さて、一休みしたところで、街を散策に出かけましょう。
街といっても、ウオーターフロント。観光客用の再開発エリアです。
これが、フロントでもらったマップ。
赤い丸が私のいるホテル。
その右上の青い丸のエリアがウオーターフロントで、警備もしっかりしているので、カメラを提げても歩けるエリア。
そして、右下の茶色い丸がケープタウンのダウンタウン。
本来なら、こういうところを歩いて、街の素顔に触れたりするのが旅の醍醐味なんですが、「地球の歩き方」にも、このダウンタウンには、本当に危険な場所もあるみたいなので、やっぱり、近づかないほうが無難。
まずは、ウオーミングアップ代わりに、ウオーターフロントを散歩してきましょう。
ところで、現在18時。この時期のケープタウンの日没は20時近く。
弾丸旅行者にはありがたい季節。
テーブル湾のナイトクルーズなども催行されているみたいだから、参加してみようか。
多国籍観光エリア ウオーターフロントを歩く
ウオーターフロントが安全な観光スポットとはいっても、そこに行くまでは油断できません。
ホテルから、ウオーターフロントの入り口まで、1キロ弱。10数分かかるでしょう。
ウオーターフロントに入るまでは、浮浪者だっているわけですから。
常に周りをキョロキョロし、「警戒してるぞ」オーラを出しながら(笑)、ようやく、ウオーターフロントの入り口付近に到着。
ほっとして、後ろを振り向くと、テーブルマウンテンの姿がくっきりと。
ここが、ウオーターフロント入り口。
やれやれ、ここに入ってしまえば、もう安全だ。バッグからカメラを取り出します。
人種、国籍問わず、世界中の人がいるって、そんな感じの場所です。
これが、テーブル湾クルーズ用の船ですね。
このクルーズは、ウオーターフロント・アドベンチャーズといい、数種類の船が係留されています。
サンセット・クルーズは何時から?と聞くと、19時との答え。
現在18時半。タイミングもいいので、乗ってみますか。
黒人スタッフに、また後で来るよ、と言って、また散歩。
ウオーターフロントそのものの広さは、そんなに広くはありません。
ただし、出店しているレストランや、お店の数はハンパないです。
今夜の夕食は、サンセットクルーズが終わった後、ここで食べることにします。
それにしても、テーブルマウンテンが、その全容を見せはじめました。
今日行きたかったけど、仕方ない。あと3日のうちに、晴天が続いてくれれば。
今日は木曜日なので、地元の人たちはまだビジネスアワーかな。
この中が、デパートのようになっていて、有名なブランドショップなどが、多数出店されているようです。
当然のようにマックもあり、
こちらは、イタリアンレストラン。
こちらは、ステーキハウス。
南アフリカのワインはおいしいと聞いているので、楽しみです。
すっきり澄み渡ったテーブルマウンテン。
どうやら、山火事は鎮火したみたいなので、よかった、よかった。
ウオーターフロントは、港を挟んで2箇所に分かれており、向こう側に見えるのはサイロ地区。
明日参加する予定のロビン島ツアーは、サイロ地区から出ます。
暑くもなく寒くもない、気持ちのいい散歩。
ふと下を見下ろすと、サンセットクルーズに、人が並びはじめてます。
テーブル湾のサンセット・クルージング
私も320ランド(約2,500円)を払って、乗り込みました。
大西洋のクルーズははじめてだ。
乗船客も多国籍舞台。
出航です。所要時間は1時間半です。
お、酒もあります。
今日はもう、クルマ運転しないし、あとでいただくとしよう。
あれがサイロ地区のロビン島博物館。クロックタワーもありますね。
出航しても、船の甲板から降りない人たち。このままずっと、クルーズするつもり。
クルーが、行程を説明しはじめました。
続々と、サンセット・クルーズが出発しています。
横から見ると、ほんとにテーブルのような形をしてるね。
黒ビールをいただいちゃいました。
テーブルマウンテンに乾杯!
酒飲んでるの私くらいかな。
アザラシ?アシカ?
このブイは、なんのためにあるの?アザラシのため?
イルカも見れるそうですが、見れるかな。
20時近くになって、太陽が沈みはじめます。
おお、テーブルマウンテンの見事なシルエット。
陽が影って、少し肌寒くなりました。それでも、海風に当たり続ける人たち。
みんな、もうタオルを被ってますよ。
日中の暑さがウソのように、一気に風が冷たくなった、そんな感じです。
6時間前、ケープタウン空港に降り立ったときは42度だったのに。今は、20度前後でしょう。
この人たちは、イルカ発見隊。
さっき、いたらしいけど、私は見そびれてしまいました。
これは、船上でふるまわれたシャンパン。
夕日が大西洋の向こうに沈みます。
シャンパン片手に、夕陽を眺める人たち。
今日は、実は絶好のテーブルマウンテン日和だったんじゃない?
街に灯りが灯りはじめました。
ケープタウンは、南アフリカ共和国第二の都市なんですよね。
あれは、サッカースタジアムですね。
刻々と、空の色と、街の灯りが変わっていきます。
ただ眺めてるだけでも楽しい。
今、私は、地球の反対側にいるんだ、そんな感傷もよぎります。
地球の裏側でも、三日月は鑑賞できます。
なんか、不思議な気分だ・・・