭乗券まで差し替えられたけど、今回はセキュリティのみ。

つまり、2枚つながったボーディングパスはそのままです。

無事にセキュリティを通過。毎夜こんなことが行われてるんだよね。

成田で買ったボディソープや日焼け止めがクリアできてちょっとしたスリルだった。

深夜の仁川空港エアスターアベニュー。

アフリカ大陸を目指してるのに韓国をのぞき見してるような、背徳というかこそばゆい感覚。

深夜の仁川空港途中降機イベントでした。

ふたたびET673便に乗り込みアディスアベバへ

同じ便名だけど、ところかわって0:20発のアディスアベバ行き。

客層もだいぶ入れ替わった感覚。韓国系の人がほとんどいなくなり、アフリカ系や欧米系の乗客が一気に増え、異国感が増します。

かつては、途中降機が当たり前だった時代もあるそうだ。

私はそんな時代知らないけど、長距離列車が途中駅で休憩する感覚で、ダイレクトに着いてしまうより旅してる感が増すと感じるのは私だけだろうか。

おそらくは、機内が清掃され、ブランケットや枕が新品に変わっているであろうET673便の機体。

さて、極東アジアでのイベントはこれまで。

あれに乗り込めば、いよいよ東アフリカ旅が始まります。