北朝鮮の大地を目にしたら平壌名物の冷麺を食べてみたくなった話【韓国旅行記2023 #5】

DMZツアーへの参加で、今回の週末旅の目的の大半を消化。

達成感とかるい虚脱感をともなう、不思議な感触を楽しみながら、バスでソウル市街に戻ってきました。

北と南はこれからどうなるのか。

実際に、北朝鮮の大地を目にしたばかりなので、なんとなく哲学的な境地に入りましたが、時刻は14時過ぎで、つまりお腹がすいています。

ここは、ガイドさんもすすめていた、北朝鮮平壌名物の冷麺を食べてみたくなり、ホテルに荷物を置いて、ホテル裏の庶民的韓国食堂に入りました。

明洞カルグクスで食べた「ざるそば」

目星をつけていたというより、ホテルから徒歩圏内で、一番近いところにあった麺を食べさせるお店。

場所はこちら。今夜の宿「コリアナホテル」のすぐ裏です。

さて、食べたいのは冷麺。

しかし、メニューにはない。しかたなく「ざるそば」をオーダー。

運ばれてきた「ざるそば」。なんと日本そっくりw

DMZツアーのガイドさんが言ってた。

「ざるそば」と「平壌冷麺」は別物ですよ。

平壌冷麺ではないけど、冷たそうで、美味しそうな「ざるそば」じゃないですか。

まさか、ソウルにこんな「ざるそば」があるとは。

キムチがついてるのは、いかにも韓国^ ^

麺つゆが、けっこうさっぱり味。

でも、これ、なんだろう・・わさび?

これで味付けできます。

その「わさび」をたっぷりまぜて、食べる「ざるそば」。こりゃ、美味しいわ(^ ^)

キムチも美味しいし、

若干、甘めの味付けのたくあんもなぜかマッチする。

こんなに美味しい「ざるそば」は久しぶり。名前はなんていうんだろう?

そもそも、この店は韓国麺料理の定番「カルグクス」の店。「カルグクス」も食べてみたい。

ごちそうさまでした。

ノーマークだった「ざるそば」が、こんなに美味しいとは。

会賢駅近くで食べた「平壌冷麺」

さて「ざるそば」も美味しかったけど、やっぱり北朝鮮の後だから、「平壌冷麺」を食べたい。

そこで、会賢(フェヒョン)駅近くの、けっこう有名店に入りました。

これは翌日のランチの話。

フェヒョン駅付近は、ソウル駅にも近いので、雑踏そのもの。

それをかき分けていくと、この細い間口。

ほんとにここ?って感じです。

場所はここ。有名店ではないのかもしれないけど、「平壌冷麺」がメニューにあるらしいので。

これ、けっこう、入っていくの勇気入りますよw

おそるおそる入っていった私を見届けると、ていねいに奥の席を案内してくれたご主人。

ちょうど昼食どき。とても賑わってました。

やっぱり有名店なのかな。サインがいっぱい飾ってあります。

日本人も、いっぱい来てそうでした。

そして、運ばれてきた「平壌冷麺」。

麺は、昨日食べた「ざるそば」より、少し色が薄い。

ここに、各種調味料をのせて食べるんですね。

乗っかってるのは、お肉にきゅうりに白菜にゆで卵。

ラー油(辛味噌?)のような調味料を少しのせていただきます。

うん、美味しい。

この調味料、クセになります。美味しすぎるw

これが、北朝鮮人民が愛する「平壌冷麺」ですか。

この肉はなんだろうね。麺によく合う肉。

白菜と思ったら、大根かな。

涼しさを感じさせるための真鍮の器も、たしかに気分を盛り上げます。

そもそも、私が「平壌冷麺」のことを知ったのが、5年前の「南北首脳会談」。

この史上初の会談で、晩餐として食べていた「平壌冷麺」が、とても美味しそうだった。

平壌冷麺は0:40あたりから出てきます。

ちなみに、私は歴史の動きに興味があるだけで、この2人が好きなわけではありませんw

 

ごちそうさまでした。

満足して、お店を出ます。

冷麺が名物の北朝鮮。

本日のソウルは気温が24度。

冷麺を味わうには、ちょうどお手頃な気候だったけど、氷点下にもなる真冬でも、皆さん食べてるんだろうか。

ふと、そんな疑問が浮かんだ「平壌冷麺」でした。

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