ブロモ山クレーターの上から砂漠を見下ろし何かを叫ぶ【インドネシア旅行記 #4】

目の覚めるような朝もやの中の砂漠を拝められて大感激^ ^

このプライベートツアーは続きがあり、これからその砂漠の中を歩き、ブロモ山の噴火口まで登ります。

ツアー代は、1人参加のため3万円とかなりはったけど、やむなし。

でも、これらのアクティビティを考えれば十分満足いくものです。

キングコングヒルからブロモ山クレーターのふもとへ

日が昇りきると、さすがに暑くなる。

峠の茶屋みたいなキングコングヒルのカフェに、借りたジャケットを返します。

そして、ふたたび4WDに乗りこんで、

一気に、フライパンの底のような砂漠まで下ります。

おお、ここが、未明にデッドヒートが繰り広げられたダートコース。

迫力あるなあ・・・

アクティビティに4WDが使われてるとこは、たいていトヨタだよね。

日本人なので、ちょっと嬉しい^ ^

意外と苦行だった噴火口までの道のり

さて、ここからブロモ山噴火口まで歩くわけですが、

その前に、なにこれ??

素敵すぎるよ・・・

日の出も素晴らしかったけど、自然の美しさははかり知れない。

こんな美しい風景に出会うと、撮ってもらいたくなる。

時刻は午前7時。

ちょうど、この盆地形状の砂漠の底に太陽があたるころ。

だから、360度見回しても、どこにも朝もやがおりてる。

インドネシアのジャワ島って、すごい島だったんだね。

お見それしました。

しかし、噴火口の入り口まで、距離にして2km。

ガイドさんに「馬に乗るかい?」と聞かれて、「いや、歩く」

と強がったのが悔やまれる。

というのも、砂地なので、足をとられてけっこう疲労感がある。

そして、観光馬が、容赦なく私を追い抜いていく。

観光馬に乗ってるのは、ほとんどが中国人観光客だった。

中国人の女の子もふつうに乗ってるよ。

キングコングヒルでもそうだったけど、日本人はここでもレアらしい(^ ^)

ここにも峠の茶屋みたいなのが出現するけど、まさかあそこまで登るのかい??

あの最後のはしごみたいなのはエスカレータかな・・・

ここに来て、観光馬をチョイスしなかったことを、大きく後悔^ ^

半分以上歩いてきて、なかなかゴールが近づかない。

「帰りだけ馬に乗ることできるの?」「それは無理」

みんなふもとからチャーターしてるんだから当たり前だよね。

午前8時。クレーターの大地に霧が降り立って、かつてイスラエルのラモンクレーターで見たような光景になってる。

昨日まで降り続いていた雨で、水がしみ込んでるというのもあるんだろうけど。

ようやくふもとに到着・・・

そして、よく見れば、エスカレータではなく、階段だった・・・

なぜか、この瞬間、5年前に登った敦煌・鳴沙山がデジャブった^ ^

あのときも、遠くから見たら、エスカレータに見えたんだよなw

さあ、でも、もう一息。

頑張って登ってしまおう。

ここまで馬で来た連中をごぼうぬき。

そして、ときどき、下を振り返って、自分に満足感を与える。

ブロモ山クレーター遊歩道からなにかを叫ぶ!

数えてみたら250段ほどあった階段。

考えてみれば、このガイドのお兄さんは、毎日のようにここを登ってるのかな。

聞いてみると、そうでした(^ ^)

噴火口をのぞけば、このとおり。

ブロモ山のクレーターもかなりの大きさと聞いてるけど、そうなると、阿蘇山の火口はとてつもない大きさなんだな。

日焼け止め必須の日差しの強さ。

ガイドさん曰く、火口の底まで見える今日は本当に運がいい。

そして、2月の雨季にもかかわらず、この天気。

しかも、昨日まで土砂降りだったという、運の良さ。

幸運をかみしめながら、地形を観察。

あそこが、4WDをおいてきたパーキング。

あそこから歩いてきたのか、と勝手に感心していると、

「あの辺一帯、雨が降ると、ぜんぶ川になるんだよ」とガイドさん。

なるほど、水流こんがあるわ・・・

さえぎるもののない絶景に、大声でなにかを叫びたくなるw

実際、やってる人もいた^ ^

インドネシアと日本は、たしか、同じ環太平洋火山帯の仲間。

阿蘇山も、もっと世界にアピールすればいいのにと思う。

風が適度にふいて、灰をよけてくれるから、常に火口を見下ろせる。

そして、私の側が、常に風上。

あまりに、幸運が重なりすぎてコワイ。いきなり噴火したりして。

この若いガイドさん。いろんなことを教えてくれるし、親切なお兄さんでした。

ありがとう!

エクササイズの後のブレックファスト

日が上がりきると、もやもなくなって、きれいな砂漠が広がる。

この美しい風景を目に焼きつけて、クレーターをあとにします。

 

火の神を祀ってるヒンズー教のほこら?

早朝から、気持ちのいいエクササイズでした。

若いガイドさんは、人をのせるのもうまい。

今回のプライベートツアーはこの会社です。

本当に親切にしてくれました。ありがとうございます。

viator.com

 

そして、ふたたび、みたび、砂漠のデッドヒート。馬とも競争。

午前9時。おそらく提携されてるレストランで、プライベートツアーは終了。

お腹空いてるから、ガンガン食べるぞ〜

ガイドさん、お誘いしたけど、ダメみたい。

ガイドさんの英語わかりやすいので、もっと話したかったのに、残念。

ビュフェ形式のレストラン。

あまり、たいしたメニューはなかったけど、とにかく空腹。

チキンに卵が美味しい。

インドネシアのスープもgoodでした。

そしてオレンジジュースを飲み干します。

さいさきの良かった、インドネシア弾丸旅2日目です。