DMZツアーへの参加で、今回の週末旅の目的の大半を消化。
達成感とかるい虚脱感をともなう、不思議な感触を楽しみながら、バスでソウル市街に戻ってきました。
北と南はこれからどうなるのか。
実際に、北朝鮮の大地を目にしたばかりなので、なんとなく哲学的な境地に入りましたが、時刻は14時過ぎで、つまりお腹がすいています。
ここは、ガイドさんもすすめていた、北朝鮮平壌名物の冷麺を食べてみたくなり、ホテルに荷物を置いて、ホテル裏の庶民的韓国食堂に入りました。
明洞カルグクスで食べた「ざるそば」
目星をつけていたというより、ホテルから徒歩圏内で、一番近いところにあった麺を食べさせるお店。
場所はこちら。今夜の宿「コリアナホテル」のすぐ裏です。
さて、食べたいのは冷麺。
しかし、メニューにはない。しかたなく「ざるそば」をオーダー。
運ばれてきた「ざるそば」。なんと日本そっくりw
DMZツアーのガイドさんが言ってた。
「ざるそば」と「平壌冷麺」は別物ですよ。
平壌冷麺ではないけど、冷たそうで、美味しそうな「ざるそば」じゃないですか。
まさか、ソウルにこんな「ざるそば」があるとは。
キムチがついてるのは、いかにも韓国^ ^
麺つゆが、けっこうさっぱり味。
でも、これ、なんだろう・・わさび?
これで味付けできます。
その「わさび」をたっぷりまぜて、食べる「ざるそば」。こりゃ、美味しいわ(^ ^)
キムチも美味しいし、
若干、甘めの味付けのたくあんもなぜかマッチする。
こんなに美味しい「ざるそば」は久しぶり。名前はなんていうんだろう?
そもそも、この店は韓国麺料理の定番「カルグクス」の店。「カルグクス」も食べてみたい。
ごちそうさまでした。
ノーマークだった「ざるそば」が、こんなに美味しいとは。
会賢駅近くで食べた「平壌冷麺」
さて「ざるそば」も美味しかったけど、やっぱり北朝鮮の後だから、「平壌冷麺」を食べたい。
そこで、会賢(フェヒョン)駅近くの、けっこう有名店に入りました。
これは翌日のランチの話。
フェヒョン駅付近は、ソウル駅にも近いので、雑踏そのもの。
それをかき分けていくと、この細い間口。
ほんとにここ?って感じです。
場所はここ。有名店ではないのかもしれないけど、「平壌冷麺」がメニューにあるらしいので。
これ、けっこう、入っていくの勇気入りますよw
おそるおそる入っていった私を見届けると、ていねいに奥の席を案内してくれたご主人。
ちょうど昼食どき。とても賑わってました。
やっぱり有名店なのかな。サインがいっぱい飾ってあります。
日本人も、いっぱい来てそうでした。
そして、運ばれてきた「平壌冷麺」。
麺は、昨日食べた「ざるそば」より、少し色が薄い。
ここに、各種調味料をのせて食べるんですね。
乗っかってるのは、お肉にきゅうりに白菜にゆで卵。
ラー油(辛味噌?)のような調味料を少しのせていただきます。
うん、美味しい。
この調味料、クセになります。美味しすぎるw
これが、北朝鮮人民が愛する「平壌冷麺」ですか。
この肉はなんだろうね。麺によく合う肉。
白菜と思ったら、大根かな。
涼しさを感じさせるための真鍮の器も、たしかに気分を盛り上げます。
そもそも、私が「平壌冷麺」のことを知ったのが、5年前の「南北首脳会談」。
この史上初の会談で、晩餐として食べていた「平壌冷麺」が、とても美味しそうだった。
平壌冷麺は0:40あたりから出てきます。
ちなみに、私は歴史の動きに興味があるだけで、この2人が好きなわけではありませんw
ごちそうさまでした。
満足して、お店を出ます。
冷麺が名物の北朝鮮。
本日のソウルは気温が24度。
冷麺を味わうには、ちょうどお手頃な気候だったけど、氷点下にもなる真冬でも、皆さん食べてるんだろうか。
ふと、そんな疑問が浮かんだ「平壌冷麺」でした。