対馬から壱岐へ フェリー「きずな」乗船記【対馬一人旅 #12】

レンタカーを返却して、厳原港フェリーターミナルにやって来ました。

これから、2日間滞在した対馬に別れを告げて、壱岐に渡ります。

厳原港ターミナルの様子

さて、昨日瞥見しておいたターミナルにやって来ました。

乗るべき船は15:25の壱岐経由博多行きです。

定員のある乗り物には、早く乗り場に来てしまう、弾丸旅行者の習性。

出航1時間前にターミナルに来ましたが、昨日チケット売り場の女性が言っていた「全然乗れますよ。」の言葉通り、がらんとしていました。

昨日確認した時刻表。私は郷ノ浦行きに乗りますが、芦辺という地名をなんと難しい字体にしていることか(^^)

チケットを買います。クレジットカードも使えます。

購入したチケット。名前が入っているのにはびっくり。中国のようです。

乗船申込書の名前を、係り員が端末に打ち込んだのだろうか。

料金は、厳原ー郷ノ浦で2,400円。

郷ノ浦に到着するのは17:30。2時間5分の船の旅です。

 

ところで壱岐には、フェリーやジェットフォイルの発着する港が3か所あります。

これから向かう「郷ノ浦」が壱岐でもっとも人口が集まっている町ですが、そのほかに、「芦辺」「印通寺」の計3つに港があります。

厳原からのフェリーは、「郷ノ浦」か「芦辺」へ寄るもののみ。

これから乗る船も、15:25出航で郷ノ浦経由博多行き。

しかるに、私の今夜の宿は「印通寺」にとってあります。

それは、なぜかというと、帰りは「唐津」経由で帰ってみたかったから。

「唐津」というのは、玄界灘に面した佐賀県の漁港。

その「唐津」行きの船は、「印通寺」港から出港するからです。

今回の旅は、対馬と壱岐がメインテーマですが、そこを立ち寄るルートを行きと帰りで工夫することで、旅の楽しみは何倍にもふくれあがります。

待合室から厳原港を眺めます。

向こう側の道路は、朝通った豆酘崎へ通じる道。

それにしても、全然乗客が現れません。出航まで20分を切っても、10人に満たず。

博多からのフェリーが到着しました。これが折り返し、博多行きになります。

船の名前は「きずな」。

クルマも積めるフェリーです。

でもジェットフォイルなら、航行時間はフェリーの半分。旅客は、そっちを利用するのかな。

乗客はほんとに少なく、10人ほどが列になって船に乗り込みます。

フェリー「きずな」船内の様子

比田勝まで乗ってきた「うみてらし」にもよく似たつくり。

清潔できれいな船です。

キャビンは、雑魚寝がメインのようです。

毛布も借りれます。

自販機は「うみてらし」よりメニューは豊富。

それにしてもガラガラだ。

多客期(いつが多客期か知りませんが)には、このカーペットが満員になるのだろうか。

8畳ほどのスペースを独り占め。

本日は祝日なんだけど、休日だからこそ、こんなにすいているのかもしれない。

椅子席に座ってる人は、一人もいません。

厳原港を出港 壱岐・郷ノ浦まで2時間5分の船旅

フェリー「きずな」が岸壁を離れます。壱岐・郷ノ浦まで2時間5分の船旅。

乗船客がいないんだから、見送る人もなし。

フェリー「きずな」は、「いつものことだよ」といわんばかりに、無造作に港を出ていきます。

と思ったら、左舷には手を振っている人がいました。

船が島から離れていく光景は、なんともいえません。

島から島へ。旅の醍醐味だと思います。

今回の旅も折り返しを過ぎ、帰途についているわけですが、まだ前途があるような錯覚。

移動する旅の楽しさです。

対馬にはたった2日の滞在だったのに、なぜか1週間くらいいたような気がする。

韓国人が一人もいない対馬なんて、コロナ前ではありえなかったでしょう。

対馬の素顔を見れる、いいタイミングで旅したのかもしれません。

日本が誕生するときから、歴史にその名が刻まれてきた対馬。

「比田勝へのフェリー」にはじまって、「韓国展望所」 「比田勝から厳原の路線バス」 「厳原町歩き」 「八幡宮神社」 「万松院」 「豆酘崎」 「和多都美神社」 「小茂田浜神社」と、神代の時代から現代にわたって歩き回りました。

「あなご丼」「対馬バーガー」も食べました。

対馬の旅、思い残すところなく大満足です。

甲板からの眺望に、対馬の島影が完全に姿を消しました。

キャビンに戻ります。誰もいない椅子席。

カーペットでごろ寝できる船旅は、なんて贅沢なんだろう。ふとそう思います。

窓の外をフェリーが通過。姉妹船かな。

郷ノ浦港到着 タクシーで印通寺へ

左舷前方に、平べったい陸地が現れました。壱岐です。

第一印象、対馬に比べると、ほんと平らに感じる。

郷ノ浦港に到着です。

壱岐に来ましたね。もちろん、訪れるの初めてです。

実は、目線はパーキングのほうを追ってます。タクシー拾えるかな・・・

タラップが伸びてきて下船です。

ちなみに、乗船客はほとんど博多まで行くようで、壱岐で降りたのは、私のほかに老夫婦2人だけでした。

私を壱岐まで運んでくれたフェリー「きずな」。

15分の係留のあと、博多に向けて出航していきます。気をつけて。

さて、私はと言えば、ここ郷ノ浦から印通寺まで移動しなくてはなりません。

今夜の宿泊は、印通寺の宿「割烹旅館 網元」です。

事前に調べてきたので、この時間バス便がないのはわかってます。

なので、タクシー1台くらいいないかな・・と期待してましたが、いません。

でも、電話をかけると、「印通寺の網元さんですね。5分くらい待っててください。」と親切なタクシー会社。

タクシーは、ほんとに5分ほどで来てくれて、助かりました。

実は、さきほどのタクシー会社との電話で「印通寺」が「いんつうじ」ではなく、「いんどうじ」であることを知ります(^^)

対馬で見慣れた標識「国道382号」をかすめて、タクシーは郷ノ浦から印通寺へ。

狭い壱岐です。郷ノ浦から印通寺まで約10キロ。15分ほどで到着しました。

今夜の宿泊は「割烹旅館 網元」。

料理が自慢の宿です。今回の旅で唯一の贅沢。

どんな料理が提供されるのか、楽しみです!(^^)!

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