スラバヤから列車で10時間半かけてやってきた、インドネシアの首都ジャカルタ。
そして、インドネシアの独立記念塔のすぐわきにある、ジャカルタ・ガンビール駅。
コンパートメントの旅で、身体的な疲労感はまったくないものの、ジャワ島の西から東へ移動してきたという実感や達成感が、イメージ疲労のような気だるさを産んでいる。
正直、昨夜のように、バーでお酒をあおりベッドで寝入りたい気分。
こうなることを想定して、駅に近いルーフトップバーのあるホテルを予約しておいた。
群がってきた運転手との交渉もそこそこに、タクシーに乗り込みます。
このホテルの動画はこちらです。
立地&コスパ抜群、しかし不気味な「アートテル・タムリン・ホテル」
立地と夜景の見えるバーがあるというだけで予約した「アートテル・タムリン・ホテル」。
タクシーで駅から数分。
玄関前についてみれば、なんだか西洋のお化け屋敷のような様相。
チェックインして、2Fにあがっても、なにやら奇妙な絵が。
一瞬、荒木飛呂彦先生のジョジョ3部オインゴボインゴ兄弟の漫画を思い出した(^ ^)
いったい?どんな趣向なんだろう?このホテル?
目はチカチカするし、電気を消せば、たぶん不気味w
これも何かの芸術なんだろうな・・・
アートテルって、世界的に展開しているホテルチェーンではなく、単純にアートという意味だろうか。
ちなみに、タムリンは、ホテル目の前のストリートの名前、ていうか、この辺り一帯の地名。
この壊れてる椅子・・・
最初は、これもデザインかと思ったけど、ほんとに壊れてた^ ^
でも、1泊4,500円だからいいかw
世界的なホテル価格の高騰は、インドネシアにはまだ押し寄せていないようでした。
トイレも、シャワールームも広くて清潔。
4,500円で十分元がとれるホテル。
では、シャワーを浴びて、お酒を飲みに行きましょう。
ジャカルタの夜景を一望 ルーフトップバーからの眺め
エレベータ前にもこんなスタチューが置いてある。
このホテルは、客をビビらせるのが趣味ですか(冗談ですw)
さて、ルーフトップバーは7階です。
クローズなのかな?と思ってしまうようなダークな空間。
ほんとに、お化け屋敷の中を歩いているよう・・・
鏡があるので、さらに増す臨場感・・・
おっと、意外とドレスコードにうるさそう。
でも、取り越し苦労。
Tシャツ&短パンの私を快く迎え入れてくれた「アートテル・タムリン」のバーでした。
うわー、綺麗な夜景だ。
さてさて・・・お、いろいろあるな。
値段は、まあまあ。ちなみに10万ルピアは約950円です。
とりあえず、ハイネケン、といこうと思ったけど、昨夜もハイネケン。
ここは、イスラム国家なのにお酒を提供してくれるインドネシアに敬意を表して、インドネシアビールのビンタンビールといきますか。
2024年2月22日が無事に終わろうとしています。
ビンタンビールでジャカルタに乾杯!
さて、ビールを置いて、夜景を眺めますが、初めて来たジャカルタ。
どちらが都心の方角なのかがわからない。
でもジャカルタは人口1100万人。
ビルも多く、夜景も綺麗です^ ^
ビール飲んだら、急に空腹に。
考えてみれば、アルゴスメル号のランチから何も食べてない。
つまみをオーダーすると、チキンバスケットが出てきました。これで十分です。
でも、お肉を口にすれば、ワインが飲みたくなるよなあ。
ほろ酔いでルーフを散歩。
1泊4,500円のホテルとは思えない、とても静かなバー。
アートは不気味だけど、立地もいいし、掘り出し物だと思う。
ときおり、耳をつんざくような雷が鳴るのでビビるw
気分がよくなって、もう一杯。
なにオーダーしたか忘れた。
でもライムがあるところを見ると、テキーラかな。
いやあ、いい雰囲気だったルーフトップのバーでした。
お会計は約50万ルピア。4670円なり。
宿泊費より高くなっちゃったw
パスポートを預けるスタバ
ぐっすり眠って快適な寝覚め。
バーの賑やかなノイズがあっても、眠れるのが私の得意技。
ホテルの外装も、朝のさわやかな光で眺めれば、芸術的に見える。
では、スタバにでもブレックファストをとりにいこう。
一番手近なスタバに入ったんだけど、ビルインだったからか、入り口でパスポートを預られ、少々躊躇する。
国によっては、入るのあきらめたかも。
預かり証はくれたけど、戦国時代の武士が、刀を召し上げられた気分で落ち着かない。
味のしない朝食になりました(^ ^)
この不思議なホテル「アートテル・タムリン・ジャカルタ」の場所はこちらです。