高台から眺めるスース旧市街 リバト&ダール・エシド【チュニジア旅行記 #18】

さて、スース旧市街の中を当てずっぽうに歩いてみましたが、旧市街の全容を高台から眺められる場所が、ここメディナの中にいくつかあるようなんです。

その前に、ケバブを買って、ホテルの部屋の中で食べましょう。

※いきなり、高台に行きたい方は、こちらからどうぞ(笑)

「ホテル・パリ」にチェックイン&ケバブのランチ

ケバブ屋さんが、たくさん並んでいます。

 

目移りしますね。

まあ、人だかりがしているところで食べれば、問題なし。これは、日本も同じです。

ケバブは、私の大好物。見てるだけで、涎がでちゃいます(^.^)

値段は忘れちゃったけど、こんなに安くていいの、って感じの値段です。

さて、そのケバブを大事に持って、ホテルへ。

やっぱり、ホテルは立地だよな。

安宿とは思えない造り。

 

部屋は、やっぱり安宿でした(笑)

でも、これで十分です。どうも、暖房はなさそうだけど。

こだまするアザーンを聞きながら食べるケバブは、最高です。

食べ終えて、このバックパッカーに人気があるという、この「ホテル・パリ」を少し探検。

  

安宿と言ってるけど、ちゃんと個室だし、それで1,300円なら言うことありません。

ていうか、こんな好立地な場所で、採算取れてるのかな。

 

さて、腹も満たされたところで、再び旧市街の散歩。

グランドモスク

まずは、要塞のようなグランドモスク。

 

最初は、入り口がわかりませんでした。

入場料は無料。金曜日は礼拝のため、観光客が入れるのは午前中のみ。

今日は、木曜日です。

こういう太陽光線は、私の苦手。どうしても、白飛びしちゃうんですよね。

いくら撮影しても、上手くならない。

なので、私は曇り空のほうが好き。

メディナの入り口に設けられたグランドモスク。

要塞のようだ、ではなくて、851年に建てられた当時は要塞だったそうです。

   

チュニジアでは、唯一ミナレットを持たないモスクだそうです。

 

したがって、礼拝の呼びかけアザーンは、隣のリバトから流すそう。

スース旧市街を一望 リバトの塔からの眺め

では、グランドモスクの隣、そのリバトを訪れてみます。

こちらは入場料が必要。8ディナールです。

入り口に、荷物検査場がありましたが、私の姿を見ると、「いいよ、いいよ。」という感じで検査もせずに入らせてくれました。

 

入った感じは、グランドモスクと変わりません。

しかし、このリバトの真骨頂はこの塔にあります。

修復工事中のようですが、私の姿を見ると、工事を中断して、中に入れてくれました。

狭く急ならせん状の石段を上がっていくと・・・

おお、これはすごい・・・

 

眼下に、スースのメディナが広がります。8ディナール(≒304円)分の価値はあります。

さっき、中に入ったグランドモスクも見下ろせます。

 

その向こうの港までも。

たしかに、ここからなら、敵の侵入をいち早くキャッチできますね。

 

向こうに見えるのは、スース考古学博物館。スース旧市街でもっとも高い場所にあるそうです。

あとで、行ってみましょう。

旧市街って感じですね。この中で、最も古い建物って、どれなんだろ?

  

みなさん、衛星放送のアンテナを構えてますね。

高さ38m、塔のてっぺんの足場は、実はとても狭いです。

柵があるから落ちる気はしませんが、高所恐怖症の人だとヤバいかも。

  

こちらは、新市街方面。

青くたたずむ地中海。スースの別名は「サヘルの真珠」。サヘルとは沿岸部という意味です。

 

  

塔を降ります。ほんとに急なので、気をつけないと危ない。

それに、下から人が上がってきたら、すれ違えない・・

2階部分の散歩。

  

マーケットの様子がうかがえます。

 

メディナで最も古い建物リバトでした。

 

リバトを出ました。

迷路のような旧市街

リバトから、城壁の北辺に沿って、西に300mほど行くと、「ダール・エシド博物館」があり、そこでも、高台からスースを一望できるそうです。

リバトから300mとは言ったものの、迷路のようにいりくんでいる旧市街。

 

mapsmeなしで、たどりつくのは不可能でした(笑)

こういう立派な家の門を見学したりするから、すぐに方角がわからなくなります。

なにが、3.5ディナールなんだろ? 水? だとしたら高い。133円って。

ほんとに迷路のようです。

ちなみに、気温は暑くもなく寒くもなく、ちょうどいいです。たぶん、15度くらい?

ようやく、城壁の北辺を見つけました。

これに沿っていけば、「ダール・エシド博物館」にたどり着くはず。

スースの大邸宅「ダール・エシド博物館」

ようやく、入り口を見つけました。

入ると、門番の人から、ガイドブック(というか、紙片)を渡されます。

英語バージョンをもらっても、半分くらいしかわからず・・

建物は、なんと928年に建てられたメディナでは最も古い建築物の一つになります。

 

持ち主がお亡くなりになり、19世紀の中流家庭の様子を模した博物館に復元されたもの。

ただの博物館より、面白いかも。

 

実際に触れるし。

ほんとに中流家庭? だいぶ上流階級に見えるんですけど。

タイルのモザイクも素晴らしい。

 

上に上がれるようです。

途中にカフェがありました。今でも実際に使っていそうです。

さらに上へ。

またまた広がるスースの旧市街。

 

こちらは城壁の外。

テラスになっていました。

  

塔があります。登れるのかな・・

 

登れました。さっきのリバトの塔よりも、さらに足場は狭い。怖いです。

さっき登ったリバトの塔より高い。

もとの住民は、毎日この景色を眺めていたんですね。

 

高台から眺める町並みは美しい。夜は、どんな風景になるのかな。

  

足元は狭いし、柵も低い。立ちくらみでもしたら危険だ。

こういう建築物って、どうやって造るんだろうね。

ダール・エシド博物館を出ると、猫がいました。

旧市街に、猫が多く生息しているのは、万国共通のようです。

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