ベチャと徒歩でめぐるスラバヤ旧市街&サテのランチ【インドネシア旅行記 #1】

さて、羽田からジャカルタまでANAのビジネスクラス。

そして、ジャカルタからスラバヤまで、バティックエアのビジネスクラス。

雲上人のような優越感で、インドネシア第二の都市スラバヤまでやってきましたが、ANAはマイルなので、かかったお金は羽田までのリムジンバス1,400円と、バティックエアの19,000円のみ。

2万円そこそこで、中世の貴族のような厚遇を受けつつ、日本から6,000kmも離れた街に来れる。

ほんとにいい時代に生まれたと思う(^ ^)

そんな感慨に浸りながら、スラバヤ空港のコンコースを歩きます。

スラバヤ空港からクーポンタクシーでホテルへ

まずはホテルへ。

あれが、クーポンタクシーのカウンターかな。

そして、タクシー乗り場へ。

クーポンタクシーなので、たぶん割高なんだろうけど、交渉しなくてもいいのはラク。

200,000ルピア(2,000円)でした。

いまのところ、なんの緊張感もなく行動してます。.

荷物を運んでくれる、クーポンタクシーのお兄さん。

30分ほどで、スラバヤ市街の中心へ。

モスクが目に入って、ようやく旅心地がわいてきたw

アリア・セントラ・ホテルにチェックイン

アジアではなく「アリア」セントラホテル。

街の中心に近く、それなりに大きく目立つホテル。

1泊5,000円とリーズナブルなのに、重厚なカーペット。

窓からの眺めもいい。

今夜からいちおう2泊する部屋。

いちおう2泊という言い方をしたのは、今夜は午前0時発のナイトツアーに参加するから。

だから、ベッドでぐっすり眠れるのは、事実上1泊だ。

1泊5,000円でも、ちゃんと水も紅茶もコーヒーもある良心的なホテル。

そして、スラバヤの街歩きは、実質的に今日の午後しかない。

相当暑そうだけど、街歩きに繰り出すとしましょう。

スラバヤの街歩き開始

こんな言い方は失礼だけど、スラバヤという街は、インドネシア第二の都市といっても、見どころが多いわけではない。

私としても、ブルートレインに乗るためにスラバヤに来たようなもので、あと付けで目的を探す形になって申し訳ない。

でも、古い「地球の歩き方」を見れば、街の北のほうに旧市街があり、チャイナタウンがあり、そしてスラバヤ市民の憩いの場となっているスナンアンペルというモスクがあるらしい。

ホテルからだと、こんな道のり。約4kmほど。

気温は30度越え。真冬の日本から来た身にとっては、少々この蒸し暑さがこたえる。

誰かの像。

なにも現れない刺激のない道を歩いてたけど、旧市街に向かってるせいか、少しづつ、街の香りがしてくる。

サテのランチ

店の軒先で、豪快に炎が上がってるな、と思って近づいてみると「サテ」を焼いているのでした。

サテとは、インドネシアの庶民料理。

焼き鳥のようだけど、部材は鳥だけでなく、いろんなものを使うらしい。

眺めてると、店の女主人が「入れ、入れ」という仕草をするので、ランチにすることにした。

にこやかな女主人がいろいろ聞いてくるけど、「チキン」以外はわからん。

ムスリム一家みたいだから、豚は出てこないと思うけど、おまかせしました。

とりあえず、冷たい水一本。

ムスリム一家だから、当然ビールはありません。

出てきた、焼きたてのサテ。

ライスも。

いやあ、辛くて美味しいわ。たぶんチキンのような気がする。

固さと柔らかさが同居した、不思議な焼き鳥。

完食ですっかり体力回復。

美味しかったサテ専門店は、こんな感じのお店です。

ベチャに乗ってチャイナタウンへ

ふたたび、汗をかきかき、歩きはじめるスラバヤの街。

どんな町であろうと、初めて訪れる街を歩きはじめるのは楽しく、快感が沸き起こる。

私のこの感性は、地球上どの場所でも発動する。

私は、自分のこの感受性を愛してるから、旅が好きなんだろうと思う。

とはいうものの、前評判通り、なんの変哲もない町。なにもない・・・

汗だけは、ひたすら吹き出してくるので、コンビニでタオルを買いました。

そして、出てきたところに待ち構えていたベチャ乗りのお兄さん。

暑さに負けて、乗ることにしました。

インドネシアのベチャ、久しぶりだ〜

他のアジアの国のリキシャと違うのは、前乗り。

だから、けっこうスリルあります。

いくらだったかな・・・たしか10000ルピアくらい渡した気がするけど。

踏切を渡り、

バイクとデッドヒートをくりひろげるベチャ。

ラクだし、涼しいし、楽しい。

ようやく旧市街らしき、街並みが現れます。

そして、あのゲートがバザールとモスクがあるらしいスナンアンペル。

そして、チャイナタウンの前で下ろしてもらいました。

スラバヤのオールドタウンを歩いてみる

どこからがチャイナタウンで、どこがオールドタウンなのかわからないけど、この辺りなのは間違いなさそうだ。

おお、なんとなく雰囲気出てきたよね。

ドライフルーツ屋さんが並ぶ旧市街。

なんだろ? このガス燈みたいなランプ。

これが、路肩にいくつも並んでる。

意外とオシャレだったスラバヤの旧市街。

こういうところを歩きながら、日が落ちていく。

旅の醍醐味だよね。

昨日まで仕事してたんだから。

スラバヤの買い物事情

このあと、スナンアンペル・モスクを見学して、早くもホテルに戻ります。

スナンアンペルの様子は次の記事にて。

ところで、夕暮れとともにホテルに戻るのは、今夜は事実上徹夜になるから。

午前0時出発のナイトツアーに参加するためです。

ふたたびベチャに乗って、スラバヤの中心へ。

そして、ホテルに着く前にスーパーに寄ります。

吉野家が入ってた大きなスーパー、ていうかデパート。

なんでも売ってます。

さすがにお酒はない。

今夜のお夜食を仕入れて、

ホテルに戻りましょう。

蒸し暑いスラバヤの夕暮れ。

気温はまだ33度もある。2月なのに・・・南半球なので当たり前かw

ホテルに帰ってきました。

5時間後には出発だから、お酒は・・・まいっか

でも、眠くなってきた・・・

昨夜も2時間くらいしか眠ってないし、いま眠ったら、午前0時なんて起きられない。

がんばって、目を開け続けます^ ^