今回の旅のテーマは、初のLCC利用。Peachです。
LCCを使って、1泊3日(というのかな)の弾丸旅行が可能なのか、実体験です。
LCCといえば、たしかに安いけど、飛行時間は中途半端。例えば、日本を夕方に出て、現地到着深夜とか。
これは、時間のたっぷりある学生さんとか向きで、現役世代弾丸旅行者にはなかなか利用用途はないかな、なんて勝手に思い込んでました。
でも、調べてみるとあるもんですね。
Peachの上海弾丸往復スケジュール
航空会社 | 便名 | フライト | |
---|---|---|---|
往き |
Peach | MM899 |
羽田2:50 ⇒ 上海5:05 |
帰り |
Peach | MM898 |
上海1:05 ⇒ 羽田5:00 |
こんな感じだから、まさに国内旅行のようなスケジュール。
しかも、往きを金曜の深夜、帰りを日曜日の週末にしても、料金は23,950円。
機内食が出ないことを考えると、極端に安いわけではありませんが、何事も体験。
現地1泊、そして、朝帰りでそのまま出勤という弾丸日程ですが、初夏の上海を味わってきましょう!
上海の変貌が楽しみ
ところで、米トランプ大統領就任後、一気にきな臭くなっている東アジア情勢。
そんな状況下、また行くのか、と周囲に言われましたが、あんまり関係ないです。
私の旅は、基本的に政教分離。その国の政府が、どんなことを考えてようとも、また国民の価値観や信条がどんなものであろうと、それらをひっくるめて旅を楽しみたい。
最初は韓国にしようとも思ってましたが、さすがに今はコワいな(笑)
ちなみに、上海に行くのは2度目。前回は1997年でしたから、ちょうど20年前。
当時の上海は、バブル前夜ともいうべき活況で、いたるところでビルが建設される一方、大通りを一斉に自転車が走り抜ける光景は、とても新鮮で目に焼き付いたのを覚えています。
その時、テレビ塔の上から撮った写真がコレ↓
ちょうど、外灘のあたりを見おろしていますが、まだ、そんなにビルは多くありません。
どんなふうに変貌を遂げているでしょうか。それを見るのがとても楽しみです。
深夜の羽田空港にて
さて、4月中旬の金曜日。いつも通り、目いっぱい仕事をして、自宅で休憩。
京急の最終便で、羽田に向かいます。2:50発、上海行きPeach便、しっかり載ってます。
Peachのチェックイン
Peachのチェックインカウンターは、羽田国際線ロビーの一番端。Aでした。
日本人ばかりかと思ってきましたが、中国人や欧米人の割合の方が多かったです。
京急の最終便と書きましたが、正確には、最終便の2本前。
電車が着くたびに、行列が増えます。
ふつうにチェックイン完了。「10キロを超える荷物は持ち込めないので注意してくださいね」ぐらいで、LCCだからといって、特にいつものチェックインと何ら変わることはありません。
ちなみに、Eチケットは印刷せずに来ましたが、簡単に発券してくれました。
しかし、搭乗時刻は2:25。眠くなりそう~
現在の時刻は午前1時。せっかくなので、深夜の羽田空港を見学しますか。
日本の文化ですね。
江戸小路です。でも、深夜の今は、ほとんどの店が閉まってる。
深夜の羽田空港展望デッキ
展望デッキに出てみました。
ここに来るのは初めて。でも、満月がよく見えるだけで、どうということもない(笑)
しばらく夜景を眺めてから、戻ります。
結論、深夜の羽田は、時間をつぶす遊びの要素は、あまりないようですね。
それよりも、睡眠をとっておきましょう。
みんな、シートに横になっているもんだから、席の確保が難しい。
結局、眠らないまま搭乗開始。
機内はほぼ満席。でも私の隣は空席。
小ぶりな機体ですが、清潔だし、モニタがないことや、シートがあまり倒れないことを考えても、特に気になりません。
Peachのイメージカラーはピンクですが、シートカラーは紫っぽかったです。
上海浦東国際空港に到着
上々な乗り心地で、あっさり上海浦東空港に着きました。結局、一睡もしませんでした。
さあ、どうなることやら。
夜明けを迎える上海浦東国際空港。
上海浦東空港は2回目。到着便として使うのは初めて。
大した行列ではないですが、中国の入国、時間がかかります。
1時間ほどかかって、ようやく入国。両替しようとしたら、係員、寝てやがる。私も眠い・・
時刻は6時過ぎ。両替所が開くのが7時なので、それまで眠りますか。
4か月前に大連に行った時の中国元の残りが700元ほど残ってたので、それで十分かなとも思いましたが、念のため両替しておきます。
若干、元安になってますね。ほんと、このアプリ便利。
上海リニアモーターカー初体験
さて、今回の旅の目的はLCC初体験ですが、上海に来る以上、他にもいろいろあります。
まずは、昨年1月に体験しようとして、手持ちの元が尽きて乗れなかった
リニアモーターカーです。
最高速度430キロで、地上を走るなんて、考えただけでも武者震いします(笑)
乗り場はあちらですね。
普通席は50元。VIPは100元。奮発してVIPにしました。
当然、保安検査があります。
日本も、リニア中央新幹線が登場するときは、保安検査するのでしょうか。
私は、現在の新幹線でもするべきだと思っています。
朝早すぎて、客が全くいない。
電磁石のコイルをもじった柱。ユニークです。
やはり、観光名所なんですね。みんな写真の撮りあいっこをしています。
2等車の車内。全然乗客がいない。
そして1等車。こんなにガラ空きなんだったら、2等車で十分でした(^.^)
「地球の歩き方」にも、この列車はアクセスというより観光用という書かれ方をしています。
いざ、出発。鋭い加速です。けっこう、上下振動が激しいな。
みるみる加速し、あっという間にトップスピードへ。
私が乗った車両には、車内の電光掲示板に速度が表示されていないので、何キロ出ているんだかわかりませんが、たしかにこいつは速い。
並行する高速道路のクルマを、あっさり追い抜いていきます。
後で知ったんですが、このときの速度は300km。430km出す時間は限られてるそうです。
わずか7分30秒で、30キロ離れた龍陽路駅に到着。
こんなにガラガラじゃ、ひょっとしたら赤字? 資本力の高さを見せつけられるような体験でした。
ちなみに、速度430kmを体験したときの記事はこちらです↓
地下鉄2号線で南京東路駅付近のホテルへ
駅の外に出て、地下鉄2号線に乗り換えます。
何と読むのかわかりませんが、日本語では龍陽路となるみたいです。
土曜日の朝ですが、活動をはじめる中国人。
予約しておいたホテルは、豫園や外灘に近い立地でチョイス。
南京東路という駅で降ります。
地上に上がるとこんな感じ。
補修用の柵に竹材を使っています。
予約したホテルは「バロン ビジネスホテル」。久しぶりに、Hotelsドットコムで予約。
なんか、直近の利用から1年以上経過すると、ポイントがパーになるみたいなので。
南京東路駅から、徒歩数分ですが、最初は役所かなにかに間違えて、気づきませんでした。
チェックインはできませんでしたが、荷物は預かってもらえます。
上海の街は、中心部を流れる黄浦江で西と東に分かれます。
今、私がいるのは黄浦江のすぐそば、外灘の近くです。
ところで、今日の予定ですが、上海といえば水郷。バスで行ける距離に水郷の町がたくさんあります。
これから、バスに乗って、水郷の町をたずねるつもりです。
では、若干睡眠不足ではありますが、週末の上海観光、行ってまいります!